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『ハイジ紀行』　著：新井満／新井紀子


幼い頃読んだ、『アルプスの少女ハイジ』に魅せられ、
自分もハイジのような生活をするんだ、
と夢見た少女が大人になり、
ハイジが暮らした場所を、夫と共に訪れる。


『ハイジ』の作者、ヨハンナ・シュピリの生家や、
彼女が暮らした家々を訪れるだけでなく、
アルムの山に登り、おじいさんの山小屋や、
ペーターの山小屋にも、訪れる。

そこで、まるでハイジのような羊飼いの少女や、
犬と2人で山小屋に暮らす、
ペーターがそのまま大きくなったような、
牛飼いの青年にも出会う。


ハイジのアニメを見て思い描いた風景そのままの、
今でもハイジが駆けてきそうな美しい写真に、
そういえば私も幼い頃、絶対将来スイスに住む！

おじいさんの山小屋で、藁の布団で、
丸い窓から星を眺めながら寝る！
と思ったことを思い出した、一冊でした。


大人になると、自分の望むことが、
自分で何でもできるようになるのに、
子供の頃、「大人になったらしたい！」
と思ってたことって、どうして忘れちゃうんだろうね。。。

【参考】
◆その他、アルプスの少女ハイジの本は→　

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