＊モナミ＊ SMAP･映画･本

『スプラッシュ』


ニューヨークの街に、全裸の美女が出現！
彼女は、実は人魚で、20年前に、
海で溺れそうになったアラン（トム・ハンクス）を助け、
彼に再会するために、ヒレを足に変えて、
人間世界にやってきたのだった。

そんな事情も知らず、アランは、
人魚のマディソン（ダリル・ハンナ）に、
たちまち夢中になってしまう。

一方、生物学者のコン（ユージン・レヴィ）は、
彼女の正体を知り、捕まえようと追いまわすが、
なかなかうまくいかない。


子供の頃見て、大好きだった映画の一つ。
もちろんその頃は、これがトム・ハンクスだなんて、
知りもしなかったけれど。

いやもうほんとに、人魚になりたかった。
人魚と人間の、ロマンチックな恋に憧れたんじゃなくて、
人魚に、憧れた。

だって、息継ぎしなくて、海の中にずっといられるなんて！

スキューバのライセンスを取った時、
その夢は叶ったけれど、でもやっぱり、
重い重い機材は、必要で。

生まれ変わったら次は絶対、イルカになりたい。
もしくは、クラゲ。


こんな子がフラフラとNYにいたら、どうなのよ…、
と思うけれど、こんなに別嬪さんに微笑まれたら、
誰でも微笑んじゃうか。

なんで、尾ひれが足になるの？と思ったら、
濡れたら尾ひれになって、乾いたら足になるのね。
だったら、雨の日はどうする？

トムが8つの時に海で会った人魚が彼女なら、
今の彼女はいくつなんだ？


なんて、ツマラナイ疑問は捨てて。
大人になった今観たら、人魚への憧れだけじゃなく、
身分？違いの恋に、ホロリとする。

泳げない、海が怖い彼が、彼女を追って、
海に飛び込むシーンに、胸キュン。

二度と人間界には戻れないことを、承知しながらも、
彼女と海で暮らすことを選んで、手を取り合って、
人魚の国に行くシーンに、よかったね、と思いつつ、
なんだか、切なくなった。

でも、彼女がいるから、海の中でも息ができるんだもん。
きっと2人は人魚の国で、幸せに暮らしましたとさ♪


ダリル・ハンナの完璧な美しさが、ほんとに人魚みたいで、
泳ぐ姿の美しさにウットリした、映画でした♪

【参考】
　goo映画　『スプラッシュ』

映画ﾚﾋﾞｭｰ