旅行・海外情報
|
|
|
|
購入履歴
[全1139件]3.11だからご紹介したい店
カテゴリ:Gourmet (Curry)
昨日の東京は砂塵の街と化した。気温が突然25度を超え、強風が吹き荒れて、舞い上がった土埃で視界が悪化。街全体が汚れた雲のなかに入ってしまったかのような異様な天気だった。外出する気にもならず、家へ閉じこもり、窓の外の灰色の景色を陰鬱な気分で眺めていた。 黄砂かと思いきや、乾燥した空気中に細かいちりが浮遊する「煙霧」という現象だったという。 明けて3月11日。一転して気温は10度以上さがり、冬の関東に特徴的なすっきりとした青空が広がった。 乾いた冷たい風に揺れる樹木ごしに、高い空を見上げる。今日は3月11日。2011年の東日本大震災から2年がたった。 震災後、そして1年後の3.11にも、Mizumizuはここで仙台のあるショップを紹介した。今年もそうしようと思う。 仙台の「カレーのにしきや」 震災前には、安くておいしい「伊達鶏キーマカレー」を贔屓にしていて、当ブログでも何度か紹介していたのだが、割安感のあるこの商品は震災後しばらくしてなくなってしまった。 そのかわり、「鶏キーマカレー」という商品ができた。 カラメルソースの甘みがきいてます♪にしきや鶏キーマカレー 正直に言うと、以前の「伊達鶏」のほうが、コクがあって上品な味だったような気もする。 にしきやは震災後は、高級レトルトカレーに力を入れ始めたようで、「この値段を出すなら、レストランに行ったほうがいいのでは?」というような高価な商品が増えてきた。 世界各地のカレーの味が楽しめる専門レストランがひしめきあっている東京に住んでいるMizumizuは、レトルトにそこまで本格的な味は求めない。だから、にしきやの高級レトルトカレー路線には、さほど魅力を感じなくなってしまったのだが、変わらずに贔屓している商品もある。 ぜいたくに素材を味わう♪北海道コーンの濃厚スープにしきやコーンポタージュ5食入 これなら値段もリーズナブルで、手軽にコーンの自然な甘さたっぷりのポタージュスープが味わえるから、自信をもってお奨めできる。 Mizumizuがときおり紹介する楽天ショップの商品のなかでも、抜群の人気を誇る「にしきや」。震災後、工場が被害を受けたとかで、たびたび品切れになりながらもビジネスを続け、新しい境地を開拓している企業だ。 「レトルトを超えたレトルト」という企業目標は、食べたことのある身としても頷ける。 あくまでもいちファンとしてのご紹介。興味のある向きはお試しあれ。
最終更新日
2013年03月11日 10時50分52秒
2012年12月05日
あなごめし うえの(広島県・宮島口)
カテゴリ:Travel(日本、中国地方)
世界遺産にも登録され、いまや外国人観光客も押し寄せる宮島。その宮島にわたる船の発着場である宮島口に、行列のできる店がある。 ![]() あなごめし うえの。さすがにここには、欧米人観光客の姿はない。 ある休日の朝、クルマで宮島口をうろうろしていたMizumizu+Mizumiu連れ合い。午前の早い時間だったが、駐車場はどこもいっぱいで、さてどうしたものかと信号待ちをしつつ、ちょっと途方にくれていると、「駐車場あります」と書いた板をもったおじさんが窓越しに、「こっちにあるよ」と営業をかけてきた。 大丈夫か? と思いつつも、自転車にまたがって手招きする、どこからどうみても善良なる一市民のおじさんのあとをついていくと、月極とおぼしき一般の駐車場に案内された。どうやら、自分で借りているものを、こういう休日だけ観光客に貸すらしい(注:あくまで推測です)。 値段も周囲の駐車場と変わらない値段を伝えられ、特に時間制限もなく、クルマを置かせてもらうことに。 駐車場に向かいつつクルマで通りかかったときは、それほどではなかった「あなごめし うえの」の行列は、徒歩で戻ってみると長くのびていた。隣接するイベントスペースでたまたまやっていたパッチワーク展など見ながら、ときおり座って待つことができた。だいたい50分ぐらい。 ![]() 満席の店内で食べた「あなごめし」、つまりは穴子丼は、東京では味わえない逸品。 ふわっとしながら、密度のある身の具合といい、上品な味付けのタレといい、東京でなんとなく心にあった「うなぎ>穴子」というランク付けがくつがえる感があった。 場所が場所だけに一見さんも多い、混んでいるので落ち着いてゆっくりというわけにもいかない。それでも宮島に行ったら、また食べてみたい名物だ。
