【ブルーリボンサービスの流儀】　　　　　　　　　　　　　　　　　　

使い走りに行った信用金庫のキャッシュコーナー。

ＡＴＭの衝撃的な画面を見て仰け反ってしまった。

黒地に赤と黄色の文字のけばけばしさは、それ自

身が怪しげな雰囲気を醸し出している。不審や不

安、脅威を煽っているようなデザインに周章狼狽。

振り込め詐欺への警告の効果はいかほどであろ

うか。

さて、振り込め詐欺には４つのパターンがあるらし

い。信頼性を利用した「還付金等詐欺」は、税務

署員や社会保険事務所職員を装うもの。尤も社

会保険庁が詐欺の親玉みたいなものだから、の

っけから信用はしていない。二つ目は、家族への

愛情を利用した、ご存知「オレオレ詐欺」。まさか

と思いつつも、わが家では最も騙される可能性が

高い。三つ目は、人の弱みにつけこむ「架空請求

詐欺」。いかにもありそうな名称の団体を名乗っ

てハガキが送りつけられてくる。これはゴミ箱に

捨てればよいので簡単。ただし身に覚えがある

ときにはご用心。そして甘い言葉に落とし穴があ

る「融資保証金詐欺」。

いずれも人間の心理の虚を衝いた卑怯千万な

遣り口である。これからは地上デジタル放送に

関した手口が横行しそうなので皆さんご注意を！