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カテゴリ:映画
今日は久しぶりに映画を見ようと決めていた。
見るのはもちろん2週間限定公開のマイケル追悼映画、 "マイケル・ジャクソン THIS IS IT"!! 前売券の売り上げが絶好調らしく、 公開日の昨日はそこら中のメディアで引っ張りだこだったねえ。 で昨日眠る前、 もし早く起きたら今日の朝イチでほぼ公開が終わってしまう、 アメリカ版「アトム」も見ようと思っていたけれど、 起きたのは朝9時半。 上映開始時間は9時45分だったからまったく間に合わずで、 昼まで洗濯をしたりしてやり過ごす。 「はなから行く気ないべ!!」 と自分にツッコミながら。 さて目指す上映開始時間は午後3時だったので、 2時過ぎには家を出て愛自転車カルロスJr.で橋本に向かった。 しかし途中で重大なことを思い出す。 夜にa~ha仲間の須永夫妻と会う予定なのだが、 渡すはずのa~haのチケットを忘れてきてしまったのだ!! 行動の主要目的を忘れるという大失態。 しかも気がついたらケータイも忘れており、 映画館でのマイケルポスター撮影も出来ないことが決定的。 いやあボケボケだ。 MOVIX橋本に着くとそこは異様な熱気に包まれていた。 見渡すとそこは中高年層がたむろしている。 まさかマイケルを見にきたのか!? と一瞬考えたのだがそれは本当に一瞬であった。 その時、館内にアナウンスが流れる。 「3時上映の"沈まぬ太陽"は満席です!!次回の上映はまた空きがあります!!」 そう渡辺謙主演の映画の熱狂だったのだ。 上映時間が3時間を超え途中で休憩が入るという大作だ!! 渡辺謙が挨拶で涙を流しているシーンはふみをも見たよ。 あれにみんなやられたな・・・凄いな渡辺謙。 それにしてもMOVIX橋本が満席だなんて初めての光景。 日本映画の底力を見せつけられたぞ。 こりゃあふみをも見ないといけなそうだが、 今日はふみをはマイケルデー!! いつものように下のアルプスで紅茶花伝ミルクティーを買って、 今回は10月で切れてしまうMOVIX招待券で入場。 今までたくさん映画を見てきたご褒美でマイケルを見る。 大画面に出てきたマイケルは、 まだ生きているかのような錯覚をするほど、 あの変わりのないマイケルであった。 ふみをはこれでもミュージシャンなので、 バックバンドばかり見てしまっていたのだが、 とにかくマイケルの過ごさを改めて思い知らされた。 "今夜はビート・イット"のオープニングの軽いドラムは、 シーケンサーで流していたのは解ったけれど、 基本はマイケルがすべてを掌握しているのだ。 この部分はブレイクを入れてなど、 マイケルがキューを出して曲が始まり終わる。 当たり前のようなこのマイケルが凄い。 本気で見入ってしまった。 全編にシーケンサー流してそれに合わせて踊って歌う、 なんてどこかで考えていたふみをは恥ずかしくなった。 彼の創ろうとしているコンサートはそんなもんじゃあなかったのだ!! セットも本当に豪華。 メインの楽曲は1曲ごとにセットが変わって、 そこに大画面のスクリーンが重なり、 バックダンサーが踊り劇を奏でる。 またそのスクリーンには別撮りの映画並みの映像が流れ、 花火が上がる。 それにしてもバックバンドが当たり前のように上手い。 アルバムの音を完全再現してそこに新しい解釈が加わる。 このリハーサルを見れば見るほどに、 マイケルの死が早過ぎると残念に思った。 チケットを買った人の無念が見えてくる。 映画がどうのとかではなくて、 やはりマイケル・ジャクソンが凄かった。 ぜひ気になる人は見た方がいい。 さてブログ後半は客席の雰囲気を伝えようと思う。 "沈まぬ太陽"ほどではないにしろ平日の昼間なのに、 たくさんの人が見にきていたのはいいのだが、 ファンそうではないであろう高年齢層が目立っていた。 邪推だけれど渡辺謙を見にきたけれど、 次回上映まで待てないから今日は話題の映画見て帰ろう、 的な人が多かったのかもしれない。 ライブのように盛り上がれとかノリまくれ!! とまで言わないけれど少しぐらい頭でリズム取るぐらいは欲しい。 しかーし、 前列に見える人々の頭は微動だにしない。 もちろん笑いの出る映画ではないけれど、 音楽モノなんだから観客も少しはアクションが欲しいよなあ。 ふみをは一人ノリノリで見ていたけれど、 純日本人なのでどうしても動きも小さくなってしまうという、 残念な結果がここに。 地方都市ではない都心の映画館の方がいいかもねえ。 ライブ感を少しでも味わうのであればさ。 またミッドランドで演奏したことのある曲も多数!! "ブラック&ホワイト"はリハーサルできっちりと、 "ヒール・ザ・ワールド"はエンディングでしっかりとかかったぞ。 つや消しミッドランドで演奏して、 歌詞がほとんど適当だった"今夜はビート・イット"なんかは、 今回はマイケルと一緒にちゃんと歌わせてもらいました!! そうそうマイケルが音程をはずすという珍しいシーンもあった。 演奏の返しの音のバランスが悪かったのだけれど、 このシーンを見て逆にマイケルの音程の良さと、 いかに録音したとおりに歌っているかが見れた。 パフォーマーとしての存在ばかりが大きくなってしまっていたけれど、 やはり歌が当たり前のように上手い。 今まで何度も見てきた生歌シーンは、 なんの違和感もなく見てきたもんな。 えらく感動して劇場を出て、 ロビーでウロウロしていると大変なチラシを発見。 それは緊急公開と題された"ムーンウォーカー"のチラシだった。 MOVIXはマイケルバブルに完全に乗っかる覚悟のようだ。 乗せられているとは解っていても、 「見に行くかいねえ!!」 と心を決めたふみをであった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.10.31 23:07:56
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