*モナミ* SMAP・映画・本
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『ラスベガスをぶっつぶせ』 マサチューセッツ工科大学の学生ベン(ジム・スタージェス)は、 並外れた数学的資質を、教授(ケヴィン・スペイシー)に見込まれ、 ブラックジャックの必勝法を編み出した天才学生チームに誘われる。 チームに参加した彼は仲間たちと日夜トレーニングを重ね、 卓越した頭脳とチームワークを駆使してラスベガス攻略に挑む。 ニューヨーク帰りの飛行機の中で鑑賞。 ハッカーなんかもそうだけどさ、あまりにも天才だと、 その才能を悪いことに使いたくなっちゃうのかしら…? ハーバード大医学部への奨学金を得るために面接をするも、 成績は超優秀だが、驚嘆さす何かがないとダメだと、 面接官に軽くあしらわれ落ち込む、ごく普通の大学生、ベン。 しかし、彼には驚異的な数学の才能があることを見抜いた教授に、 イカサマギャンブルチームの誘いを受ける。 見るからに胡散臭い話に、最初は尻込みするベンだが、 色気と金の誘惑には勝てず。 夜な夜なカードを数え、暗号を覚え、実地試験にもパスし、 華々しくベガスデビュー! 最初はおどおどしていたベンも、次第に板についてくる。 毎回違う人物に変装し、金持ちを装い、桁外れな金を稼ぐ。 そしてその大金を湯水のように使う生活。 なんて羨ましい(笑)。 そうなってくると当然、平凡な学生生活なんか、 平凡以下にしか思えなくなり。 金を持ってるってことは、こうなっちゃうことなのねー、と、 そんな大金を手にしたこともない身としては、 ベンの変わり身が、妬ましくもあり、羨ましくもあり。 そして、納得でもあり。 始める口実として、ハーバードへの入学資金を貯めるだけだ、 貯まったら止めると言っていたベンも当然のごとく、 お金の魅力には勝てず。 もちろん教授は、そのことも計算含み。 そうすれば次に持ち上がるのは、人間関係。 数学においては天才的であっても、まだ21歳。 まだまだ未熟な青年が大金を手にしたら、さてどうなるか…? いや若造でなくても、ベガスの輝くネオンを眼下にしたら、 友情や信条なんて、簡単に壊れてしまうだろうけれど。 ロボットコンテストなんかで勝たなくっても、金さえあれば、 何でもできる世の中に気づいちゃうベン。 お金があるから幸せ、ってワケでもないけれど、 金がなけりゃできないことがあるのも、確かで。 成績優秀なのに、お金がないからハーバードに入学できない、 母さんが一生懸命働いて貯めてくれたお金なんて、 屁の足しにもならない、その理不尽さも知っているからこそ、 チームの他の学生のようにあっけらかんとすることもできず、 なんとなくウジウジ悩むベン。 親友との決別あり、仲間との不協和音あり、裏切りあり。 何よりチームワークが大切なのに、感情的になってしまい、 チーム解散の危機に、教授まで匙を投げる始末。 一方、新セキュリティシステムに職を奪われそうになり、 どんな小さなイカサマも見逃してなるものかと必死の、 ローレンス・フィッシュバーンとの攻防も、見もの。 悪事はいつかは露見する!とばかりに、とうとうバレてしまった! しかしそこを、あまりに業突く張りな教授を巻き込んで、 ニヤリとさせる展開が爽快。 しかしこの教授も懲りないな(笑)。 数字に全く弱く、ブラックジャックをしたこともない私には、 何がなんだか全く分からないゲーム攻略法だったけれども、 旅行疲れの頭でもグイグイ引きこまれるテンポのよさと、 大金が絡む爽快感(笑)が、たまらない映画でした。 オリジナル・サウンドトラック 『ラス・ヴェガスをブッつぶせ!』 著:ベン・メズリック
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