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カテゴリ:クラシック音楽
ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ全集、フリードリヒ・グルダ(P)。 グルダ演奏のベートーヴェン、ピアノ・ソナタ第8番『悲愴』が素晴らしい。どちらも輸入盤になるがケンプの全集とグルダのとで迷った末にこれに決めた。 名盤の誉れ高いバックハウスは哲学的イメージが強く、暗くて厳めしい。優しい目をしたケンプは慈しみ深くて好感が持てるが弱々しく感じてしまう。その点グルダは一番伸び伸びと自由に歌っているようで聴きやすい。 決め手は演奏者の容貌にも大いに影響される。髪のふさふさした二人よりも禿げたグルダに共感を覚えたのは、あながち選定理由にならないとは言えないだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.01.15 17:08:53
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