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テーマ:プロ野球全般。(13243)
カテゴリ:北海道ファイターズ
ファイターズ先発、期待の新人・八木智哉が05年4月15日、延長10回まで無安打に抑えると武田久-マイケルと3投手継投でソフトバンクを延長12回、無安打無得点に抑えた。 八木智哉投手はヤフードームで行われたホークス4回戦に先発。延長10回終了まで無安打無失点だったが、味方打線の援護がなく0-0の11回から2番手の武田久投手と交代し、史上72人目の無安打無得点試合を逃した。 八木は今年、希望枠で創価大から入団。この日は、左腕から繰り出すスクリューボールやスライダーを武器に打たせて取る投球を展開。10回終了まで打者34人に対し、無安打、7三振、4四球、投球数150の力投。 「緊迫した試合だったので絶対に点をやらない気持ちで投げた。(降板は)球数が多くて仕方ない。残念という気持ちもあるが勝てて良かった」 3投手による史上初の快挙!先頭打者いきなり四球を許すなど4四球。決して完璧ではなかったが、ボールが適度に散らばり自慢のスクリュー、スライダーで緩急をつけた。終盤3イニングは得点圏に走者を進めるも無安打に切り抜けた。延長10回2死2塁、同じ希望入団枠ルーキーの松田を150球目で空振り三振に仕留め、ホークス打線に1安打も許さない。 謙虚で研究熱心。創価大時代、ホンダ鈴鹿の練習に参加して高宮(YB)、大学全日本では京産大・平野佳(Bs)を見て走り込みの量を増やし、希望入団枠で入団後も2月の名護キャンプではダルビッシュ有のバランス良いフォームを採用。帽子のツバの裏には「危機感」「逃げんな!」「真っ向勝負」と書き込んで臨む。4月7日のライオンズ戦は降板後もベンチから松坂の投球を「全球も低め。あれが勝てる投手」と研究に余念なし。 試合後、管理人が「頑張って下さいね、絶対に新人王を取って下さいね」と声を掛けると「頑張ります」と照れ屋笑いがポロリとこぼれ汗を拭っていたのが印象的な好青年。 追記 5月度の月間MVPを受賞 成績は4試合 4勝0敗 2完投 投球回302/3 18奪三振 自責点3 防御率0.88 この成績なら当然か。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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