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カテゴリ:身体・感覚
石田梅岩。 40才までビジネスの第一線を携わっていた人が 書いた、今でいうビジネス書に当たるような本の一説に 下記の文があります。 彼の血肉となった苦労を突き抜ける言葉。 「雲行き(ゆき) 雨施して(ほどこして) 品物(ひんぶつ)形(かたち)を流し(しき)、 乾道(けんだう)変化して 各(おのおの)性命(せいめい)を正す也(なり)。」 現代語訳~ 「雲が動き 雨が降り 自然がそれぞれの姿と形をなし、 しかも宇宙の本質は静止でなく 変化であり、生きとし生けるものは、 それぞれがあるべき生命を生きぬくものとなっている。」 彼はのちに心学という学問を起こした。 引用した文が書かれた『都鄙問答(とひもんどう)』の大部分は 経営に関する内容です。 その最終章のなかに上記のような美しい言葉がある。 引用:「清廉の経営 『都鄙問答』と現代」由井常彦著 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年12月22日 09時15分42秒
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