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2015年03月31日
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男子シングルの試合で一番残念だったのは、枠が減ったとかという結果ではなく、ジャンプの調子を含めて3人が3人とも、「去年以上の何か」、換言すれば「成長」というものを見せられずに終わったこと。

羽生選手は、度重なるアクシデントで去年のような高難度ジャンプの安定感を取り戻せないままシーズンを終えた。あれでは、1年かけて、「羽生は絶対ではない」という印象をジャッジにわざわざ与えてしまったようなものだ。

無良選手は、相変わらず(?)、一番大事な試合で、得意のトリプルアクセルを失敗する。せっかく幸運にも与えられたチャンスを生かせない。これでは、もう先はない。

小塚選手は全日本で素晴らしい演技――これまでの小塚選手にはない「大人の色気」を前面に出したショートは彼の新しい可能性、あるいはこれまで引き出されてこなかった彼のもつ別の魅力を感じさせてくれるものだったし、フリーは1つの曲をほぼ切れ目なく使う、小手先の音楽編集に頼らない通好みの難しい振付で、「美しき一筆描き」とでも呼びたいような世界観は、驚くほど滑らかに滑ることのできる小塚選手以外には表現できないと思わせるもの――をしたので、実はとても期待していたのだが、ジャンプの失敗がいろいろなところに影響してしまったという印象。

対して、目を見張ったのが、女子シングルの宮原選手と村上選手の確かな成長。ショートは特に、何度も何度も見ているプログラムなのに、「えっ、こんなに素敵だったっけ?」と感動を新たにした。

まず、宮原選手は手首の繊細な表現が素晴らしかった。回転不足回転不足と言われて、そちらばかりに気持ちがいってしまうのではないかと思っていたが、出だしから、振付を丁寧に繊細に正確に演じていた。日本人の「芸」の考え方に、「まずは器(様式)を徹底的に叩き込む。すると心があとからそこに入ってくる」というものがある。宮原選手はまさにそのタイプ。大舞台にも揺るがないクレバーな女性であり、しかも内に秘めた情熱や芯の強さが演技からじわっと伝わってくる。

振付師が教えたとおりにやっている、ということはよくわかるのだが、何度も何度も演じるうちに、それが宮原選手独自の味になり、「彼女にしかできない」と思わせる空気感を作っている。そこが本当に素晴らしい。

解説の鈴木明子氏は「ラインの美しさ」をさかんに強調していた。Mizumizuが指摘した「姿勢の美しさ」も同じ意味だ。すっと伸びた背筋、フリーレッグの正確なポジショニング、腕遣いから身体全体までラインがバランスよく整って、はっと目を惹く。踊るオルゴール人形とでも言いたいような、可憐で正確な動き。今季はフリー作品のほうに目が行っていたが、フリーのモーツァルトの軽やかでエレガントな楽曲も宮原選手にぴったり合っていた。

シーズン初めはモーツァルトに関しては、ここまで良いプログラムとは思わなかったから、これはやはり滑り込むことで振付を自分のものにしてきた宮原選手の力だろう。ショートの演技構成、もうちょっと出してほしかった。

村上選手のショートには心底驚かされた。宮原選手よりずっと直情的で、生の情感をダイナミックに表現するのが得意な村上選手だが、今回のショートでびっくりしたのはスケーティングの滑らかさ。スローなパートでは、まるでエッジが氷に「粘りついて」いるようだった。大胆でスケール感はあるが、やや雑なイメージのあった村上選手だが、その印象をすっかり払拭した、大人の成熟した滑りだった。「こんなに滑りうまかったっけ?」と言ったら、過去の村上選手が下手だったみたいだが。

ジャンプ、特に冒頭のトリプルトゥ+トリプルトゥは凄かった。完全に跳び上がってから回転が始まるファースト、飛距離も素晴らしく、「うほっ!」と声を上げてしまったwww。セカンドはファーストより高く跳び上がる力強さがあった。だが、なんといっても、特筆すべきは、あの音楽表現。旋律に動きがぴったり合っている。音が伸びるところは滑りも伸び、音が跳ねるところは、身体も遅れることなくはずむ。まさに曲と一体になったような表現は、執念のような反復練習を容易に想像させる。

出場したトップ選手の中で、間違いなく最も成熟を感じさせる滑りと音楽表現だった。

なのに、演技構成点はアレですか。あっちこっちに若さゆえの粗雑さや未熟さが見えるラジオノワ選手より下ですか。やれやれ。ジャッジがいかに、「評価」ではなく「仕分け」に徹しているかわかるというものだ。

<続く>






最終更新日  2015年03月31日 20時12分27秒

2015年03月30日

YUZURU 羽生結弦写真集

むしろ、このプロトコルから読み解けるのは、演技審判はフェルナンデス選手の明るいキャラの立ったパフォーマンスを高く評価したのだ、ということではないだろうか。イギリスの解説者は、「芸術性では羽生(のが上)」と印象を述べていた。Mizumizuも「美しさでは羽生選手のほうが上」だと思う。フェルナンデス選手の振付は楽しいが、動きがややもっさりしていて、楽曲の軽快さが表現しきれていなかったと思う。それでも、演技審判の点を見ると、演技審判は、フェルナンデス選手の曲の解釈とパフォーマンスを、さほどの差はないが羽生選手やテン選手より高く評価している、ということになる。

点差のない演技構成点を読み解くとするなら、せいぜいそんなことぐらいまで。今回の勝負を決めたのは演技構成点ではない。明らかに技術点の差が順位に反映された。スピンやステップのレベルや加点も当然順位に影響してくるが、それは配点の大きなジャンプの点が同等レベルであった場合に順位の明暗を分ける程度だ。フェルナンデス選手のフリーのステップはレベル3で加点を入れて4.16点、羽生選手はレベル4で5.30。レベルが1つ上であっても、つけられる点差はその程度だ。

だから、今回も「高難度ジャンプをより多く回り切った選手が勝つ」という客観的な基準によって勝敗が決まった。これはMizumizuがかねてから主張している、最も公平なやり方だ。