最終更新日
2012年12月05日 14時46分46秒
2012年12月03日
「あなごのさかえ」のあなご押し寿司(山口・周防大島)
カテゴリ:Travel(日本、中国地方)
ダイナースカードの会員誌『シグネチャー』の最新号で山口がフィーチャーされた。タイトルは、な、なんと「美食王国、山口」。 ![]() そうだったのか!? 『シグネチャー』によれば、瀬戸内海と日本海に面している山口は、食のゲートウェイなのだとか。 フムフム、言われてみれば、たしかに。下関のふぐは言うまでもないが、萩ののどぐろ、仙崎のいか、秋穂の車えび、周防大島の穴子・・・挙げてみればいろいろあるではないか。 個人的には、好きなものも、さほどとも思えないものもある。値段が高いものも、手ごろなものもある。美食の王国は、ちょっとばかり(いや、かなり?)言いすぎだとしても、こうした地方の特産物を食す楽しみは、ミシュランよろしくクルマを飛ばして、その土地の風土もろとも味わうことだろう。 Mizumizuが穴場的に気に入っているのは、周防大島。ここは、山口の中でも温暖な気候で知られ、みかんの名産地でもある。 ひねもすのたりの、穏やかな瀬戸内海と、そこに浮かぶぼこぼことした緑濃い小島を眺めながら大島へ向かう橋をわたると、心まで温かくなるようだ。 穴子というと、世界的観光地の宮島のほうが全国的には有名だが、大島は「知る人ぞ、知る」ところ。Mizumizuが好むのは、「あなごのさかえ」という小さな店の「あなご押し寿司」。 注文を受けてから穴子を焼く。焼きあがった穴子をカウンター奥で押し寿司に仕上げる。東京で食べる穴子は身がふにゃふにゃと変にやわらかく、濃いめのタレでごまかしているふうだが、ここの穴子は、ふわっとやわらかながら身がよくしまり、みじんの生臭さもない。 「あなごのさかえ」の押し寿司は、間に大葉がはさまっていて、さわやかなアクセントになっている。それも気に入っている。タレも上品で甘やかに軽い。それがきゅっと凝縮した寿司飯の酸味とあわさる。素敵なコンビネーションだ。ああ、日本人でよかった(笑)。 ![]() ここは穴子のてんぷらも美味らしいが、行くとついつい押し寿司のほうを頼んでしまう。もっと近所に住んでいれば、ほかのメニューを試すくらい頻繁に通えるのだが。 「あなごのさかえ」は、実はそれなりに有名な店らしく、中に入ると著名人の色紙が飾ってある。場所はわかりにくい。大島へ入り、国道437号線を走って、久賀港にある土産物店前の信号を右折。「山口銀行」の看板が見える路地なら、正解。だいたい国道から200メートル弱ぐらい。駐車場ももちろんある。 ![]() この写真は路地の奥から撮ったもの。国道からは「あなごのさかえ」の看板は見えないので、クルマで来るときは、「山口銀行」をとりあえず目印にするといい。 しかし、真昼間だというのに、人通りがないなあ・・・ いつ行ってもこんな感じで、閑散としているのだ。地方の過疎化の現実を、こんなところで思い知る。 押し寿司を食べたあとは、セピア色の温泉に体を浸すのもいい。 のびやかな瀬戸内海の島の風土と、めずらしい穴子の押し寿司と温泉。広く知られた観光地ではないが、小粒できらりと光るような行楽が楽しめる。それが周防大島だ。
最終更新日
2012年12月03日 12時28分04秒
2012年11月30日
今年は徳佐のりんごがにわか全国区に?
