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カテゴリ:しごと
今日の仕事はお行儀見習い。お作法教室の師範に話をうかがう……って、エライ緊張するんですけどー。
着物きてピリッとされてたりして。すごーい厳しい方だったりして。どうするどうする?と、行きの車は大騒ぎ。 大学出たての営業さんと私より一回り以上若いデザイナーさん。んむむ、ふたりは若いからまだ「知りません」も通用するけど、もう私ぐらいの年齢になると「えっ、そんなことも知らないの?」と大ひんしゅくだ。うわー、恥ずかしい。 待ち合わせ場所で顔を合わせた先生は、なんだか普通のおばちゃんだ。ほっ。よかった。これなら気軽にやれるかも…… かも…………って。うわーん、甘かった。 先 生=まず玄関の入り方ですけれど、みなさん50点ってとこかしら。 みらい=うへへぇー、すみません。まったく作法がなってないですね。ごめんなさい。 先 生=こういうところに来られるぐらいですから、きっと事前にマナーのお勉強とかされたんでしょう? みらい=すすすす、すみません。そんなことも全然頭に入れずやってまいりました。 先 生=あらまー、そうなの?それであの程度できたのなら素晴らしいわ。 私たち=(褒められたのか?褒められた……んだよね???) 先 生=まったくできてなくて、0点っていう人もいらっしゃいますからねぇ。 うへぇー。 お茶やお菓子のいただき方、出し方、座布団のあて方(実は座布団の前後ろなんて初めて知った!!)、襖の開け方。「はい、どうぞ」とプチ体験までさせていただいて、はーはーなるほどといろいろ教わりました。いい経験だったわー。 おいとまする時はさらに緊張。えーっと靴は左足から履くんだったよね。ありゃ、スリッパはどこで脱いでどう置くんだ???もうぎこちないったらありゃしない。ふー。 こういう機会でもないとなかなかこういうこと聞けないもの、恥をしのんで「こういう場合はどうしたら?」と教わりました。私にとってはいい仕事だったかも。それにしてもこの歳になって礼儀作法がなってないのは本当に恥ずかしいわ。子供に伝えていくためにも、日本人としての礼節はきちんと身につけておかねばなあと改めて思ったよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年11月22日 23時12分41秒
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