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京都観光をご案内して学んだ事

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2014.05.02
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カテゴリ:カテゴリ未分類

 五月晴れとなりました。

世界文化遺産の寺院に劣らぬ素敵な場所をご紹介します。

 

本日からの3回分の【曼殊院】は、私の京都観光として、最高の

奥深い意義の濃い内容の観光地と心得ます。

堂内は、写真撮影が、禁じられていますので、充分に理解を得られないことが

残念です。

 

 

 

 

P1040959.JPG

勅使門

平成24年12月 天皇両陛下ご訪問

壁には最高位の寺格「5本線の筋塀」があしらつてあります。

 

P1040960.JPG

 新緑が美しいです

【曼殊院1】 (まんしゅいん)天台宗の五門跡の一つ

 開基 是算(ぜさん)(菅原一門の出身)


 

 大原街道も街中に、「白川通り」から東山山麓に位置し、

【修学院離宮】と広域の隣接地に【曼殊院】が静かに存在して

います。素晴しい観光地でありながら、観光バスが入れ切れない

状況で、コースから、外されています。従ってタクシー貸切を

利用されます。


  

 天台宗の格式高き門跡寺で、京都の寺社数ある中で、皇室の

ご訪問されたのは、少なく、此処では、皇太子殿下・秋篠宮殿下

の学生頃に、そして「紀子妃殿下」もお一人で来られた写真が

展示されています。

 

 

P1040962.jpg

浩宮親王  植樹

 

P1040961.jpg

礼宮親王 植樹

 

 

 天台宗五門跡から天台座主に成られる傾向も可也有り、

現代256世天台座主半田孝淳大僧正は、当所曼殊院に

門跡から推挙された方でも有ります。

 主人公は、 【良尚法親王】 (りようしょう)で、今から380年前

、徳川三代家光の頃、「八条宮智仁(としひと)の次男坊に

産まれたばかりに、寺を与えられ僧となられました。

いわゆる出家されました。同じ母親から腹を痛め、長男

「八条宮智忠(としただ)親王」は父君と【桂離宮】を造られました。

【修学院離宮】を造られた「108代後水尾天皇」とは従姉妹同士

の関係です。

次男坊のゆえに後継に参与出来ない世襲制に

 「良尚親王」のお気持ちを推し計ってか、襖絵などに、それらしく

画かれた部屋が有ります。

 然し、ご本人は、度量の大きい方で、五道の達人の結果を遺して

居られます。そして封建時代に有って、今で云う「民主主義」の

優しい志を持たれたことも、遺産として随所に遺されています。

書道(竹筆)・華道(立花図)・香道・茶道(八窓茶室)・画道

(色彩採用)そして仏への道と。

 その上「小堀遠州好み」の「枯山水の庭園」を眺めながら、

一生を優雅に過ごされ72歳に遷化されました。

 

昨日、キリシマツツジの真っ赤に咲く曼殊院を写真に初めて

治めることが出来ました。

映像の様に、宝船より西のみに作庭者はツツジの配置をしています。

なぜ? 詳細は3回目に記しています。

 P1040944.jpg

枯山水庭園の西側にキリシマツツジを配置

 

P1040950.jpg

宝船の近づく姿

 

P1040958.jpg

フクロウのの手水

 

P1040957.jpg

奥から眺めたツツジの配置

 

一方宮家を継がれたお兄様は、宮家の護持に気を配られてか僅か35歳の

若きご生涯を閉じられました。何れが幸せであったのでしょうか?

 「良尚親王旗」にも 【竹】 を、図柄に採り入れられています。

「竹の内御殿」とも言われます。随所に「竹」が現れます。何故なら、

「開基是算」は「北野天満宮」にも関係しその「梅」

そして天台宗の本山「比叡山延暦寺」の「松」合わせて「松竹梅」

となり、修行の一つに経を唱えながら、わらじ姿で小走りに

「阿闍梨」(あじゃり)さんはこのルートを通られます。

 【桂離宮】は宮内庁事務所から許可証が必要ですが、

此処【曼殊院】も父上と兄上の意に、適う為、 「雁行型の屋根」

等に離宮の類似点が観られます。「桂棚」に対しても「曼殊院棚」

も其の一つで、「桂離宮」の面影が伺い知れます。

曼殊院次回に続きます。

 






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Last updated  2014.05.02 08:58:32
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