テーマ:楽天写真館(120940)
カテゴリ:Travel(日本、中国地方)
山口でりんごといえば、徳佐。徳佐といえばりんご。 山口市内の町中からくねくねとした山道をドライブし、トンネルをいくつか抜けると、田園風景のひろがる高原に出る。そこが徳佐だ。澄んだ空気の中、涼やかな風にのって、まっすぐになった道を走ると、やがて道路沿いにりんご園が見え始める。 昔から知っているりんごの村だが、特においしいりんごの産地というイメージはなかった。小さなりんご農家が並んでいる、田舎の中の田舎。 ところが、今年は「異変」が起きた。テレビで徳佐りんごが好意的に紹介されたのをきっかけに、小規模農家に注文が殺到。 徳佐りんごの創始者家族の経営する友清りんご園には、関東地方からも注文がひきもきらず、はやばやと贈答用りんごが予約も含めて完売するという「騒ぎ」になった。 このにわかな人気に、一番驚いたのは現地の農家のよう。毎年の固定客をもっている、小規模経営の園には、「ありがた迷惑なこと」だったらしい。 徳佐のりんごが特においしいというイメージをもっていなかったMizumizuも、叔母がテレビを見て、徳佐のりんごが食べたいと言っているとMizumizu母から聞いて、「は?」となってしまった。もともと関東出身のMizumizuにとっては、りんごといえば、長野や青森。わざわざ山口のりんごを重宝する理由も見当たらず、山口に住んでいたころも、むしろ徳佐のりんごより長野・青森のりんごを買っていた。 子供のころ、りんご狩に行った記憶もあるが、すっぱくて硬いイメージしかなかった。 「またまたテレビの過剰演出じゃないの?」と思ったりもしたのだが、よく考えれば、贈答用の徳佐りんごは、ほとんど食べたことがない。 そこで11月の頭に、徳佐までクルマを走らせてりんごを農家から直接買いに行った。友清りんご園に行ってみたが、贈答用はすでに予約にすべりこむことすらできず、りんご園直営の店で、名月とふじを試食した。 寒冷な空気の中で食す、徳佐のりんごは・・・おや、しゃりっと噛むと、さわやかな歯ごたえといい、野性的な酸味の中の、ほのかながらぎゅっとしまった甘みといい、口の中に幸福感がひろがるではないか。え? 徳佐のりんごって本当はおいしかったのか? 贈答用は売り切れでも、家庭用に小分けしたりんごなら入手できた。 古いイメージで、過小評価していたが、これは見直さなくては。 徳佐のりんごは野性的で、どこかに寂しげなイメージがある。それがどこから来るのかよくわからない。あまり揃っていない外見のせいかもしれない。 硬めの果肉に閉じ込められた、密度の高い酸味の甘みの混在のせいかもしれない。みずみずしい・・・というのとは、少し違う。だが、しゃりしゃりと噛むと、じんわり広がる味わいは、深みがあり、洗練とはまた違った野の個性がある。 友清りんご園のような有名な農家の予約はすでに終了したが、徳佐のりんごそのものは、まだこちらで、入手可能のよう。 地名こそ違うが、こちらも徳佐と地理的にほとんど変わらない。 送料を考えると、あまり遠くの方に強くお奨めはできないが(失礼!)、ほとんど地元で消費され、あまり広く流通することのない徳佐のりんごを、一度お試しになってはいかがだろうか。
最終更新日
2012年12月03日 15時49分46秒
2012年11月15日
魔法の隠し味、まるはらの鮎魚醤(大分県)
カテゴリ:Travel(日本、九州)
食の宝庫、九州。旅先でまた、驚くような調味料に出会った。 まるはらの鮎魚醤がそれ。
タイ好きのMizumizuにとって魚醤といえばナンプラー。アンチョビーなどの海水魚から作ったクセの強い調味料で、エスニック料理にしか使わない。 鮎から作った魚醤というものが存在することさえ、知らなかった。おそらく、多くの関東人は、そうだろう。関東一円で鮎魚醤など、聞いたことも見たこともなかった。 この鮎魚醤、そのまま舐めても特段おいしいものではない。だが、およそ醤油を使う和食になら、なににかけても魔法のような働きをする。 煮物に一振りすると味に深みが増す。焼き魚に使えば臭みが消える。チャーハンに応用してみたら、角のとれたまろやかな味になった。 「パリ・東京の三つ星シェフに高い評価」という宣伝文句も、あながち誇大だとは思えない。現当主が23代目という九州の老舗のオリジナリティと実力に、またも「まいりました」という気分だ。 115mlの小瓶を買ってすっかり虜になり、200mlの3本セットをさっそく取り寄せてしまった。賞味期限は1年だが、多くもない家族で、あっという間に使ってしまいそうだ。
最終更新日
2012年11月15日 16時29分33秒
2012年08月20日
星野村(福岡県八女市)に憩う・棚田の風景
カテゴリ:Travel(日本、九州)
