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  ひらめきハート満天丘  花村実葉         

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2011.12.26
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カテゴリ:社会

  薔薇と太陽.png

 昨夜は、年賀状のデザインを考えていました。 

 皆さんはもう送ってしまったかも? ですね?

 私は、毎年、年賀状は苦痛に感じます。

 それで、いつもぎりぎりになってしまうことが多いかな?

 そんなことをやりながら、TVを付けていたら、

震災に関しての報道番組をずっとやっていて、

ちらちらと観ていたのですが、胸が締め付けれられるような

動悸のようなものがありました。津波が家や街並みを

呑みこんでいく様子は、あの時受けた衝撃が尋常ではなかった

ことを思い起こされます。

 現地で被災された方々のパニックと衝撃は計り知れないもの

であったと・・・・。

 その報道の中で、現実にあった出来事をドラマ化して

こんなものがありました。

 

 乳飲み子二人と三歳の男のを連れたお母さんが、

幼い三人の子を連れて、一度は車で逃げたものの、津波が来て、

車では無理と判断して、

車から出て、波に足を浸かりながら三人の子を連れて逃げようとして、

2人を抱き、三歳の子は自分に捕まらせて、陸に逃げようとして、

冷たい雪がふって来て水位が上がって中々前に進むことができません。

遂に、もう、これ以上三人の子を連れて逃げるには無理だと感じ、

どうしようと、想っている所に、冷蔵庫が浮かんでいるのが目に入り、

一人はここに置いていこうか? と迷っていたところ、

三歳の長男が

「僕はいいから、僕は置いていっていいから、弟たちを助けて上げて!」

 と母親に言ったのです。

 それで、母は、三歳の長男の言葉に、助けられ、

長男を浮かぶ冷蔵庫の上に乗せ、その子を置いて、

「後で、きっと迎えに来るからね」

 と後ろ髪を引かれるように、二人の乳飲み子を抱え、

足元は津波、空からは雪が

降る中を、なんとか逃れて避難所にたどり着いたのでした。

 その子たちを、避難所の方々に預け、冷蔵庫の上に置いてきた

長男を助けに母は津波の中へ向かいます。

 その時、体の疲れと寒さの為に体力を消耗し、途中で倒れこんで

しまいます。すると、そこに偶然若い男性が声を掛けてくれ、

「息子が、三歳の息子が、あっちの方に、冷蔵庫の上に居るんです。

どうか助けて下さい」

 と懇願したのです。 

 すると、青年は

 「分かった!」

 と言って、そちらの方の津波の中の冷蔵庫目指して向かって行きました。

 うずくまって放心状態だった母の前に、天使のような長男は、

その若い青年の腕に抱かれて、助け出されたのです。

 奇跡ですね。その青年とは我が子を受け取った後、

連絡が取れずにいたそうです。

 それ以来、その青年にお礼が言いたかったけれど、何処の誰だか

分からなかったのを、ようやく見つけだして頂いて、DVDの子供たちの

元気な映像を渡して、お礼を伝えた・・という・・

 それを再現ドラマ仕立てでやりました。

 その親子は今は御実家の大分にいらっしゃるのだとか。

 亡くなった方々も多い中、必死で我が子を守り抜き、

 また、助けてくれた青年にどれだけ感謝したでしょう。

 そして、一番凄いのは、

その時の、三歳の長男の言葉でした。自己犠牲です。

 どの国でも、何処でも、いろんな事件や事故は起きているけれど、

今年の東北を襲った震災は想像を絶するというか、まるで映画のような

出来事で、その中で、まるで映画のシナリオのような感動ドラマが

いっぱいあったのだろうと・・。このドラマも映画のようでした。

 このお話を観ていて、小学校の頃読んだ

「ポールとビルジニー」という世界少年少女文学を想いだしたのです。

 大型客船が沈没するとき、確か、後一人しか

救命ボートに乗れないというとき、ポールはビルジニーを小舟に乗せ

自分は残るという決断をします。これだと悲劇なのですが、

先ほどの現実にあったのは、犠牲になりそうだった、天使のような

言葉を発した三歳の男の子が最後に助けられたというパッピー

エンドな結末です。幸せな結末・・・これは何と言う喜びでしょう!

 そうは言っても、多くの方が犠牲になった中、お母さんは苦しい想いは抱いて

いることでしょうね・・。

 

 昔、もう大人になった二男が三歳の時、キャンプに皆で行った時のこと。

 大人たちが話しに夢中になっているとき、中州にいる幼い女の子が

川に入って溺れたのです。大人は誰も気が付いていませんでした。

 すると我が二男が真っ先にそれを見つけ助けに行きました。

 そして、二男も溺れたのです。それを私が見つけ、夫に助けに行ってもらい

ました。小さな出来事ですが、水に関することは、助けた人が命を落とす

ことがよくあります。

 運だとか、さまざまな要素がありますが、

純粋な弟たちを想いやるやさしい気持ちが、報われて、

三歳の男の子が助かって本当に良かったなぁって・・・。

 そして、勇気ある26歳の青年も津波に向かって行ったとは

凄いですね~。

 もし青年と出会っていなければ、お母さんは今後ずっと、

十字架を背負って行かなきゃならなかったに違いないから・・・。

 幸せな結末で良かった・・・

 わたしの好きな言葉です・・・。

 皆さんも幸せな年末でありますように~。

 

 

 

 






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Last updated  2011.12.26 18:38:18
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