【ブルーリボンサービスの流儀】　　　　　　　　　　　　　　　　　　

神戸北インターを降りてしばらく走ると、開発された丘陵地にイオンショッピングセンターが現れる。広大な駐車場はイオンモール倉敷の何倍もありそうだ。

イーグルスのホテル・カリフォルニアのジャケットを想わせる建物が建つ「神戸三田プレミアム・アウトレット」で買い物をした。１００店近くのファッションタウンは圧巻であったが、中年夫婦の興味を惹くショップは数少なかった。

場内を時計回りに一巡した最後のあたりで、やっと女房の気に入った洋服が見つかり一件落着した。皮肉にもそのお店の名前は「ラストコール」だった。

ご機嫌の家内は、父の日ということもあってか、好きなものを買ってあげると言う。最初に目をつけていた入場口正面に構える「ブルックスブラザーズ」に入り、最も廉価のキャップを選んだ。こういう場合は控えめにするのがコツなんです。