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カテゴリ:考える
「白隠和尚(おしょう)(江戸時代中期の禅僧)は、自分の檀家の娘が妊娠したとき、”和尚の種を宿した”と白状したため、世間からなまぐさ坊主と非難された。
だが和尚は、平然として「ああそうかい」と受け流し、子供が生まれるとその子を抱いたりしていた。 その後、この赤ん坊は和尚の子ではなく、娘が一時逃れに和尚の名をかたっていたことが明らかになった。 しかしそれでも、和尚はまた「ああそうかい」といっただけで、世間の毀誉褒貶には無頓着であったという。」 引用:『現代語で読む「自警」』 新渡戸稲造著 竹内 均解説 知的生きかた文庫 ******************** 今日は画廊が休みなので、ちょっと昔の日本人の話を引用してみました。 この白隠和尚さん、とっても人気があるひとだったようです。 また明日は個展について書きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年03月26日 10時49分53秒
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