カテゴリ:宮城県の菓子(郷土菓子含む)
2009.3.20初公開
岩出山の「道の駅」で見つけた落雁2種。 白が、しそ落雁。茶色が、こうせん落雁です。
面白いなと思ったのは、白い落雁に青紫蘇を入れてあること。 もちろん「しおがま」の影響を受けての青紫蘇使いなのでしょうけれど、 遠慮があるのか、菓子の商品名は「しそらくがん」。 茶色のこうせんらくがん(商品名)は、麦こうせんの落雁です。 秋田県南地方出身の私は、麦こうせんを宮城に来てはじめて知りました。 いまでも鄙びた風情の土産物屋さんに行くと、大きな袋入りの麦こうせんを見かけます。 宮城の人に「麦こうせんって、おいしい?」と聞くと、 「うーん。。。」と、ビミョウな答えが返ってきます。 注)こうせん落雁は仙台市内、仙台駄菓子のお店でも、それぞれに製造販売されています。
さて下の写真は登米町で見つけた、麦落雁(商品名も)です。 ↑の麦落雁は登米町で見つけたにもかかわらず、 気仙沼のお菓子屋さん製造のものでした。 気仙沼―南三陸地方で作られているというところが、私の興味を引きます。 というのも宮城ではその昔、南三陸地方で、主に大麦から作った麹で 味噌が作られていたようですから。
それでは最後に、落雁の写真をもう一つ。 写真があまりよくないのですけれど、 向かって右下の白い落雁に入っているのは黒ゴマです。 宮城県内とはいえ、仙台から遠く離れると「しおがま」の影響が薄れるのでしょうか。 青紫蘇ではなく、黒ゴマ! 幾つかある落雁説を思い浮かべると、 黒ゴマというのは確かに。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 3, 2019 01:50:59 PM
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