福岡県と大分県の境、緑深い山々に囲まれた小さな里、星野村。 「村おこし」と称して、観光客を呼び込もうとしたもののアテがはずれ、奇妙に立派なハコモノだけが残った・・・というような地方の田舎町も多いが、星野村は(おそらく)例外的に、観光開発に成功している村だ。 訪ねてみて、「ここに来る価値があるだろうか」と考えてみた。答えはイエス。その理由をMizumizuなりに挙げるとすれば・・・ 1)村独特の文化・景観がある 2)九州を訪ねる観光客にとっての必須アイテムともいえる、温泉がある 3)自然がいっぱいの、本来の日本の村の素朴な雰囲気を残している 4)サービス業に従事する人々に、「おもてなしの心」がある といったところだろうか。 個人的には長期滞在したいとまでは思わないが、まる1日過ごすには、十分な魅力のある山村だ。 お茶で有名な星野村だが、村を代表する景観美としてまっさきに頭に浮かぶのが、棚田。
もちろん、村のあちこちに棚田があるわけではない。フォトジェニック(苦笑)な棚田は一箇所だが、急な山の斜面を切り取るように作られた棚田は、やはり一見の価値がある。
棚田といえば、バリで見た棚田を思い出すが、もともとは貧しい山村の農民の苦肉の策として生まれたものだ。 当然ながら辺鄙な場所にある。実際に棚田を作り上げ、生活に必要だからという理由で守ってきた人々にとっては、自分たちの棚田が美しいとかどうかなど眼中になかっただろう。それをありがたがって見たがり、排ガスをまきちらす文明の利器を駆って出かけていって写真におさめる。 いつもそこに、奇妙なパラドックスを感じてしまうのだが、そうは言ってもやはり景観としての棚田は、常にMizumizuの心を魅了してやまない。
最終更新日
2012年08月20日 18時26分59秒
2012年08月03日
開放的な雰囲気で炭酸泉を満喫・ラムネ館(長湯温泉・九州)
カテゴリ:Travel(日本、九州)
いかにも「湯治」という雰囲気の山口の柚木滋生温泉にはないエンターテインメント性を備えた炭酸泉を楽しめる場所、それが九州大分県にある長湯温泉・ラムネ館だ。
藤森照信氏による建築は、遊び心がいっぱい。
モダンなモノトーンのストライプ模様の壁、日の光を浴びて輝く銅版の屋根、そして屋根の真ん中から空に伸びる松ノ木・・・ 写真は撮れなかったが、脱衣場から浴室、露天へと連続空間の演出も凝っている。木をふんだんに使ったひなびた雰囲気の脱衣場から、身をかがめないとくぐれない小さな木の扉を抜けると、とたんに白壁の天井の高い浴室空間が目に飛び込んでくる。 この一瞬の驚きのために脱衣場を、わざわざ狭く、やや暗く、古びた空間にしつらえたのだ。 浴槽こそ古い日本の湯治場そのものだが、白い壁に(やや意味不明の)ニッチ空間をもうけた浴室は、どことなく異国情緒が漂う。
(写真はHPより) しかし、緑のツタの這った、異様に高い吹き抜けの天井を見上げながら、これはちょっと空間の無駄遣いでは・・・という気がしないでもない。とはいえ、建築家の遊び心と演出のおもしろさは唯一無二のもので、こんなデザイン性の高い温泉施設は、ほかに思い出せない。 野外の開放的な空気と日の光に導かれて、浴室から露天に出てみると、白いキャンバス地の布をパラソルのようにひろげた、小さなプールのような浴槽が目に飛び込んでくる。 屋内の「にごり湯」に対して、こちらのほうが「ラムネ湯」。炭酸を多く含んでいる。 炭酸泉は温度が上がると泡が飛んでしまうとかで、湯の温度は低め。それでいて、さすがに温泉。体が冷えるという感じがない(酷寒の季節はわからないが・・・)。暖かい季節でも、長く入れるのが魅力だ。 長湯温泉郷は、ひなびた田舎にあるが、山奥の秘湯という雰囲気ではない。山間の開けた土地にある。近くの林の中には、長湯B.B.Cという洒落た宿泊施設もあり、効能豊かな炭酸泉とあいまって、長期滞在したい魅力にあふれている。 少しクルマでいけば、ラムネ館以上の炭酸含有量を誇る七里田温泉・下湯もある。 ところで、長湯といい、七里田といい、「日本一の炭酸泉」をうたっているようだが、その根拠はというと、もうひとつ納得できない。 ウィキペディアによれば、 七里田温泉・下湯は、炭酸含有量は1250mg(温度37.5℃)、長湯温泉のラムネ温泉は781mg(温度32.8℃)。 山口県の柚木滋生温泉は、看板に炭酸含有2107mgとあった。どこでどうやって測ったのかはっきりしないが、数値だけ見ると、柚木滋生温泉が圧倒的!? どうもわからない・・・ だが、長湯温泉・ラムネ館が魅惑的な温泉施設であることは確か。血行をよくするという、炭酸泉の効能は短時間の入浴でも実感できるほど。 ワイルドでいながら洗練された感覚が隠れている、緑に囲まれた開放的な雰囲気の中で、建築家の遊び心とともに、湯浴みを楽しむには絶好の場所。
最終更新日
2012年08月07日 11時01分11秒
|一覧| |
|||||||||||||||||||||||||