明日は健康診断なのに
明日は健康診断なのに、職場の後輩がどうしても聞いてほしいことがあるといって相談にきたので、夜9時過ぎてから、・・・行きました。もちろん、コミュニケーションの媒体は・・・酒です。 彼は、過去から母親が病気で入退院を繰り返していて、本年中ごろには息子が交通事故で骨折って、その後に奥さんが脳梗塞で入院して、その看病している間に、実父が自宅前の交通事故で頭を強打して意識不明になっていて、その実父の回復が殊の外悪くて、医療機関からも疎んじられて、転院を迫られていて、もう大変な状態だそうな。 最近の医療機関は、医療制度改革かなにか知らないけど、急性期医療とかいって、2週間程度入院したら、「とにかく一度退院してください。」、といってくるらしい。退院っていっても、自宅で療養できるほどは回復していないので、結局他の病院を探すのだけど、その病院が次を世話してくれるわけではないので、自分で入院可能な病院を探すことになるのだけれど、奥さんは脳梗塞の後遺症で、家事さえも今ひとつ任せられないし、子供は学校に行くし、しばらくの間は、嫁さん方の実家のお母さんに来ていただいて世話になっているようだけど、向こうの生活もあるのでいつまでも世話になることも出来ず、仕事を休んで、病院探しに奔走しているのであります。 明日は健康診断で、胃の検査をする人は、9時以降に飲み食いしては行けないといわれたけれど、始まったのが9時過ぎで既に戦争は始まっているから、胃の検査は受けないこととして、じわじわとやっていたけど、話しが深刻すぎてシラフでは聞けないので、ついつい酒も進んで、夜もすっかり更けてしまった。 最終的に、痛飲したあげく、日付変更線を超えて今が昨日か昨日が今日かが不明な状況で時間だけが過ぎても、結論はどうしょうもなく終了。 彼は、明日は(今日は)もう帰れないし、仕事は休むとしてカプセルに宿泊。もちろん私は、健康診断もあって仕事は休めないけど、同じカプセルに宿泊。 健康診断の前の日に限ってなにか事件が起きる。後輩の窮地を救ってやれないジレンマがあってどうしょうもないが、それにしても、話しぐらいは聞いて、彼の心の癒しにならなければ・・・、と思う。 でも、今回の健康診断では肝機能検査は相当悪い結果がでるでしょなぁ、先週から体調に気をつけて、酒量を減らしていたのに、残念。・・・まあ、普段の生活に基づく健康診断結果を出す、なんて心の整理をつけて、一件落着、かな。