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テーマ:アートで心の空中散歩(75)
カテゴリ:日本美術って?
時代とともに、変わるものがある。
時代とともに、変わらないものがある。 絵に対する環境は時代とともに変わっていく。 絵、という存在自体はいつの時代も変わらない。 美術、ということばが生まれた1873年。 明治時代。 アメリカ、ヨーロッパが 世界のあちこちに進出していた時代。 日本は、自国よりも圧倒的な強さで 押し寄せるアメリカ、ヨーロッパに対して、 否応なしに向き合うことになった時代。 日本にあるものを、相手にしっかり伝えたい。 相手に伝えるには、 相手にわかる言葉を使う必要がある。 日本美術という言葉は、 アメリカやヨーロッパの文化に対して、 日本の文化はこのようになっているのだ、 と説明するために生まれた。 そして、今に続く美術をとりまく環境が 生まれた。 絵や、モノづくりの環境はときとともに変わっている。 絵や、モノづくり自体は変わらない。 感性でものをみるとき、 絵や、ものそのものを感じる。 それは、いつの時代も変わらない感性を 育てる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年01月27日 10時17分36秒
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