演技構成点の5つのコンポーネンツを何点つけようが、それは構わない。演技構成点の「高すぎる」「低すぎる」論争は、自分の好みや美的感覚にもとづく主観的な印象論の域を出ない。結局は水掛け論に終わってしまう。

だからこそ、選手間の点差を大きくすべきではない。世界トップを争う、技術も表現力でも拮抗している選手間ではなおさらだ。主観にならざるを得ないコンポーネンツの評価では、順位は付けてもいいが、差はつけるべきではない。すると、より客観的な基準にもとづく技術点の勝負になってくる。それこそ新採点システムの理念にも適うと言える。

バンクーバー2年前以前は、フィギュアはこういうスポーツだった。そこに「トータルパッケージ」だの「コンプリートパッケージ」だのと言って、プログラムの完成度で勝たせるなどということをやったから、競技がおかしくなった。

完成形が誰にも分からないのに、完成度をどうやって点数化できるだろう? これはビアンケッティ氏の意見だが、Mizumizuもまったく同意だ。

今回の男子の採点は、トップを争う選手たちに対しては、極めて公平だったと言える。羽生選手が連覇を逃したのは、要素間の手抜きを見透かされたからというのはあまり根拠のない印象論。プロトコルが直接語る敗因は、あくまで「4回転を1つ回り切れなかったこと」これに尽きる。

だが、後半の2つの難度の高いトリプルアクセルの連続ジャンプを2つ決め、今季ずっと不安定だったトリプルルッツも2つ決めた。こちらを称賛すべきではないだろうか?

事前の練習を見た限り、トリプルアクセルも決して万全ではなかった。後半のアクセルからの連続ジャンプ2つだけで30点以上稼ぎ出しているから、1つでも失敗していたら、テン選手に逆転されてもおかしくない状況だった。それを本番できっちり決める。

いやいやいやいや、本当に凄い選手だ。

グランプリファイナルで羽生選手はフリー最後のルッツで「回転不足転倒」をしたが、この失敗は体力的な問題が大きい。最後までジャンプを回転不足なく跳ぶために要素間のつなぎを軽めにするのは、どの選手もやることだし、ジャンプの配点ウエイトが高い以上、それは1つの戦略でもある。

「ジャンプと表現のバランスが大事」というのはキム・ヨナ選手の言葉だが、これがフリーをまとめるのに大事になってくる。スピンやステップのレベル取りもあるから、無限でない体力をどう最後まで温存して演じきるかを考えたとき、要素と要素の間の表現を軽くするのは、理想論から言えば「手抜き」かもしれないが、現実的には「戦略」なのだ。

例えば、全日本の町田選手の演技は非常に感動的だったが、表現面にウエイトが行きすぎたせいか、エレメンツのレベルの取りこぼしがあったし、フリーではジャンプでコンビネーションが少なかったために点数を上積みできなかった。引退を決めていた町田選手は、フリーではジャンプを跳ぶことより、作品としてのプログラムの完成度を優先させたのだろう。

今のルールで勝負に勝つために一番大切なのは、ジャンプを回り切ること、それからエレメンツのレベルを取り加点を稼ぐことだ。この優先順位を羽生選手はきちっと押さえていた。ファイナルで回り切れなかったフリー最後のルッツをきれいに決めた。素晴らしい課題克服能力ではないだろうか? 惜しむらくは4サルコウを回り切れなかったこと、これまで誰より確率がよかった4トゥループをきれいに決められなかったことだ。

ワールドの羽生選手は、エレメンツの取りこぼしがまったくない。ステップ、スピンともオール・レベル4。スピン速いね~、いや~~。あのコンディションでそこまで要素をきちんとこなしたのは、アンビリーバボー。

しかし、顔色の悪さが気にかかる。

バスクリン風呂でゆっくりしてください(笑)。

次は、男性用基礎化粧品だな。あれだけの美肌のアスリートをCMに起用しない手はないですよ? 

男性用の基礎化粧品市場は、これからの伸びが期待される。是非とも新製品開発&羽生選手をCMに起用して、新しいマーケット開拓にはずみをつけてください。

羽生ファンの皆さんもKOSEに働きかけを(笑)。いや、新しいスポンサーということで資生堂でもいいですよ(再笑)。






最終更新日  2015年03月30日 23時48分03秒

2015年03月29日


案の定、またも世界で最も層の厚いハズの日本男子は、シーズンで一番大事な試合で「惨敗」した。一体何回このパターンを繰り返すのだろう? 日本フィギュアの商業主義、もっと直接的に言えば日本特有の「グランプリシリーズ」重視の姿勢と国内選手権での過酷な消耗戦が、選手を疲弊させ、ピーキングを難しくしている。

今季最高の舞台であるワールド、ここで今季最高の演技ができた男子がいただろうか? たった1人でも? いや、3人ともむしろ、今シーズン最悪に近い出来だった。個人の選手の順位どうのこうのよりも、問題にすべきはここだ。しかも、「一番大事な舞台で、ベストとは程遠い演技を披露する」というパターンを何度も、何年も繰り返していること。これを選手個人の問題にしてはいけない。

日本でしか開催できない、どーでもいい国別とか
役にも立たないオープンフィギュアとか
日本のテレビ局のためのグランプリシリーズとかファイナルとか
煽るだけ煽って選手を消耗させる全日本とか

選手に出場を「強要」させ、そのたびに点が出た出ないといって騒ぎ、その結果、選手のキャリアに最も影響する一番の大舞台でどうなっただろう?

