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カテゴリ:エトセトラ
![]() 恒例の最上稲荷初詣でに出かけると、参道入口界隈の駐車場の賑わいは真っ二つに分かれている。駐車料金が800円のところは盛況だが1,000円のところはガラガラである。もちろん前者を選んで駐車する。 先ずは古いお札を納めたあと手洗所に向かった家内を探しに行くと、乗用車の中から微笑むご婦人を発見してびっくり。弊社がお世話になっている食品会社の石○会長である。創業当時からお引き立ていただいており、久しぶりにお目にかかった家内も感激して、今年は何か良い予感がするとご機嫌である。 大学受験を控えた息子や甥のために3年連続で合格祈願をしていたが、今年はそれがないだけ気楽な参詣である。とは言え100年に一度の危機的不況なだけに、家内安全に次いで商売繁盛を只管お願いする。 帰りの参道では行列のできている鯛焼き屋「ふくちゃん」に並んだ。何故か看板の表示は「ち」と「や」の大きさが逆転している。バリで繋がった鯛焼きを裁ちバサミで切り分けていて、そのお陰で出来上がった四角い鯛焼きを見ると、差し詰め鯛焼きの踏絵のようである。 少し下ったところにも鯛焼き屋があるがこちらは閑古鳥が鳴いている。ふくちゃんの鯛焼きは一個120円、後者は100円で尻尾まで餡子が詰まっていると看板に謳われている。 駐車場と鯛焼き屋の明暗は示唆を与えてくれているようで、名案の浮かぶのを願いつつ鯛焼きを頬張りながら大鳥居を後にする。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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