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2009.02.18
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カテゴリ:映画


『ワールド・オブ・ライズ』


中東で対テロ殲滅作戦を展開する米CIA中東局の主任ホフマン
ラッセル・クロウ)と、現地工作員フェリス(レオナルド・ディカプリオ)。

ヨルダン情報局GIDとともに爆破テロ組織のリーダー、
アル・サリームを追う2人は、反目し合いながらも協力し、
中東に架空のテロ組織をでっち上げ、
アル・サリームをおびき出そうと試みる。



イギリス帰りの飛行機にて鑑賞。

なんとも骨太なスパイ映画。
007のようなスマートさは、CIAにはないのか!(爆)


CIA局員であるホフマンとフェリス、目的は同じであるはずなのに、
嘘の重ねあいで微妙にすれ違い。

目的を達成するためには身内も裏切る、ってことなんだろうけれど、
嘘のうわ塗りしすぎて、やることなすこと裏目に出すぎ。

いくらなんでも、上層部と現場とがそこまでズレちゃぁいないだろ、
と思うのだけれど、そんな噛み合わない2人の噛み合った演技が、
逆に真に迫っていて。


「嘘は嫌いだ」と言い放つ、中東側の協力者ハニ・サラーム。
「信頼こそが必要だ」という彼も、決してフェリスを信頼することなく、
どこまでが本当でどこからが嘘なのか。

フェリスにしても、全ての手の内を見せるわけにもいかず、
しかし、素直に全てを晒してるようにも見せなければならず、
この辺りの駆け引きはドキドキもの。


「世界を救う」とかなんとか言いつつ、自身の保身と出世欲ばかりで、
一番安全な場所で指揮するだけのいけ好かないやつ、ホフマン。

それが今のアメリカの姿なのかも。
としたら、「世界を救う」なんてのも嘘っぱち?
と警鐘を鳴らす映画。
もっともそんなこと、アメリカ以外の国は気づいてると思うけれど。


レオ様のラブストーリーは、必要だったのか?
そりゃCIA工作員だって恋愛はするだろうけれど、作戦の真っ只中に、
しかも敵の真っ只中で女にウツツを抜かすようなこと、するかしら?

そのせいで彼女の見に危険が迫り…というか、結局はおとりに使われ…。
そのために必要だったのか?

もしかして彼女も…と思ったのだけれど、彼女はほんとに素人だったよう。
何もかも誰も彼もが嘘臭くて、と、まんまとハマっちゃったワケだけど。


そしてCIAのハイテク技術。
ほんとにそんなとこまで見えちゃうの?
でもそのハイテクをあざ笑うかのように上をいくテロ組織。
最後はやはりアナログな人力?
彼らの方が文字通り自分の命を懸けてる分、真剣なのかも。


結局「捨て駒」にされたフェリス。
駒はいくらでもあるんだ、といわんばかりのラストに、
ホフマンのような人間が、終わりなき戦いの無益さを知る時は、
来るのだろうか?と思った映画でした。


オリジナル・サウンドトラック



【参考】

 ワールド・オブ・ライズ 公式HP



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最終更新日  2009.02.18 14:19:54


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