フィギュアスケートをオリンピックのメダル有力種目として税金を投入するなら、長期的な戦略を立てなくてはダメだ。ISUの集金にばかり協力していてはいけない。

羽生選手のショートを見て、「また羽生が勝つのか」と思った人は、世界を甘く見すぎている。ファイナルの演技を見て、「300点は目の前。羽生はどこまで行くのか」(岡崎真)「しばらく無敵と思う」(小林芳子フィギュア強化部長)などというのも楽観的すぎる。

http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2014/12/15/kiji/K20141215009461590.html
「羽生はどこまで行くのだろう」と感じさせてくれるような素晴らしい演技だった。国際大会初の「SP100点+フリー200点、合計300点」というスコアは、目前だろう。前日のSPと合わせ、2度転倒しながら合計は288・16点。転倒さえなければ、と思わせる。
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2014/12/14/kiji/K20141214009458910.html
才能があって気持ちも強い。しばらく無敵だと思う


羽生結弦という人の強い精神力とは裏腹の脆弱な肉体。加えて完治が難しい右足の剥離骨折。この2つの事実を決して甘く見てはいけない。そうでなければ、だんだんとジャンプが安定しなくなっていった日本フィギュア史上屈指のジャンパー本田武史のキャリア後半、もしくは高難度ジャンプがほとんど常に回転不足気味の今の小塚選手のような状態に、羽生選手もあっという間になるだろう。

羽生結弦の強い精神力と驚くべき才能ばかりに頼んで、休養させるべきところで「労働」させるからこういう結果になる。これはこれからも常に羽生選手につきまとう問題だ。コンディションが良ければ、おそらくは「無敵」。だか、その状態を続けることができるだろうか? 今までも「できない」ことが多々あった。今年も「できなかった」。いろいろなアドバイザーやトレーナーがついていても「できなかった」。ここを重く受け止めるべきだ。

オーサーコーチも「ピーキングの大事さを知ってほしい」と言っている。彼は問題をわかっている。もっとコーチを尊重し、選手を委ねるべきだ。常識的な大人からすれば、「強制労働」のにおいがプンプンするのに、若い選手個人に火消を発言させるような態度は周囲の大人の狡猾さを浮き彫りにするだけ。

今回羽生選手が連覇を逃した原因は、4回転サルコウが2回転になり、その基礎点が入らなかったこと。それに尽きる。今の男子は高難度ジャンプをいかに多く回り切るかで勝負が決まっている。それはMizumizuの主観的な印象論ではなく、プロトコルを客観的に分析した結果として、そうだと言ってる。

たとえば中国杯での点を見ると、羽生選手は4サルコウ回りきって転倒したと見なされたから基礎点10.5点からのGOEマイナスで7.64点、そこから転倒の1点マイナスだったから、6.64点が入っている。(このときの技術点は75.58点、演技構成点84.02点)。

今回はそれがダブルサルコウになってしまったから、転倒はないが、基礎点1.3点、これにGOEはプラスで1.33点。ダブルサルコウとしては加点のついたジャンプで、成功だが、4回回れなかったから基礎点が入らず点にならなかった。

6.64点-1.33点=5.31点

この点を単純に羽生選手の総合得点に足せば、276.39点で、フェルナンデス選手の273.90点を上回る。だから、たとえ転倒であっても4サルコウを回り切るところまで持って行けていれば、羽生選手が勝っていた。

ところが、岡崎真氏は、この結果についてこんなことを言ったようだ。
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2015/03/29/kiji/K20150329010072730.html
羽生 連覇逃した背景…ジャッジにも見透かされていた“手抜き”

シーズン最後になって昨季までの羽生の悪い面が出てしまったように感じた。厳しい言い方をすれば、問題は演技の要素と要素の間の“手抜き”だ。

 これを物語ったのが5項目の演技点。ジャンプの失敗があっても五輪王者として演技点ではトップを守ってきたが、この日はフェルナンデスに劣った。羽生自身の得点もGPファイナルに比べ3点以上下がっており、これが同等なら連覇は達成できただろう。演技点は、いわばスケーターの基本的な評価。ジャッジにも見透かされていた気がしてならない。


この意見、実は言いたいことはよくわかるのだ。Mizumizuが懸念していることとも重なる部分が多い。つまり五輪王者である彼は、ジャンプの失敗があっても、これまでは演技構成点ではトップを守ってきた。ところが今回は演技構成点でもフェルナンデスに負けてしまった。その背景にあるのは、要素間の密度や表現の「薄さ」。もっと言えば、プログラムがジャンプを跳ぶことに力点を入れたために、全体がスカスカになってしまった。その点を問題視しているのだと思う。

気持ちはよくわかるのだ。出来の悪い演技を繰り返していると、五輪王者と言えど、だんだん演技構成点が下がってくる。実績点でないのがタテマエのシステムだが、そんなのはもうお題目で、過去の実績は演技構成点にかなりモノを言う。今回は(おそらく)ジャンプを跳ぶことに力点を置きすぎ、その他の表現がおろそかになっていた。それが羽生選手の「悪い面だ」ということ。

それはその通りだが、この紙面の論評は「自分がそう思ったこと」の論拠を「演技審判の採点行動」置いたことに問題がある。岡崎氏はジャッジだから、読む者はジャッジの代弁をジャッジがしたと受け取りやすく、そこも問題だ。

今回のプロトコルの数字を見ると、演技構成点は以下のようになる。

フェルナンデス選手 89.06
羽生選手 88.64
テン選手 88.36

フェルナンデス選手がトップだったのは事実だが、羽生選手との差はわずか「0.42点」だ。これを見るとトップの3選手にほとんど差はない。順位はついているが、演技構成点で差はつけておらず、ここから読み解けるジャッジの採点行動は、「技術点に順位を委ねた」ということだ。

羽生選手の演技構成点がファイナルと比べて3点下がったというが、コンディションが悪ければ出来もよくないから点は下がる、それは当たり前の話。コケようが手抜きをしようが、いつもいつも同じようなFIXの高得点が出たら(そういう選手も過去にいたが)、そちらのほうがおかしいというものだ。

演技の要素と要素の間の“手抜き”を見透かされたとしたら、それが一番反映されるのは、演技構成点の5つの要素の中の「トランジション」だろうが、羽生選手のファイナルの「トランジション」8.82点、今回は8.71点とほとんど差はない。

今回の演技構成点のコンポーネンツの点を比べると
              フェルナンデス     羽生    テン 
スケートの技術       8.71       8.93    8.71
トランジション(つなぎ)  8.71       8.71    8.68
パフォーマンス       8.93       8.68    8.79
振付            9.07       9.04    8.96
解釈            9.11       8.96    9.04

「スケーターの基本的な評価」は演技構成点の中でも「スケートの技術」だろうが、ここでは、要素と要素が手抜きだろうが何だろうが、ジャッジは羽生選手をトップにしている。

このスケートの技術、小塚選手の点が「8.00」点だ。いくらジャンプが決まらなくても、スピンの取りこぼしがあっても、「呼吸でもするように自然に」加速していく小塚選手のスケート技術は依然として素晴らしいと思うのだが、その選手にこんな低い点をつけている。そこは問題ではないのだろうか? 演技の要素と要素の間の“手抜き”を見透して点に正しく反映できるような慧眼のジャッジがこんな点をつけるのだろうか?

