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カテゴリ:しごと
舌の肥えた友人たちからすこぶる評判の悪い(笑)飲食店の仕事をすることになった。
「まずい」と断言する人もいたので戦々恐々。さーて、正直に感想言っていいものかとその店に行って、食事をする。んー、まずくはないけど、正直おいしくない。コレと同じような料理は他で「おいしい!!」のを経験しているので、勝ち目なんてなさそうな気がした。 ところが、その料理のコンセプトを聞いていると、うんうんなるほどと。味で勝負とかいうのではなくて、体の中からキレイにする作用を思うとなかなか考えられたメニューなのだ。素材選びや製法など実にナチュラル志向で、「なんでそっちを売りにしてなかったの?」と今さら驚く。 女性客を増やしたいというお店の意向(ま、それはどこの店でも同じだけどさ)で、売り方の全面的な方向転換を提案している。店内のこととかいろんな方法が思い浮かぶけど、そんな企画案にまで予算は出ないだろうからそれは黙っておこう(ごめんね、そこまでお人好しじゃないの。仕事だからね)。でもなあ、あそこをちょっとこうすれば、ここをもっとこうすれば…と、いろんなことが浮かんでくるのよ。まったく、おせっかいババァだなあ。 つい先日聞いた友人の話。 某人気のラーメン店の仕事をじっくり見る機会のあったご主人が、帰って感心したように仕事ぶりを聞かせてくれたという。イベントだったのでその他の同業店も並んだのだが、“全然ダメな店”とココとでは雲泥の差だったとか。1品を選んで出す時のそのメニュー選びのセンス、店長の働きはもちろんアルバイトに至るまでの徹底した教育とか。後始末の仕方が、これまた「うわー、ここまで?!」と思わせるほどの徹底ぶりで、そりゃあ行列が出来る店になるのも無理はないと。 そういえば、先日おじゃましたあの店は、社員教育がいまいちだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年11月21日 11時25分09秒
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