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カテゴリ:エトセトラ
![]() 豊作のまず手はじめは土づくり。(企業の場合は人づくり) 珪酸、石灰、苦土、マンガン、鉄、リン酸などから成る「ケイカル」という 粒状の肥料を撒き、春雨でほど良く拡散した頃にトラクターで耕す。 珪酸は稲の茎や葉を丈夫にして倒れにくくしたり、いもち病や葉枯れ病、 病害虫に対する抵抗力を高めるらしい。 また、鉄分はその欠乏による根腐れを防ぎ、石灰分は土の酸性を改善する。 その他にも、光合成を促進させる効果もあるようだ。 企業の中にも様々な人材が居て、それぞれに働きをしている。 0.5ヘクタール程に施肥をしながら、良い会社づくり、良い経営について あれこれと考えつつ、心地よい春風のなか農作業に精を出す。 この「ケイカル」の販売元は何と鉄でお馴染みのJFEであった。 そう言えばきのう、製鉄所では籾殻の炭素化したものを溶融鉄の温度を 下げないために利用することを聞いたばかりである。 「ケイカル」の成分・鉄とJFE、「ケイカル」の成分と会社の人材、 思わぬところで点が線となる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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