そして、つなぎを評価するトランジションは、フェルナンデス選手と羽生選手は同じ点。「パフォーマンス」「振付」「解釈」がわずかにフェルナンデス選手が上。

この微妙な点差をもって、自分の見た印象である「手抜き」感を演技審判が「見透かした」とするのは、まったく不十分だし、無理がある。

これだけの点をもらった演技が「手抜き」なら、ワールドに集う世界トップ選手のほぼ全員が、羽生選手の手抜き以下の演技しかできなかったということになる。そりゃないわ。

<続く>






最終更新日  2015年03月29日 23時51分57秒

2015年03月27日




「わずかな回転不足がその下の回転数のジャンプの失敗と同じ扱いになる」――こんな狂ったルールがまかりとおった暗黒のバンクーバー五輪から5年。ようやくフィギュアスケートが正しいスポーツの道に戻ってきた。

女子ショートを見ての感想はそれに尽きる。

アンダーローテーション判定も、これまでの流れから見ると全体的に非常に緩め。「甘め」と言えばそうなのかもしれないが、1/4というルールブックの規定にもっとも「正しく」沿った判定だったように思う。一部の例外を除いて。

例外はアメリカ女子に対する判定。次の五輪に向けて飛躍が期待されるエドムンズ選手には甘く、前の五輪で審判に怒りを爆発させたワグナー選手には厳しかった。具体的に言うとエドムンズ選手の3Lz+3Tの3T。かなり垂直跳びになり、典型的な「グリンコ」で降りてきたのにこれは認定。ワグナー選手の連続ジャンプのセカンドの回転不足判定は仕方ないにしても、単独のフリップ。フリーレッグがかすったとはいえ、それほどの回転不足には見えなかった。なのに、こちらはシビアに「<」判定。

ワグナー選手はこういう「両足着氷」がわりに多い選手で、かつては、明らかに回転が足りていないのに認定されたりしてMizumizuを驚かせたこともあったが、今回はタラソワの言葉を借りれば、「ジャッジは彼女の側にいなかった」という印象だ。

だが、それ以外の判定、微妙なジャンプもあったが(特に連続ジャンプのセカンド)、全日本のように首を傾げるような厳しい判定はほとんどなく、逆に李子君選手の「<」判定(エドムンズ選手以上にはっきりわかるグリ降り)や、ヘルゲソン選手に対する「<<」判定(完全に降りてから回っていた)を見ると基準は非常に明確で、一部でさかんに言われてきた「ホームアドバンテージ」もなかった。

だが、これで試合によって甘い辛いがあることがさらに明白になったし、同じ試合でも必ずしも同基準で判定されているのか疑念の余地が多いにあるという現実は変わっていない。ルールはコロコロ変わるので、また今後のルール策定と運用に注目して、より公平な競技になっていってほしいと切に願う。

とはいえ、今回の女子ショートは、スポーツ競技としては実にわかりやすく公平にジャッジングがされていたと思う。

高難度のジャンプを決めた選手が高得点を出す。スポーツとして一番わかりやすい採点がされたからだ。ブッチ切りの1位を獲得したトゥクタミシェワ選手は、まさにそれにふさわしい演技をした。

完璧なトリプルアクセル!
鮮やかなトリプルルッツ!
そして、後半にトリプルトゥループ+トリプルトゥループのコンビネーション!

誰も跳ばない高難度ジャンプを鮮やかに決めた選手が、圧倒的にリードする。これは当たり前のことだ。加点と演技構成点で異様な高得点を稼ぐ選手が引退したことも、あるいは関係しているのかもしれないが、加点・減点も非常にわかりやすく、誰に対しても基準を満たせば付くようになったし、演技構成点も――個人的にはラジオノワ選手に好意的すぎるとは思うが――それほどの差がないという意味で、バランスが取れている。

トゥクタミシェワ選手のジャンプに強いて難癖を付けるとしたら、連続ジャンプのセカンドの着氷ぐらいだろうか。加点「3」は評価しすぎのように思う。だが、これまで試合に入れてこなかったトリプルアクセルをこの大舞台で入れ、力強い離氷からきれいな放物線を描くジャンプを跳び、完璧に回り切って余裕をもって降りるという離れ業をやってのけた。さらに、大技を入れながら他のジャンプもまとめる。ジャンプ技術の確かさがなければできないことだ。

トゥクタミシェワ選手はいきなりトリプルアクセルを決めたように見えるが、もともとジュニア時代には練習では何度も決めている。ジャンプの巧さでしのぎを削るミーシン・スクールの選手たちの中にあっても、そのクオリティは特筆ものだった。本当に、オリンピック直前のジャンプの乱れ方が嘘のようだが、今回の高難度構成、決めている本番だけ見れば当たり前のようにこなしていると思う人もいるかもしれないが、大いなるリスクを伴うものだ。

ショート冒頭でトリプルアクセルを入れることのリスクは、ソチ五輪での浅田選手を見ればわかる。決めるのも難しいし、決めたとしても他のジャンプをまとめるのが難しい。決まらなかったら致命的で、金メダルがほぼなくなるわけだから、そこから気持ちを立て直すのがまた難しい。

それをやり切って、インタビューでは涼しい大人の顔で、「フィギュアスケートは進化していかなければいけない。男子が4回転を入れるのだから、女子もトリプルアクセルを入れる時代」と、ロシアが一貫して主張してきた価値観を冷静に踏襲して言葉で伝える。

