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カテゴリ:台湾棒球
2月10日は「左利きの日」なんだって。
本当は左利きの日は世界的には8月13日なんだけど、日本だけはこの日が「第二左利きの日」なんだとか。 知らなかったな~。私も左利きなんですけどね。 [記事]2/10「左利きの日」に“左利きの悩み”を考える(東京ウォーカー) 「世の中はマイノリティには厳しい右利き社会」 「左利きの人々に対する理解をさらに高めたい」 んー、確かに共感はしますし、以前は左利きって損だな~って思うときもあったけども、最近はそれほどでもなくなったような。 ちょっと前は左利きで不便なことナンバーワンだった自動改札。今はSuicaでかざすだけなのでだいぶ楽になりました。 缶切りも使いにくくてしょうがなかったけど、最近は缶切りで缶を空けること自体が少なくなったし。 世の中、ある程度は左利きにも優しい社会になりつつある? 急須とかフライ返しとかは今でもたまにイライラしますが、まぁ仕方ない。とっくに慣れてます。 良く言われるハサミや包丁は別に不便だと思ったことはほとんどないですねぇ。左利き用を買うともっと切れるのかしら。 ま、私は右もある程度は使えますのでそう感じるだけで(←鉛筆や箸は子供の頃に「矯正」されました)、真性の左利きのかたはもっと不便に感じているのかも知れません。 ●台湾棒球界は左利きが少ない? とはいえ、楽器やスポーツでは左利き用の道具が手に入りにくいって点で苦労が多そうです。 以前、テレビで大学の先生だかがこういうことを言っていたのを見たことがあります。 「左利きのほうが有利なスポーツが2つあります。それは野球とボクシングです。」 それしかないの?って気もしますが、とりあえず野球では投手に限れば左腕のほうが重宝がられるし、左打者のほうが率を残すには有利というのもわかる話。日本野球では当たり前のように左の選手が活躍中。左利きの子供にはとりあえず野球をやらせてみるのが吉? 一方、台湾の野球界では左の選手は日本に比べてとても少ないような気がします。 極端だったのはアテネ五輪予選の台湾代表チーム。 投手は全員右投手で、左投手はゼロ。左打者も謝佳賢選手と王傳家選手くらいだった。 あれから5年ほど経ち、今はだいぶ代表チームにも左が増えて左投手も必ず2~3人入るようになったし、スタメンに左打者のほうが多かった大会もありました。 とはいえ、去年の牛隊は本土の左投手ゼロ。龍みたいに左が多い球団もあったけども、日本と比べて少ない印象は相変わらず。 やはり、まだまだ子供の頃に矯正してしまう家庭が多いんだろうか。チェン(陳偉殷)投手は子供の頃にご両親が矯正しようとしたんだけども、頑として従わなかったって話もありましたし。 と思って、またちょっと調査。 いまちょうど台湾では「大通盃台湾青棒菁英賽」という大会が開催中。台湾でちゃんとした野球部がある高校は全部で40校くらいだそうですが、うち23校が出場。その選手名簿から投打がどちら利きかを数えてみます。 比較対象は、毎日新聞Webに載ってる去年の夏の甲子園「第90回全国高校野球選手権」(55校出場)。 甲子園に出てくる学校だけなので全体からすればごく限られた範囲ということになるけども、台湾の高校野球もかなり限られた選手しかできないみたいですので似たようなものということにして。
大部分の選手は利き腕で投げるのだと思いますが、投法のほうは日本も台湾も意外と変わらないんですねぇ。 日本の高校球児はもっと左利きが多いのかと思ってました。 甲子園に出るような、ある程度は上手な選手が集まってるチームならなおさら多いものと。 日本の男の子は15%くらいが左利きだと聞いたことがありますが(←本当かどうかはわかりません)、だとすればむしろ低い。 投手だけで見ればもっと割合は高そうですけども、どうなんだろう。 日本と台湾で差が出ているのは打法のほうで、右投左打の選手が日本のほうがかなり多い。 日本は指導者のかたが有利な左打を薦める傾向があるけども台湾は自然なまま打たせるとか、そんな感じなんですかねぇ。 ということで、少なくとも高校野球のトップレベルでは、日本台湾で利き腕の比率にほとんど差はなさそうな気配。 それでも台湾職棒に左が少ないような気がするのは、いい左腕投手はすぐ海外にとられてしまうから、か? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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