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カテゴリ:エトセトラ
午後より広島県情報プラザで病院清掃受託責任者の 講習会があり、4年ぶりに広島を訪れる。 新幹線のぞみで岡山広島間は僅か37分、路面電車 を乗り継ぎ原爆ドーム前で降り立つまで1時間足らず で到着する。 動員学徒慰霊塔で手を合わせる。折鶴が供えられ、 平日にも関わらず祈りを奉げる人が絶えない。 平和公園から望む、元安川を挟んで建つ世界遺産 「原爆ドーム」。かなり補強の手が加えられている。 「原爆の子の像」の鐘には、湯川秀樹博士の筆による 「地に空に平和」の文字が刻まれている。 それを囲むように手向けられた折鶴を見て、K大学生 によるあの「折鶴放火事件」が甦る。岡山のOB会で 数千羽の鶴を折って届けたことを思い出し、お詫びの 心とともに冥福を祈る。 原爆死没者慰霊碑前には幼稚園児たちの姿も見え、 戦争は終わっても終わらない何かを重く感じた。 平和公園の北西の木立の中に「韓国人原爆犠牲者 慰霊碑」が建っているのが気になった。靖国神社で の合祀問題が頭にあったからだろうか。 平和記念資料館では子供の描いた子を抱く母親の 絵に強烈な印象を受ける。同資料館には米国人ら しき親子の姿も多く見られる。63年の歳月は長い ようで短い。戦争体験者の少なくなっていく今日、そ れを風化させないことの大切さに共感する。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.08.28 10:28:19
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