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2023.07.24
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カテゴリ:ブログについて
週一の備忘録ブログがついに丸6年。
一時、面倒なので不定期にしようと思ったのだけど、
相変わらずの定期更新をしている不思議。

もうこうなると本人の意思ではなく、
集まってきたモノに操られているとしか言いようがない。

サブスクの時代にCDやDVDを買い込み、
電子ブックを拒否して紙の本を読んで、
デジタルの時代に無理して銀塩写真を撮っているのも、
奴らに憑りつかれているのに違いない。

器物が妖怪になるのは百鬼夜行に描かれているけど、
あんな感じでモノがブログ出演の順番待ちをしているんじゃないか。

これはマイナーな器物に憑りつかれたブログとはいえ、
実は余り顧みられないモノたちへの賛歌であり、
関わった方達への賞賛でもある。

世の中の数多あるモノに関して、
メジャーなものは黙っていても色んな方が取り上げて情報が溢れているけど、
マイナーとなると調べても下手をすると何一つヒットしないものまである。

お蔭で情報が溢れかえっているネット社会であるが故に、
却ってマイナーなものはメジャーの下に埋もれていく一方である。

こうなると生成Aiなんか、
忘れ去られたようなマイナーなモノに関しては、
益々薄っぺらでデタラメな表層しか掴めなくなると思う。


このブログで今まで取り上げたモノは、
個人の嗜好で集まってきたのだけど、
余り関係が無いモノでも波長が合って趣味が増えれば、
他と有機的に繋がっていくのが楽しい。

例えばクルマが趣味なんかは手元の相棒だけでは済まなくなって、
他のクルマの事を本やネットで調べだしたりして、
その内にミニカーを探したり雑誌やカタログを漁り始める。

クルマ自体に乗る事だって立派な趣味の一つなので、
旅行、食いもの、途中のサービスアリアや道の駅を覗いて、
カメラやアウトドアの椅子とか蚊取り線香と本を積んだり…。

個人的にクルマに付いているラジオだって趣味の一つなので、
流れてくる曲が知っていれば口ずさんでみるし、
気になった曲であれば頭の中で曲名やミュージシャン名を反復して後で調べる。

実はTVよりも本音が垣間見えるラジオのニュースやコメントに、
同意したり毒づきながら明日の天気とかスポーツの結果を知り、
その上で自宅のTVやネットで改めて反復したりしている。


趣味の楽しみというのは、
実際にモノを買い込んで手にしないと成立しないものではなく、
クルマはもちろん時計やカメラとか音楽や映画、酒や筆記具でも、
本を探したりネットで色々と突くだけでも楽しめる。

本1冊でもネットではなく本屋さんに行く楽しみだってある。
一方、マイナーで古い趣味に関わる資料探しは新刊よりも古本屋さんが良いし、
その足で現物を見にショップへ行く楽しみもある。

散歩が好きなので歩きながらカメラを取り出して写真を撮りつつ、
昼時には旨そうな食堂を探したり、
午後から夕方になったら喫茶店とか居酒屋に潜り込む楽しみ。


実は、個人的にクルマもバイクも試乗して購入した事は一度もなく、
殆ど現物を見た事も無いまま、直感や成り行きで手元にやってきた奴ばかりけど、
特に後悔をした事がないのは事前にアレコレと情報を搔き集めているのが趣味。

一生の内でも買う数がなんか知れているクルマとの縁は不思議なもので、
何かマイナーで見掛けないけど面白そうな相棒はいないかなと、
アレコレと調べている内に、これはというものが浮かび上がってきて頭から離れなくなる。

やがて、色んな情報を深堀りして何度も反復している内に、
中古車屋さんの宣材写真だけでもクルマの善し悪しが何となく分かるようになる。
うまく言えないけど、パッと見てシャンとしてピシッとしている奴。

それから実際にショップに連絡した時の対応である程度選別できる。
メールに対するレスポンスと電話の語り口調から、
ショップと商品であるクルマの間にあるものが見えてくる。

単に事務的な対応とか、
やたらと褒めて売り込んでくる場合はアウト。

他のクルマと比べたり、ダメな部分を敢えて聞いてみたりして、
知識以上に本当にクルマが好きなんだなと感じ取れたら、
面倒で利益なんか大して無いようなオプションにも、
真剣に対応してくれると思う。

評論家や巷で絶賛されて実際に売れているクルマを選ぶのは楽だけど、
マイナーで余り見掛けない奴というのは、それなりの理由が確かにある。
そこは確かにダメなのかもしれないけど、他の部分との対比で決める。

