相模原クラブ 15-3 マルユウベースボールクラブ湘南
先日行われた都市対抗神奈川一次予選。シード3チーム(相模原クラブ、横浜球友クラブ、横浜金港クラブ)が「順当に」二次進出を決めるという結果となりました。私は先日書いたように、相模原クラブがマルユウベースボールクラブ湘南を破った試合だけ拝見。当日はスコアボードでの選手名表示も場内アナウンスもない中で、せっかく一生懸命に選手名と経過のメモを取ったので(←というか、それだけでほとんど精一杯に近かった)、観戦記っぽいものを載せておきます。間違ってるかも知れませんがその際はご容赦を。◇都市対抗神奈川一次予選代表決定戦(5月15日第三試合)相模原クラブ005 019=15(13安打、1失策)010 101=3(4安打、2失策)マルユウベースボールクラブ湘南[相]中屋謙(6回3失点)-島原 (二塁打)吉岡、新井、河口、岩沢、古舘、[マ]湯川(2+0/3回2失点)、平田(1/3回3失点)、山田(3+1/3回9失点)、永坂兼(1/3回1失点)-上野 (二塁打)長内、永坂雄相模原クラブ[4]岩沢[8]田山[6]若林[5]松本[2]島原[D]吉岡→HD古舘[3]越口[7]新井[9]河口マルユウベースボールクラブ湘南[4]大平[5]大羽[6]柏木[3]永坂雄[2]上野[D]長内[7]多田[8]鹿島→8磯部[9]安部川(左:相模原先発・中屋謙太郎投手)(右:歯を食いしばって投げるマルユウ3番手・山田健二投手)両チームともダブルヘッダーで2試合目。先制したのはマルユウで、2回に四球の永坂雄太選手を送った二死二塁から多田選手のレフトへの当たりが失策を誘って無安打で先制点。1回2回と塁上を賑わせながらも無得点だった相模原クラブは3回、1,2番が連続四死球で出塁。ここでマルユウ先発の湯川投手は降板して左腕の平田投手へ。しかし、若林犠打、暴投(1点)、島原スクイズ内野安打(1点)、三盗、暴投(1点)、吉岡右中間二塁打(1点)、越口死球と、アウト1つしか取れず逆転を許して降板。エース(でいいんですよね)の山田投手が出てきましたが新井選手がライトオーバーの二塁打を放ってさらに1点追加してこの回5点。相模原クラブは5回にも一死一二塁とすると、河口選手のバントを処理した山田投手の一塁への送球が大きく高く逸れ、サブグラウンドとの境界のラインを越えてしまってボールデッド、1点入ります。6回も前の回と同じような犠打失策で1点追加すると打線が止まらなくなり、連打が続いてさすがに「いつ終わるんだ」みたいな感じになりまして、マルユウの投手が永坂兼太投手(←毎日新聞掲載の名簿によると内野登録のようです)に代わってようやく攻撃終了。この回だけで二塁打4本を含む8安打集中して9点入りました。(大敗ながらも楽しそうな雰囲気だったマルユウベンチ。こちらは屋根なしだけど相模原側は屋根付きベンチ、もし雨でも降ってたらちょっと不公平だった?)マルユウは4回は二死から長内選手が一塁線突破の二塁打で出ると三盗成功、続く多田選手がレフトへはじき返して1点。6回も柏木選手レフトフェンス直撃(?)の安打のあと4番の永坂雄太選手が右中間突破の適時二塁打で1点。マルユウのヒットはこの4安打だけながらも、少ないチャンスをモノにして3点奪いましたが失点が多すぎて及ばず、相模原クラブが二次進出。初戦での新日本石油ENEOSとの対戦を決めました。平間グラウンドは三塁側ベンチの後ろが通路になっているので相模原クラブの選手が良く見えたのですけど、中軸打者を中心にがっしりして重厚感のある体つきの選手が揃ってますねぇ。6回の攻撃ではそんな打者たちが次々と大きな当たりをセンター方向に打ち返していて迫力がありましたこんなスコアとなりました。なお。この試合はどういうわけか、JABA公式では5回表が0点、6回表が10点になっています。毎日新聞神奈川版の記事でも(Web版も紙面も)、そして神奈川新聞でも同じ。正しくは、5回表は1点、6回表は9点です。でもJABAだけならともかく毎日や神奈川新聞まで同じこと書いてあると何だか自信なくなって来ます…。毎日は小見出しでも「六回に一挙10点」って書いてあるし。(JABAと神奈川新聞はどちらも中屋謙投手のことが「中尾」と誤記されているので同じ情報源かも)試合終わってから後で得点が訂正される、なんてないですよね。