＊モナミ＊ SMAP･映画･本

モスクワから成田まで9時間、夜のフライトなので寝ようと思ったけれども寝付かれず。
飛行機が怖いとかじゃなくて、全くその逆。
飛行機大好きなのよー。
ロングフライトなんて、そうそうないでしょ？
だから興奮しちゃって寝れなくって。

でもまぁ帰ったらいくらでも寝れるしね。
成田→福岡だって寝られるし。
ということで、結局映画2本見てゲームして、一睡もしませんでした。。。


飛行機の窓からは、月と星がきれいでした。
日の出も。
あぁ、ナウシカみたいに自力でこの空を飛べたらなぁ。。。

こういうの見てると、やっぱり神様っているよなぁ、って思う。
神という具現化されたものじゃなくて、生命を生み出した大きな力というのを感じる。
そして人間って、ちっぽけだなぁ、って。
どんなに速い飛行機を作り出したって、上にはずっとずっと空があるんだもん。


さて、今回のロシア旅行の総まとめ。

ロシアについて知識と興味がなかったので、行く前は「何でロシアなんだよぅ…」ってぶーたれてたけれど。
行ってみれば、やっぱり旅は楽しかった。
他の欧米諸国や日本とはまた違って、こちらでは当然なことが当然じゃなかったり、
驚くこと戸惑うことも多かったけれど、それも旅の醍醐味。

初めてのパッケージツアーだったのでどうなることやら…と思ったけれど、楽でよかったです。
自分で街に出て電車やバスに乗ったり、買い物したり食事したりという、
地元の人との触れ合いは全くなくて、それが不満だったけれども、
ロシアのような言葉も全く分からない、ちょっと不安定な国にはやっぱりパックがいいのかも。

ただずっと日本人と一緒というのか、私的にはすごく不満だった。
だって移動のバスも列車も、ここは福岡か！？って思うような会話がなされてるんだもん。
海外なんだから、英語にまみれたい！
英語じゃなくても、外国語を聞いていたい！
少なくとも、久留米弁はやめてくれ…！

つくづく、おばちゃんたちは強し！と思ったね。
旅慣れしてる人が多かったってのもあるだろうけど、疲れを知らないというか精力的というか。
どこで何語で聞かれても、「ビール！ビール！」「コーヒー！コーヒー！」みたいな勢い。


お料理は、美味しかったです。
ロシアの主食ってジャガイモなのかな？
私はジャガイモ大好きだからOK！
ハーブが結構効いてるお料理が多かったから、香草がダメな人はダメかもしれない。

外国では食事にガッカリすること多しだけども、今回はそれはありませんでした。
これもパックだったから、美味しいところばっかりだったのかもしれないけれど。
ただ脂っこいものばっかりだったので、最後の方はちょっと食傷気味だったかも。

水道水は赤くてさびくさいので飲めないから、ミネラルウォーターかジュース。
毎食事にミネラルウォーターのペットボトルがついたので、水で困ることはありませんでした。
もちろん、これもツアー代金に入ってるのだけどね。


気温は、寒かった…！
15度くらいって聞いてたから長袖シャツにウィンドブレーカーくらいでいいか、と思ってたら、朝は10度以下！
息が白かったです。
部屋の中や、日中日が当たれば暖かいんだけど。
夜は9時過ぎくらいまで明るいから、なんか変な感じ。


数少なく触れ合ったロシア人の感想は、えてして愛想が悪い。
笑顔もスパシーバも、自発的に見られることはなかったなぁ。
美人さんなんだから、笑えばもっとかわいいのに！
もっと買うのに！（爆）

子供たちは、にっこり笑ってくれたり、手を振ってくれたりしたけどね。

こちらが「スパシーバ」と言えば、「パジャールスタ」って返してくれるけど、
お土産屋さんでもレストランでもホテルでさえも、向こうから「ありがとう」はなかった。
お金払ったら商品ぽいっと渡されて、ほい終わり、さっさ行きなよ、みたいな。

多分私たちの感覚だったら、「物を買ってあげたんだから感謝しろ」なんだろうけど、
向こうの感覚では、「物を売ってやったんだから感謝しろ」なんだろなぁ。
あのマックでさえ、スマイルなかったもん。

レストランでも、黙ってお皿出されたり下げられたり。
言葉分からなくても、「すみません」とか「いいですか」の一言くらいあるよね、普通。
通路でも、「お客さんだから先を譲る」って感覚がない。
そもそも、「客」って感覚がないのかも。

道路工事の人がタバコを吸いながら仕事してるのもちょっと驚いたけど、
レストランのウェイトレスさんがガム噛みながら給仕してくれたのには、もっと驚いた。

店員さんなのに、愛想を振りまく、というのがない。
仲間内ではすごく楽しそうに談笑してるんだけどねぇ。
まぁ社会主義の思想をまだまだ引きずってるのだろうから、仕方ないけれど。

今回はお土産屋さんもレストランも、旅行会社が提携してるところだったから、
変に日本人慣れというか、観光客慣れしてたのかもしれない。
英語どころか日本語通じたし。
普通の、ごく一般の人は、暖かい人もいると信じよう！

彼らのおかげで、日本に来てる外国人観光客（これもあんまり触れ合うこともないけれど）には、
極力親切にしよう！と思ったね。
だって、日本人の代表として印象持たれるわけだから。

しかしまぁ、男の人も女の人も、綺麗だわ。
スラブ系っていうの？
プーチンさんみたいな顔系の、アメリカ系ともヨーロッパ系ともちょっと違う感じの。
手足は長いし、顔は小さいし。

でも不思議なことに、ある程度の年いった人でスタイルのいい人って、いないんだよねぇ。。。
一定の年を越えると、みぃんなすばらしくダイナミックな体型に…。
そのきっかけは何なんだ！？
そのスタイルをキープしとこうと思わないのか！？ロシアのギャル達よ！


日本からの観光客も去年くらいから増えだして、やっと「観光」という産業が始まったような国らしいから。
ちょっと前までは空港でも有無を言わさずスーツケース開けられたりしてたらしいけど、今回そういうのはなかったし。
段々改善はされてきてるようです。

10年後、20年後が楽しみな国かもしれない。
ある意味、また行ってみたい国かも…。


運転手さんと現地ガイドさんは、すごくいい人でした。
モスクワ初日にバスが遅れたおわびに、運転手さんがマトリョーシカを全員にくれました。
スパシーバ！

ガイドさんが空港での別れ際、「もっと観光しやすい国になるように頑張ります」って言ってたのが、印象的でした。


Спасибо！Россия！（ありがとうロシア！）


最後に機内からの写真など、撮ってみました。