カテゴリ:脱会後のリハビリ/心の減圧室を探す旅。
親父が私に教えたかったこと。
それは、『自分の行いを忘れるな。』ということだったのだと思います。 複数の原因が組み合わさって、それに悩み、心が弱っているときがある。 統一協会は誰よりも素早く、それを見抜く目を持っている。 心が弱っているときであれば、人を意図も簡単に勧誘することが出来る。 勧誘した対象者の、心が弱った状態を維持させながら、抱えている問題の全てが解決するかのように思わせ振りなことを言い、期待を抱かせたかと思うと、すかさず不安を煽り、不安を煽るだけ煽ると、今度は希望を抱かせる。 そして、また、不安を煽るだけ煽る。 対象者も、心が弱っている上に、さらに心が疲れて統一協会から距離を置きそうになると、また希望を抱かせ、やがて素晴らしい未来が訪れるような妄想を抱かせるように心を誘導し、対象者が希望に胸を膨らませたところで、また不安を煽るだけ煽る。 で、・・・・また希望を抱かせ・・・・不安を煽るだけ煽る・・・・ という心理的操作をしながら、少しずつ思考の操作もしてゆき、本人が気づかないままに価値観の組み換えをしてゆきます。 仕上げに、毎回、真逆の『これが幸せになるための答えです。』という、お言葉をくれます。 昨日、『これが正しい答えです。』と聞かされた話が、 今日は、“昨日とは真逆の話が”『正しい答えです。』と教えられるのです。 明日になると、『一昨日の話が正しい答えです。』 と、いう具合に、毎日、真逆の『これが正しい答えです。』という話を聞かされ続けます。 これを延々と毎日、毎日、来る日も、来る日も、やられると人間は思考停止に陥ってしまいます。 頭が混乱して考えることを止めてしまいます。 何が正しいことなのか?が、分からなくなってしまいます。 やがて、考えられなくなると誰かに答えを求めるようになります。 そうすることが、家族を幸せにする1番の近道だと信じ込んでしまいます。 ここまで来ると、全てにおいて『報告・連絡・相談』【=報・連・相】という思考構造が確立されて完全に思考が停止した状態になり、アベル(管理する人)とカイン(管理される人)という関係が出来上がります。 そうなると統一協会の組織に組み込まれ、統一協会の手足のごとく、こき使われるようになります。 ・正体と、その目的を隠した騙し討ちのような勧誘。 ・人の不安を煽り立てて開運グッズ(印鑑・仏像・家系図+先祖供養・などなど)を法外な値段で購入させる。霊感商法。 ・食品や物品を法外な値段で購入させる。悪質商法。 その他、統一協会のための『¥』集めに奔走するようになります。 これらも統一協会の、大変、巧妙なやり口に騙されてしまった結果なのですが、 だからと言って、騙されてしまった側の責任は『ゼロ』ではないと思います。 統一協会に騙されていたからとはいえ、行動に移してしまっているのですから、責任は『ゼロ』ではないと思います。 それらを踏まえた上で、自分の責任というものを背負い、思考回路に巣食っている寄生虫を駆除してゆく作業が、脱会後のリハビリだと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.11.28 23:43:02
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