ちあふる・とらぶる

今日、いつも職場に現れるホームレスを３回追い出した。
ホームレスや酔っぱらいを店から追い出すのは私の仕事だから。
３回は私が勤務している日で過去最高。
なんで、そんなにくるのか？という問題はさておき、なんだか今日はいつもよりも元気がなかった。
なんだか体調が辛そうに見えた。
でも、必要以上にかまうわけにもいかないので、やっぱり出した。
ちらっと見た靴が、ぼろぼろで、もう、履けてない感じだった。
これから寒くなるのに、どうするんだろう？
彼女は身長が私よりもかなり小さいので、たぶん足のサイズは私より小さいと思う。
今更、ジャストフィットまで求めないまでも、自分の本当に履き古したと思っているスニーカー（既に、履いたままでは、新しい靴を買いに靴屋にいけないレベルw）でも、履けないものかと、ふと思ってしまう。

彼女がどういう事情でホームレスなのかもわからないし、外国人だと言う噂もある。
意外としたたかなやつだと言う話を聞いたこともある。

でも、やっぱり元気がないと心配。

元気で、急に走り出されるのもやっかいだけど（笑）

毎日のようにホームレスを見ていて思うのは、ホームレスには種類がある。
勤めるということが嫌になって、その日暮らしを始めた人。
何か哲学的な理由から、ホームレスになった人（新宿に多かった。インテリなホームレスとか）。
自分が貧しいのは、学歴がないからだ、とか、嫁が逃げたからとか、なんのかんのと、自分の問題を人のせいにして、働かない人。
やむにやまれぬ事情があって、職を失い、生活を失った人。

今日読んだ新聞では、ホームレスの中にも格差があるらしい。
ホームレスがたくさんいる公園などでは縄張り争いもあるという。
女性ホームレスは男性ホームレス以上に危険で、夜はまず眠れないという。

自分の意志でなった人と、お酒やギャンブルに溺れてホームレスになった人はともかくとして（それでも、どこかで救済されるベキだったと思う）、生活苦でホームレスになった人は少なくない。私が会う人の中には、元気な人もいるけど、どこか体が不自由な人や、少し精神的におかしくなってる人も多い。

何をしてあげたらいいのかよくわからないんだけど、彼女に靴をなんとかしてあげたいとは思う。今の立場だとちょっと難しいけど。
そういえば、この間電車であったホームレスは、足に座布団みたいのをぐるぐる巻きにしてたな。靴がないんだよ。
自分が冷え性だからよりそう思うのだけど、靴がなくて冬を越すのはかわいそうです。


みをLive Info.

10月7日（火）STREET NIGHT
場所：Live Gate @ EBISU

11月5日（水）女性ボーカルナイト
場所：国分寺クラスタ

11月15日（土）「Walk on」
場所：代々木Bogaloo
みを自主企画第5弾！
開場：１７時　開演：１７時半
チャージ：２０００円＋１ドリンク