*モナミ* SMAP・映画・本
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『青に捧げる悪夢』 著:恩田陸 他 ◆水晶の夜、翡翠の朝(恩田陸) ◆みたびのサマータイム(若竹七海) ◆水仙の季節(近藤史恵) ◆攫われて(小林泰三) ◆階段(乙一) ◆ふたり遊び(篠田真由美) ◆還って来た少女(新津きよみ) ◆闇の羽音(岡本賢一) ◆ラベンダー・サマー(瀬川ことび) ◆天狗と宿題、幼なじみ(はやみねかおる) 当代人気の作家が語る、 短編ホラー・ミステリー集。 ミステリーな恐怖あり。 ファンタジックな恐怖あり。 ロマンチックな恐怖あり。 スプラッターな恐怖あり。 パラサイトな恐怖あり。 ものすごく怖い、というわけではないのだけれど、 夜、一人で読んでると、ふと背後の気配が、 気になるような。 恩田陸の、「水晶の夜、翡翠の朝」は、 賢く美しい少年たちの出てくる学園ミステリー。 彼らは、『麦の海に沈む果実』 の登場人物らしいので、これも読んでみたいな、と。 岡本賢一の「闇の羽音」は、 気持ち悪さでは一番だったけど、 それが何かの象徴かと思ってたのに、 そのものだったのが、B級ホラー映画みたいで、 ちょっと残念。 新津きよみの「還って来た少女」は、 学年の違う双子、という設定が、やや陳腐。 乙一の「階段」は、見えないものへの恐怖だとか、 未知のものへの恐怖ではなく、人間の恐怖。 それも、身近な人間の。 だから余計に、怖かった。 はやみねかおるの「天狗と宿題、幼なじみ」は、 ノスタルジックなんだけれども、最後、 背筋に寒いものが走った。 篠田真由美の「ふたり遊び」は、 ファンタジックで美しいお話。 舞台はてっきり外国だと、騙されてました(笑)。 こういう短編集(アンソロジー)って、 やっぱり面白いね。 どの作家さんが好き!というのが特別ない、 基本雑食なので、色んな作家さんの、 色んなお話が読めるものが、好き。 読んだことのない作家でも、意外に面白くて、 他の作品読んでみよう、って思うしね。 同じシリーズの、『赤に捧げる殺意』も、 ぜひ読んでみたい。
♪本日のBGM
メイキング・オブ・マッドマックス 怒り… 2015.07.24
『家族の言い訳』 著:森浩美 2015.02.07
『あなたに褒められたくて』 著:高倉健 2015.02.05
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