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身体・感覚とアート

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ゆぱさん

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2006年11月05日
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秋になると、生徒がこない。

M氏が高校教師になって神奈川県津久井郡に赴任したころの話。

昭和20年代だ。

でてきたところをつかまえて、

「ちゃんと学校にこなきゃだめじゃないか」

というと

「先生、俺達は忙しいんだ」

といわれる。

当時、生徒の家の多くは農家。収穫期は人手が足りなくなるので、子供は家の仕事を手伝っていた。

社会全体が貧しく、それぞれ生活するのが大変な時代。

M氏は「そうか~、頑張れよ」と言うしかなかった。


しかし、子供たちは逞しく、バイタリティにあふれていた。

M氏は子供たちのたくましさに、彼らを「津久井の山猿」と呼んでかわいがった。

現在でもその交流が続いている。








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最終更新日  2006年11月05日 08時04分57秒
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