は~、素晴らしい。あれで18歳というから恐れ入る。ロシア女性の早熟さ、肝の座りかたは日本人の想像を超えている。世界で闘っていくなら、やはりあの強さ、揺るぎのなさ、したたかさは日本女子も大いに見習ってほしい。

ジャンプを回り切れるかどうかは、高難度ジャンプ時代になればなるほど、イチかバチかの側面が大きくなる。失敗すれば優勝候補であろうと、今シーズンいかに高得点を出していようと、あっさり順位を落とす。

女子はトゥクタミシェワ選手が、入念な準備ののちに大胆な賭けに出て、見事に賭けに勝った。男子は、直前までジャンプに不安要素が多かった羽生選手が全部のジャンプを回り切ってトップに立った。結果だけ見れば、「な~んだ、やっぱり?」に思えるかもしれないが、Mizumizuの印象はまったく逆。男子も女子と同様、誰が勝つのかまったくわからない試合だった。

四大陸で驚異的な点を出し、好調そのままに来て、失敗するイメージがまったくなかったデニス・テン選手が、まさかの曲のアクシデント(怒!!!!!!!!!!)で、4回転で転倒、連続ジャンプの失敗。

4S+3Tを鮮やかに決めた(あの時点では首位の座が見えていた)、ロシアのコフトゥン選手がまさかの残りのジャンプ全部0点失敗で16位。

これはそのまま羽生選手にもフェルナンデス選手にも起こり得ることだった。これからも、常に起こりうることだ。フィギュアはそのぐらいスリリングな競技になった。試合としては多いに楽しめる。

男子のショートを見て感じた問題点は女子とは違って、ルールそのものに対する疑問。コフトゥン選手に見られるように、シングルアクセル、2トゥループが一律ゼロになるというのは、いかがなものか。もともと2回転以下のジャンプの基礎点は低いので、あまり順位に関係しないと言えばそうだが、昨今の男子はあまりにハイリスク・ハイリターンで、同じ選手でも、ジャンプの出来不出来で点数が上下しすぎてしまう。ジャンプを回ったのなら、その基礎点はとりあえずは与えるべきだと思うが、どうか。

4回転ルッツに挑戦して、とりあえず転倒がなかったリッポン選手だが、ダウングレード判定なので、失敗した3回転ルッツ点になってしまう。3.90点というのは、低すぎないだろうか。あれだけ降りてから回ったらダウングレード判定になるというのは、その判定自体には現行ルール上、何も疑問はないのだが、回り切って(と判定されて)転倒したテン選手の4回転トゥループが7.30からマイナス1で6.3点になるということを考えると、これはもう何度も言っているが、「回り切ること」に価値を置きすぎではないか。

判定の一貫性とはまた別に、アンダーローテーション、ダウングレードに対する減点幅はなお議論の余地がある。

一方で、リッポン選手はやはり、あそこまで不完全な4ルッツに固執して、降りることができたといって喜ぶのではなく、トップ選手なら順序として入れてくる4トゥループを跳ぶべきだと思うのだが。練習で4ルッツがどれくらい跳べているのが疑問だ。演技自体は、ギリシア神話の美少年のようだった時代から、男性的で力強い演技へと変身した今に至るまで、常に魅せる「華」をもっているだけに残念。

どちらにしろ、フリーを終えてみなければ、結果はどうなるかまったくわからない。ジャンプ構成の難度を落とす一方のキム・ヨナが「完成度と表現力」で勝つとか、トリプルアクセル跳べなくても圧倒的スケーティングスキルでパトリック・チャンが勝つとか、お膳立てバッチリだったつまらない時代が終わったことは喜ばしい。

明日のフリーが楽しみだ。

特にテン選手には四大陸の再現を期待している。






最終更新日  2015年03月28日 02時03分50秒

2015年03月25日


フィギュアスケートの世界選手権開幕を控えて、フジテレビが喧しい。



少し前には、銀座のソニービルの壁面に羽生結弦選手の特大ポスターが飾られ、

IMG_0037.JPG

さっそくフジテレビが宣伝。



ニュースの形態を取ってるが、実際は「宣伝」であって、その手法が「まんま電通」で笑ってしまう。

まずはニュースの原稿。「フィギュアの貴公子」というキャッチフレーズを作る。かつて、キム・ヨナを「韓国の至宝」「フィギュアの女王」と名付けて売り出そうとしたのとまったく同じセンス。

ポスターにも「世界王者の証を、見せる」という、挑発的かつ大胆なキャッチコピー。あえて入れた「、」のインパクトなど、間違いなく一流のコピーライターの手になるものだ。

そして、「銀座ジャックです」というフレーズ。実際には、銀座の一角のソニービルの壁面にシロナガスクジラ大(笑)ポスターを1枚垂らしただけなのに、それで羽生結弦がこの東京で最も華やかな一等地を占領でもしたかのように大げさに喧伝する。

これは典型的「電通」宣伝手法で、特にネット時代になってから多く見られるようになった。

何か目を引く「イベント」を賑やかな街角で突如敢行し、道を歩いている人の注目を集める。その様子を――ニュースで流せるほどのネタではない場合は――You tubeにアップする。「●●をジャック」というフレーズとともに。●●は「お台場」であってもいいし、「銀座」であってもいいし、「原宿」であってもいい。そして足を止めてじっと見たり、ケータイで写真を撮ったりしている人々の映像も入れる。ネット時代だから、「何だ何だ」と皆が検索する。あるいはSNSで情報発信する。すると動画を見る人が増え、宣伝効果が生まれる。

この手法はすでに確立していて、あちこちの企業が「商品」の宣伝に活用しているのだが、フィギュアスケート世界選手権、そしてそこに登場する羽生結弦が、今回の「宣伝すべき商品」ということになる。

フジテレビの世界フィギュアサイトでも、羽生君、羽生君だ。

電車一両を羽生君ポスターが「ジャック」している路線もあるという。

http://www.fujitv.co.jp/sports/skate/world/special.html

かつて、一時代を築いたデザイナー、イヴ・サンローランが引退を決めたとき、公私にわたるパートナーだったピエール・ベルジェが、「ファッションは商売人の手に落ちたのだ」と言ったが、その言葉を借りるなら、「フィギュアスケートは広告代理店の手に渡ったのだ」と思う。

