カテゴリ:宮城県の菓子(郷土菓子含む)
2009.2.20
写真の太白飴は、蒸かし釜にお湯と麦芽少々(補助剤)と餅米一俵を入れ、 よく混ぜ合わせた後に8時間置くんだそうです。 そうして出来た液体を絞ってから煮詰めて作るんだそうです。 一緒に写っているアイボリー色の粉は、細かく挽き割ったウルチ米を炒ったもの。 飴の乾燥を考えた心遣いから袋に入れて.いるとのことです。
太白飴は仙台市内にある仙台駄菓子のお店やお菓子屋さんのほか、 登米町などのお菓子屋さんで製造販売されています。 宮城県人にとっては、とてもポピュラーな飴。 味はお店それぞれなのですが、 共通するのは、餅米本来の甘みが生かされていると言ったところでしょうか。 パッケージは↑。 明治17年創業の文字が麗々しく掲げられています。 さて、この太白飴の名前は 仙台市南部郊外にある標高320.7mの太白山から、とったんだそうです。
仙台の太白山から中国にある道教ゆかりの太白山に想いを飛ばして、 つまりは道教の登仙*にあやかって、 「太白飴には延命長寿の願いが込められている」なーんて言ったら、 それって、私の考えすぎーっ? * 不老不死の仙人になること。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 3, 2019 01:48:59 PM
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