世間一般が首を傾げても、そこが個性として腹に収まれば、
それこそ他は文句なしなので長い相棒になってくれる筈だ。


時々、晴れた日に水を溜めたバケツを置いてクルマを洗う。
冬は凍えつつ、夏は汗だくになりながら無心になって洗い、
最後に今時珍しいワックス掛けをしている。

ワックスが乾いたら肉体労働の拭き取りが待っている。
時々手を止めてクルマを眺めながら息抜きが必要な重労働だ。

ボディの造型を手で確かめながら、
こんな所にパッと見で分からない隙間があって、
ここからエンジンルームに外気を導入しているのか。

こいつは、ここが凹んでいるから斜め後ろからだとこういう見え方をしていて、
それと比べると、こっちはシンプルに見えて意外に凝った面の繋がりだな。

コンパクトに見えるけど、その割に手間が掛かかるのは表面積が見た目より大きいのか…。

しんどいワックス掛けなんか自動洗車機でも可能なので、
今時の塗装では殆ど無意味な行為だし何よりしんどくて面倒臭い。

それでも立ったりしゃがんだりして全身の筋肉を使うので、
洗車だて一種のスポーツなので、これも趣味。


今でもワンショットの銀塩金属写真機が好きなのは、
各々が持っている個性と付随している操作感覚というか肌感覚だ。

被写体を見て頭の中のブライトフレームで構図を決めて、
ついでにシャッタースピードと被写界深度を考える。

次いでフィルムをノブやレバーで巻き上げた時の感触と音。

ファインダーを片目で覗き構図の確認とピント合わせをして、
大概はシャッタースピード優先なので絞りを調整する。

最後にシャッターボタンを押す感触と作動音。
獲物を狙うスナイパーと同様に脳内でアルファ波が出る瞬間だ。

昔の光学機器は大概は金属製の高密度なので、
使わない間も肩や首にあるストラップを通じて感じる重さと、
単純に掌中にある時の手触りの感触が心地良い。

バカ高いフィルムを消費して撮影結果も後回しという、
今時主流のスマホカメラとは異次元の非効率なローテク機器を扱う贅沢の本質は、
自虐的な特権階級だけが味わえる感覚と感触なのだ。


それにしても、昨今のフィルムの値上がりは頭が痛い。
昔は東京でジャンクカメラを買った時には、
ヨドバシで確か300円位で売っていた一番安いフィルムで試写していたけど、
今ではテスト撮影なんか、とてもじゃないけど出来ない状況になっている。

2~3か月ほど前に1300円位で購入できたフジのフィルムが2000円を超えて、
10本で16000円だったコダックのフィルムが22000円という狂気。
コロナ前までは一本750円だったのに。

もうこうなると、
フィルム一本で3Lの箱ワインで赤・白のセットを2本とか、
ボルドーの醸造所元詰めとかイタリアやスペインの金賞ワイン、
更にスコッチのブレンデッドだって2本も買えるぞ。

もう10本パックなんか、
中古で結構程度の良いカメラやレンズよりも高い。

フィルムがある限り銀塩に拘ろうと思っていたけど、
早晩一番安いフィルムでも1本3000円はマズイ。
こうなると現像+CD-Rで5000円か。

2本現像の1万円もありゃ結構良い酒が買えるし、
あずさで東京を往復できるし高速バスなら2往復。
居酒屋だって3回はいけるし食堂なら5~6回は贅沢できる。

今の内に銀塩時代の目ぼしいカメラやレンズに、
平行な光軸が必要なデジタル素子よりも、
本来の性能が発揮できる筈の相棒である、
銀塩フィルムを出来るだけ通すしかないかも。


この1円にもならないブログも、
6月29日からブロ活なる機能が追加されて、
7月以降のブログには冒頭に1つだけ広告が表示されるようにしてみた。

内容としては冒頭の広告を1秒以上閲覧されると、
期間限定の1ポイントが付くらしい。

どうせ、読む方は広告が表示される前に、
とっとと本文へ進んでしまうだろうし、
6月以前のブログに改めて広告を嵌め込む面倒はしたくないので、
残念ながら実入りなんか殆ど無いだろう。

様子をみて無意味なものであれば全て削除して、
以降は乗せない様にする予定。


このブログも器物に尻を叩かれながらもう暫く続くと思います。

時間を作って頂いてワザワザ訪れて頂いた方々には、
少しでも何かの役に立ったり、何より暇つぶしにでもなれば幸いです。


何はともあれ、暑中お見舞い申し上げます。
どなた様も熱中症にはお気を付けください。

ようやくマスクが外れたとはいえ油断大敵。
とは言うものの外に出て深呼吸をする度に、
何か大切なものを取り戻した様な気がする、
2023年の今までとは違う酷暑の夏にて。

追記、新機能のブロ活は、
一ヵ月様子を見たところ、
何の意味もないので終了。





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最終更新日  2023.08.10 09:56:21
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