カテゴリ:MIYAシステムの秘密
現場で材料を搬入するタイミング。
これはとっても大事ですね! 現場は毎日動いています。ついつい材料を足りなくなってはいけないと、まとめて搬入していませんか? 利益を出す現場監督は、この材料の搬入のタイミングや搬入する量にかなりの工夫をこらしています。 【1】仮置きを極力しない。 仮置きをすると、運ぶためにコストがかかります。 【2】搬入車両の積載量を事前に調べる。 資材屋さんの搬入車両の積載量に合わせると、材料を余らせる結果になってしまいます。施工数量に合わせた納入量をぴったり搬入する必要がありますね!しかし、いつもこちらの指示通り搬入してくれるとは限りません。施工者も時と場合の臨機応変な対応も必要です。そのときは搬入数量に合わせた段取りに変更する必要もありますね。 【3】搬入箇所 これは、もっとも重要なことです。 搬入者は早く降ろしたい!だからついつい一箇所にまとめて降ろす。みなさんの現場でもよくありませんか? ここを注意すると、すごく現場の段取りがよくなります。 具体的に言うと、たとえば側溝の布設を例にとって見ましょう。吊り込み機械の旋回範囲内により小旋回角度内に搬入します。そして吊り込み機械が側溝を釣る為に動くことをしないように配ることです。搬入者は、たいてい一人です。なかなか配ってはくれません。そこでどうしてもの時は一人荷降ろしを手伝うのです。布設時の移動時間や移動中の人員コストを考えると断然お得ですね。 【4】ひっくり返す。 これは二次製品では特に気をつけましょう。 よくありませんか?側溝を搬入するとき底面が上になったまま搬入されること?つり金具に工夫をすれば荷卸の際にひっくり返すことが出来ますね! 以上の4点。これは道路改良工事ではもっとも重要なポイントです。何度も動かしていればコストは膨大にふくらみます。 みえないコストダウンに着目して工夫をする。 現場は決して知識だけでは決してまわせません。 現場にもっとも必要なことは『知恵』です。 知識も大事ですが、利益を出す監督さんは知識以上に知恵をしぼるのです。 皆さんも明日から実践してください! きょうはこの辺で。。。(富山市内のホテルより) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005/02/18 11:45:05 PM
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