地震について知っておこう~P波とS波
ようやくおさまった関東大地震騒動。意外と心配している時の方が起こらないものですね。それにしてもこないだ何度も来ていた細かい地震。大きな揺れが来る寸前に小さな揺れを感じました。これって昔学校で習ったP波とS波かな?なんて思って早速ネットで調べてみました。まずP波というのは、Primary-Waveの略で最初に来る波のためこう名づけられたようです。また、縦波とも呼ばれ進行方向と同じ方向に振動します。たとえば進行方向が→なら振動は⇔。一方S波というのは、Secondary-Waveの略でP波の次、つまり2番目に伝わる波のためこう名づけられたようです。こちらは横波とも呼ばれ進行方向に対して垂直に振動します。たとえば、進行方向が→なら振動は↑ ↓P波は固体、液体、気体に伝わりますが、S波は固体のみにしか伝わりません。また、P波が早く速く伝わる波であるならS波はゆっくり伝わる波で、非常に大きなエネルギーを持っています。確かに地震が起こるときというは、カタカタっという小さな揺れのあと、ガタガタッ~って大きな揺れが来ますね。専門的にいうと、P波の揺れの始まりからS波の揺れの始まりの間の揺れを初期微動といい、S波による大きな揺れを主要動といいます。初期微動による継続時間が長ければ長いほど震源地から遠いことになります。ちなみに、震源とは地震現象が始まったところ、つまり岩盤の破壊が始まった地点で、震央とは震源の真上にあたる地表の地点、つまり震源のあった地上での位置のことです。今日はP波とS波について勉強してみました。実際に地震が起こったときにはこれがP波でこれがS波か!なんていう余裕はないでしょうが、揺れの原理を知っていてもいいのではないでしょうか。防災関連グッズはこちらネットで買えば断然お得!お買い物なら楽天市場人気blogランキングへ