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カテゴリ:ファミリー
![]() 昭和年号最後となる63年に誕生した三男が目出度く成人の日を迎える。岡山ドームで開催された成人式に参加して、懐かしい中高時代の仲間と楽しい一日を過ごし、最終便の電車で帰ってきた。 新成人による実行委員会のプロデュースした岡山市新成人の集いのテーマは、「7500人の愛」。「愛」を「大切に思うこと」と捉え、3つの「愛」で表現したそうである。 1つ目の「愛」は、自分に嘘をつかず「自らの気持ちに素直に向き合う」こと。また、自分が目標と言えるような「大切な夢」を持って実現に向けて努力し、常に前進しようということ。つまり、「わたしへの愛」。 2つ目の「愛」は、普段あまり意識しない「家族・友達の存在の大切さ」を考えること。そして自分が今までお世話になった人に対して「感謝の気持ち」を持つこと。つまり、「わたしに繋がる人への愛」。 3つ目の「愛」は、20歳の節目にまず地元のことを知り、そこから社会や世界に「目を向ける」こと。また自分の言動に責任を持ち、社会の一員として認められるという「大人の自覚」を持つこと。そしてこの成人式をきっかけに、これからの「社会を担う立場」になったことを自覚していこうということ。つまり、「わたしたちが関わる社会への愛」。 息子の持ち帰ったプログラムを見せてもらいわが身を振り返ってみれば、今の若い人はすごいなと思ってしまう。貧乏学生だった当時は「わたしへの愛」で精一杯で、色んな人からの「愛」を受容する一方だったような気がする。30数年経った今になって、2つ目と3つ目の愛を果たしたい思いに駆られている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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