銀座を「ジャック」した羽生選手のポスターはその象徴のように思える。

そのわりにはワールド前に羽生選手はほとんどメディアに登場しなかったではないか、という人がいるかもしれない。だが、それこそ「報道規制」を敷くことができたということで、メディアに大きな影響力を及ぼしうる人間が羽生選手の後ろにいるということなのだ。

今回はスケート連盟もガッチリ羽生選手をガードしている。

http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/379192/

小林部長は電話で羽生側と話したというが、4回転ジャンプの状態など詳細については「お答えできない」の一点張り。「羽生選手は連盟、ファン、メディアからの期待値がすごく高く、プレッシャーは計り知れない。ストレスを与えずストレスのない状態で気持ちを持てるよう守ってあげたい」と説明した。

 連盟の羽生に対する“気遣い”は、これまでにないレベルに達している。練習の邪魔にならないように配慮してか、連盟関係者が羽生の元へ直接出向いて状態を確認することもしなかった。練習拠点についてもこれまで同様、国内か海外、どちらにいるかしか明かしていない。「国内のどこと限定してしまうと、リンクに行ってしまうファンもいるようですから」(連盟関係者)と極秘扱いになっている。

 羽生は若くしてフィギュアスケート日本男子初の五輪金メダリストに。今や主要国際大会を総ナメにしているプリンスは日本の宝だけに、ソッポを向かれることは避けたいところだ。また、昨年11月の中国杯では演技前の練習で中国選手と衝突し大ケガを負いながらも強行出場した際には、連盟への苦情が殺到。羽生に何かあればすぐに連盟と結びつくだけに“超VIP待遇”も致し方ないようだ。


「メディアから姿を消す」というのも、ファンに一種の飢餓感を与えるという意味で、巧みな戦術だし、メディアの攻勢(それも悪意に満ちた)にほぼ無防備だった浅田真央選手のことを思うと、そのあまりの差に驚いてしまう。

バックに誰がつくか、あるいはついてくれるのか――これが大きくモノを言う。考えてみれば、それはビジネスの世界では当たり前のことなのだが。

フィギュアスケートがビッグビジネスになり、選手の商業的な価値が高まるのは、総じて言えば選手自身にとってもベネフィットが多い。羽生選手の場合は、懸念されるのは多忙すぎるスケジュールの中でのコンディション調整。それから強いて言えばコーチとの関係だろうか。「チーム結弦」にアドバイザーが多すぎるのか、コーチのもとで基本的な訓練をする時間が減っているのが――これはかつての浅田真央選手にも言えたことなのだが――将来的にどうなのかという心配もある。

だが、大きな試合の前に情報をシャットアウトし、選手をプレッシャーから守るという姿勢は大いに評価していいと思う。バンクーバー五輪のキム・ヨナ選手もこうした「雲隠れ」戦術を使い、試合ではそれが吉と出た。

羽生選手のバックには、「伊藤みどりが五輪で力を発揮できなかったのは、すべてのプレッシャーが彼女1人に集まったため」と分析できている城田憲子氏もいる(中国入りした羽生選手の後ろでちょろちょろしている小柄なピンクの女性)。彼女が「手がけた」選手で最高の栄光を手にしたのは、荒川静香と、もちろん羽生結弦。一方で、太田由希奈や本田武史は、一時期彼女の大いなるバックアップを受けつつも、怪我で「(彼らの才能なら)得られるべき栄光の座」につけなかった選手だ。

羽生結弦という図抜けた才能を、怪我で潰さずに次のさらなる栄光に導けるか。これはかなりの部分、城田憲子氏の手腕にかかっていると言えるかもしれない。

羽生選手の場合、メディアとの関係は非常にうまく行っている。好意的な報道が多く、羽生人気に乗っかろうというムードだ。

読売新聞まで、コレ↓

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羽生君の映った写真集を何度も何度もアップして、いろんなモノと絡めて宣伝している。

http://pr-yomiuri.com/article/437/cms_id/284

http://pr-yomiuri.com/article/458/cms_id/305

かつて、佐藤有香が幕張で世界選手権を制したとき、スポーツ新聞の扱いがあまりに小さく(トップは高校野球)、タレントの薬丸裕英だったか、「高校生が完全試合をやったからといって、それはあくまで国内の話。彼女(佐藤選手)は世界と戦って勝ったのに、この扱い」と苦言を呈したが、そのころを知る人間からすると隔世の感がある。

関係者皆の努力でここまで来た。選手にもビジネスチャンスが広がった。あとは商業主義の負の面、選手の酷使と、そこから起こる「使い捨て」をどうやって防ぎ、克服していくかだ。










最終更新日  2015年03月25日 23時22分13秒

2015年03月19日


さてさて、読者の皆さんが一番関心があるであろう、「じゃ、エアウィーヴの使用感って実際どうなの?」について。

寝具の難しさは、ちょっとだけ横になっただけでは真価がわからないということだ。東京西川のAIR Si H(高反発でも低反発でもないムアツ系)と、エアウィーヴ四季布団 和匠(高反発)を両方実際に購入して使用するなんて物好きも、たいがいMizumizuぐらいだろうから、ここはひとつ、実際の使用感について詳細にレポしようと思う。

まず、東京西川AIRからエアウィーヴ和匠に替えて一番に感じたのは…

「うっ、(布団が)硬いっ」

ということ。夜中に寝返りをうったときに目覚めて、上腕の骨のあたりが、「イテテッ」となる。寝心地というだけだったら、ハッキリいって、Mizumizuには硬すぎた。

ところがところが…

「寝起き感」がえらくいい。なんというか、「すっきり起きられる」のだ。そんなに長く寝たわけでもないのに、目覚めてすぐ活動できる感じ。

さらに、ずっと悩まされていた肩の重だるさがものの2日ぐらいで、すっきりなくなったではないか!

