カテゴリ:恋愛系
ソニーデジタルエンタテインメントさんのサイト(「ヒトコト」など)で短期連載していた恋愛童話「パン屋の娘」が昨日完結しました。
まだしばらくはケータイで無料で読めます。 ぜひ http://micamica.net もしくは http://hitokoto.mobi にどうぞ! 絶賛年末進行中の内藤ですが、昨日、近所の占い師、ステラさんとランチしました。 ステラさんには未来が見えることがあるらしく、 ふたりで未来の話をしました。 それでいろんなことを考えました。 この「パン屋のむすめ」は、私が息子のために書いた物語です。 息子は要領よく生きていくことができないタイプです。 たとえば中学受験のときに、某中学では受験終了後にアンケートを書かせます。 そこには第1志望校、第2志望校などと志望校を書かせる欄と、 「うちの学校に受かったら入学しますか?」などという質問が。 息子の少し前を歩いていた塾のイニシャル入りのリュックを背負ったメガネの背の高い男の子は、 「ママ、ほんとはここは滑り止めだけど、第1志望ってことにしてアンケート答えておいたよ。これでいいよね?」 と大人びた口調で母親に話しかけていました。 うちの息子はというと・・・ 「え? 正直に書いたよ? 他の学校の名前を第1志望に・・・」 とのことでした(≧∇≦;;;←別に私は怒ってはいませんよ。 こんな息子はときどき損をしているようです。 でもウソつくことが苦手だし、真っすぐに生きてます。 私はそんな真っすぐな人が、真っすぐであり続けることができるような そんなお話を書いてみたい、と思いました。 私が書く小説はヒロインは自爆したりしてつらい思いをしがちです。 あえて苦しい恋、ダメな男に走るヒロインも多いです。 彼女らは人から見ればアホに見えるかもしれない。 でもただ純粋に真っすぐにその男の人に恋をしている。 私はそれを、美しい姿だと思っています。 この世では正直に、マジメに生きている人が、時々、だまされたりして、 苦しむことがありますし、正直者がバカをみるという言葉があるように、 まるで正直であることがいけないことのように思われることもあります。 もちろんケースバイケースではありますが、 私は正しい人こそ最後に幸せになるべきだと思っています。 そんな願いをこめて。 この恋愛童話を書きました。 社会は厳しい話も多いし要領のいい人が幅を利かせがちだけど でも物語の中では、私の願いどおりの世界があってほしいと思ったのです。 息子がノンストップで読んでくれて、 このお話はとても好きだ。 そう言ってくれたのが、うれしかったです。 これは珍しく(というか初めて?)私が、願いを込めて書いた物語です。 <あらすじ> パン屋のむすめさんはとても可愛くて、村の人たちにモテモテでした。 近所の工場の工員の無口な男の人が、毎日パンを買いに来るようになりました。 いつもありがとう。 むすめはそれをうまく伝えたいけれど、うまく伝わりません。 無口な男は、直接的にはむすめに好意を伝えてはきません。 でもむすめはある日気づくのです、彼はいつも自分を支えてくれることを・・・ 気づかれなくても小さな親切を続けている人に。 振り返ってもらえなくても誰かをそっと想い続けている人に。 できれば読んでいただけたらな、と思います。 ケータイ小説のひとつの進化のカタチ。 内藤なりに出した小さな答えのひとつが、これです。 内藤からのささやかなクリスマスプレゼントです(≧∇≦)/☆*゚ ゜゚* 恋愛童話、「パン屋のむすめ」。 こなつさんのイラストが何点も入っていて、 ものすっっっっっごく可愛いです!!!! この「パン屋のむすめ」のポストカードが全国のCDショップやカフェの ポストカードコーナーで無料配布されています。 (≧∇≦)見つけたあなたは、ぜひどうぞ♪ まだしばらくはケータイで無料で読めます。 ぜひ http://micamica.net もしくは http://hitokoto.mobi にどうぞ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年12月04日 20時06分09秒
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