しかし、これはやはり枕の高さに原因があったのではないかと思い当った。西川AIRは弾力があるので、高めの枕で横寝をすると肩に体重をかけた状態になる。エアウィーヴは硬めで枕もほどよく低いので横寝をしたとき、肩に体重がかからない。

と、こう書くとエアウィーヴで正解だったように読めるかもしれない。

しか~し!

数日後に大問題が。なんとなんと・・・

腰痛ぶり返し!

えっ!?

という感じだった。

♪なつかし~い、痛みだ~わ、ずっと前に忘れていた~(松田聖子の『SWEET MEMORIES』より

若い女の子=懐かしいいたみ=恋愛の心のいたみ
若くない元・女の子=懐かしいいたみ=腰痛

西川AIRに寝るようになって解放されていた腰痛を久々に感じてしまった。

しかし、これがエアウィーヴに替えたせいなのかと言われると、ハッキリそうとも言い切れない。たまたま非常に忙しく1日中運動もせず、デスクワークをぶっ続けてしていた。そのせいかもしれない、といえばそうかもしれない。

腰痛がぶり返したので、エアウィーヴ部屋から西川AIR部屋に移動するMizumizu。西川AIRに寝るとき、少し気を付けて横寝をしたときに肩に体重をかけないよう低めの枕を使ってみた。

すると、腰痛はやわらいだ気がした。ついでに言うと、肩の重だるさも出なかった。

う~ん、腰痛にいいんじゃなかったのか? エアウィーヴ。

その後少し運動を心がけたら、腰痛はおさまってきて、そのうちエアウィーヴの硬さにも慣れてきた。慣れてくると、「ほどよい弾力だな」と思う頻度も増えてきた。

とはいえ…

1か月ほど使ってみてのところだが、次にじゃあ、どちらを選ぶかと言われると、今の段階では東京西川。やはりエアウィーヴの硬さと腰痛の懸念が、マイナスポイントだ。東京西川の最大の不満は耐久性だったが、エアウィーヴも「マットレス5年、枕2年」と言われたから、期待したほど長持ちするものでもなさそう。

枕2年って短すぎませんかね? そんな頻度で枕替えてる人って、Mizumizu周囲にはいないのだが。

東京西川は羽生結弦を迎えて、新ブランドを出すらしい。AIR Siよりさらにハイグレードなオーダーメイド系。次はこれを…

買わないっちゅーの!

どのくらいハイグレードな素材を使っているのか知らないが、もうちょっと耐久性がないと、オーダーメイドまでする気にはならない。

とは言え、寝具の選択肢が広がり、高めの商品でも売れるようになってきたのは内需拡大という意味でも、非常にいいことだと思う。フィギュアスケーターがイメージキャラクターを務めるようになり、寝具市場の拡大に一役買うようになってきたことも。

その先駆者は、やはり浅田真央だということだ。浅田選手が遠征のたびに、エアウィーヴを(しっかり見えるようにきっちりと)カートにのせて登場するシーンはニュースで何度となく目にした。羽生選手も同じことをするのだろう。これまではテキトーに斜めにのっけてたが、次からはきっと、きれいに目立つようにのせてテレビカメラの前を歩いていくのだろう。

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進化した四季布団 「和匠」――ワインレッドのアウターカバーが目印

こちらが今回比較した東京西川のAir Si H

西川エアーマットレス シングルサイズ有村智恵・キングカズ・三浦知良 ムアツ布団 進化系 腰痛 マットレス 坂本勇人 si SI SI-H送料無料 ポイント10倍 エアーSI-H マットレス/Hard エアー SI si 西川エアー 115ニュートン 東京西川air 腰痛 敷布団 東京西川 コンディショニングマットレス 日本製 ムアツ カズマット ネイマール 【ハード】【シングル】






最終更新日  2015年03月19日 17時50分31秒

2015年03月15日


浅田真央の麗しきポスターに迎えられ、高島屋の寝具売り場に向かうと、エアウィーヴコーナーには販売員がスタンバイ状態。

まずは、張り付いたような笑顔がややぎこちないおねーさんに、こちらからアプローチ。
既存のベッドに敷くタイプではなく、フローリングに直接敷くタイプを探している旨を告げると最新のブランドがあるとのこと。

エアウィーヴ 四季布団 「和匠」

従来の「四季布団」にエアウィーヴS-LINEの機能をプラスしたもので、肩のあたりは柔らかく、腰のあたりは硬めにアレンジして進化させたものだという。

さっそく試させてもらうと…

う~ん…

以前のものより確かによくなってはいると思うが、ぱっと寝てすぐに、いつも寝ている西川AIRプレミアムよりいいかと言われると、「?」。

枕も何種かもってきてもらうと、「S-LINE」がえらく心地がいい。

あれやこれや試して、かなり「本気で検討してます」オーラを出し始めると、そこへ店長さんが登場! すごい勢いでプレゼンテーション始めた。

「錦織選手もずっとエアウィーヴなんです! 浅田真央さんも、腰痛もちなんですけど、エアウィーヴで腰回り軽くなられたそうなんです!」

はあ… 

錦織選手のことはよく知らないが、浅田選手は2009年からエアウィーヴのサポートを受けてるハズ。しかし、彼女をめぐる「腰痛が酷い」話は、むしろ最近になってよく聞いたような気もするんだが…

ま、スポーツ選手の腰への負担は尋常ではないし、寝具で根治できるものではないし、エアウィーヴ使っていたから、あれだけの高難度ジャンプを跳びながらも、大きなけがなく試合に出続けることができたってことかね?

「エアウィーヴはすごく通気性がいいんです! 夏は特に涼しくて寝やすいんですよ!」

明らかに、低反発マットレスに対する優位性の強調だ。しかし、西川AIR愛用のMizumizuは、夏の寝具の通気性について不満をもったことがないのだ。

イマイチ納得できずにいるMizumizuだったが、その「流れ」が変わったのは、店長さんのあるデモンストレーション。

「ちょっと座ってみてください。体圧分散に優れてるから、腰への負担が全然違うんです!」

そう言ってやってくれたのは、エアウィーヴを敷いた状態と敷いていない状態で、腰かけた客の腕を前に突き出させ、そこに彼女が体重をかけるという実験。

すると…!

この実験の効果は甚大だった。エアウィーヴに腰かけた状態だと、荷重をかけられても、腰に負担を感じない。ところがエアウィーヴなしで同じことをされると、「イタタッ」と腰が痛み、体が逃げようとして傾いでしまう。

「こんなふうに腰に負担がかからないんです。腰まわりが軽くなります!」
「私も肩こりひどくて… でもエアウィーヴで寝るようになってから、肩が沈まないので(肩のうえに体をのせて寝ることがなくなったという意味だと思う)、肩こりも治って」
「若いころは寝具なんてこだわらなかったんですが、40超えてから、やっぱり寝具って大事だな~って分かって」

などと個人的な体験を交えながら、巧みにアピール。

そして、

「今なら、イベント用のプレゼントとして作ったクッションがあるので、お買い上げのお客様に差し上げられます」

とオマケまで用意してる。

見ると携帯用の小さなクッションで、日ごろ硬い木の椅子などに座ると(痩せすぎで)臀部が痛くなる、Mizumizu連れ合いにはピッタリのお品。

「おお~」と喜びの声をあげるMizumizu+Mizumizu連れ合い。←単純

さらに、パンフレットを見せられる。

そこには開発に携わった日本睡眠学会(そんなのあったんかい!?)のナンタラ医師。ナンタラ大学のスポーツ科学のナンタラ医師…と、立派な肩書きの研究者の名前が並んでいる。

科学的に開発されたマットレスだということをしっかりアピール。

また、JAL国際線のSUITE777ファーストクラスに採用されましたとか、「ななつ星in九州」のデラックススイートに採用されましたとか、1人1泊20万も取る「天空の森」に採用されましたとか、ずらりとハイブランドの名前が並ぶ。

まあ、カネのかかった商品だということはよくわかる。これだけハイクラスの「おもてなし」機関に採用されたということは、営業も相当カネかけただろう。浅田真央と坂東玉三郎というイメージキャラクターも、身体が資本の「超美形」を選んだ絶妙の選択だ。

パンフレットそのものにも、相当カネかかってる。

パラパラめくると、

「エアウィーヴは進化を繰り返します。」

のキャッチフレーズが目に飛び込んできた。

「じゃあ、以前のはそんなによくなかったわけ?」と突っ込みたくなるような、でも、「それなら以前西川を選んだときより、エアウィーヴはよくなってるってことね」と思いたいような。

「低反発マットレス」や「ムアツ系マットレス」からの乗り換え客を狙うには、実に的を射たキャッチコピーではある。以前、何かの理由でエアウィーヴを選ばず、別のタイプのマットレスを買った客にも、「そのころより改良されていますよ」と訴求できる。

よく考えられている。

コピーライティングにもしっかりお金かけてるわけね。

ふと向こうを見ると、サッカーのネイマール選手がほほ笑む西川AIRのコーナー。しかし、販売員の姿は見えず、さみしーい感じ。

ちょっと比較したいと思って、そちらに行くと、西川AIR専門の営業ではなく、高島屋の寝具売り場の担当者みたいな人があわてて出てきて応対してくれたが、特に売り込みはなし。

しかも、試したAIRはレギュラーモデルで、Mizumizu所有のプレミアムモデルではなかったから、特に良さも感じない。さらにさらに、下に敷く電気毛布のようなものを稼働させていて、変にあったかく、狙いとはうらはらに、そのあったかさが、返ってAIR素材の「人工的な」感触を高めてしまい、気持ち良くなかったのだ。

今思うと、東京西川は、羽生結弦選手起用の新モデル展開の準備に忙しく、こっちの旧来モデルには重きを置いていなかったのかもしれない。

で、再び目を上げると、向こうには上品にほほ笑む浅田真央と坂東玉三郎のツーショット。ピンクと灰色の2人の衣装は、その色が2人に似あっているというだけでなく、2色の彩度を合わせるなど、色彩学の知識を感じさせるものだ。

う~ん、すごいなー、エアウィーヴ。開発に信頼度の高そうな研究者を絡め(実際には全然知らない人だけど・笑)、パンフレットも質のいいものを作り、さらに営業もしっかり訓練された人員を配置している。錦織選手、浅田真央、坂東玉三郎とイメージキャラクターも豪華な布陣。

サッカーにはあまり詳しくないので、ネイマール選手を見ると浮かんでくるのは、ワールドカップでの悲惨なアクシデントの情景。かたや浅田真央といえば、ソチでの「女子を超えた」としか言いようのない、空前絶後のフリーの演技。

もちろん、フリー演技中のワンショットもポスターになっていた。恐らく後半のトリプルループを決めた直後のものだと分かる(←どこまでリピートして見てる?・笑)。瑠璃色を基調とした衣装に身を包んだ、生き生きと躍動感にあふれた浅田真央の魅力がその一瞬に凝縮されたようなポスターだ。

再び、エアウィーヴコーナーに戻ると、すぐに寄ってくるセールスの上手な店長。

「(高島屋の)ポイントはつきますか?」

という質問にも、

「はい! お付けできます!」

と完璧にこちらの期待に応えてくる。

「買おうかな~」

と、一応迷いながら、Mizumiu連れ合いの顔をうかがうと、あっちに横になったりこっちに横になったり、枕替えたり、枕の中身を調整したり(エアウィーヴの枕は、中のシートの枚数を変えることで高さ調節ができる)、さんざん時間かけてるMizumizuの買い物行動にうんざりしたらしいMizumizu連れ合いは、

「気に入ったんなら、買えば?」

通訳すれば、「もう待ちくたびれたよ。早く決めて」という返事。一応、「主人のお許しが出ましたので」風の顔で、お客様用テーブルに座り、支払を済ませるMizumizu。

マットレス、枕、送料(300円)、消費税、トータルで15万1308円也。

というわけで…

西川AIRを買い足すつもりで行って、あっさりエアウィーヴ陣営に取り込まれた!

凄いなエアウィーヴ。この全方位からの販売攻勢。背後には諸葛孔明がいるに違いない。



























最終更新日  2015年03月15日 23時41分23秒

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