*モナミ* SMAP・映画・本
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『burst!~危険なふたり』千秋楽の、フリートークです。 張り詰めた空気でお芝居が終わり。 からの、2人マイクを持ってのフリートーク。 それまでの熱い芝居とは打って変わって、声も小さいし、2人とも空気の抜けた風船といった雰囲気。 今の今まで、あの激しいお芝居を演じ合っていたのと同じ人とは思えない。 2人だけじゃなくて、息を詰めて見守っていた客席の空気も、緩んだ感じ。 お互いの空気を読みながら、言葉を選ぶように静かに口を開く2人。 剛「あっと言う間の千秋楽で、今日は千秋楽にふさわしい舞台になりました」 慎「夢の舞台でした。27、8年前からずーっと願っていて、それを三谷さんが書いてくださって、本当に幸せな毎日でした」 剛「いつも、今日が一番、って言ってるんですけど、今日は一番と言えなかった。千秋楽にふさわしいって言ったけど、どこか千秋楽って思いがあるのか…悪い言葉で言うと気が緩んでるのかなって」 やれやれ、な表情の慎吾。 慎「ジーンときていたのに、今のを聞いてグッと右足でケツを蹴飛ばすのを我慢しました」 剛「色んな舞台やってますけど、最後あそこまで崩れたのは初めてです。三谷さん凄い。こんなシンブルな舞台でここまでのものを作るって。こんなに舞台あるのに、ここだけしか使わないんだよ?」 慎「(話が)どこいった?」 剛「これだけしか動いてないのに汗びっしょりだよ!」 慎「いやー、改めてこの人、最高だなって思いました」 剛「慎吾で良かったよ、本当。あなたがいるから僕が機能する」 慎「最高の男です。最高だけじゃない、最高で最低の男」 剛「Mr.S?」 慎「うっせー!このフリートークも演出なんですけど、この人毎回、「今日が一番」って言っててどんだけ前向きなんだと。それが最後、色々あって全体の感想を言おうと思ってのに、今日は一番と言わなかったという」 剛「だから、ふさわしいなの」 慎吾、剛を蹴りそうになる右足を押さえるフリ。 慎「41公演、どうでしたか?」 剛「楽しかったね。明日から寂しくなるね。パルコ劇場はいい劇場で、楽屋がステージのすぐ近くなんですよ。思い描いた通りだった。僕がラジオで言ったんですよ、三谷さんに書いて欲しいって。それが叶いました。夢が叶うということを体感できた。夢は言った方がいい」 慎「ヨルタモリ、出てたよね?ヨルタモリで夢なんかいらない!って言ってなかった?」 剛「(笑)それは別というか。夢は持った方がいいね!」 舞台袖でガタガタっと音。 慎「(そちらを見て)もう撤収?まだ早いよー!」 観客大拍手 慎「三谷さんが作ってくれて、チケット完売と聞いて嬉しくて。来たかったのに来れなかった、見たかったって人がたくさんいることも知っています。東京ドームとかでやらせてもらってて感覚がおかしくなってるのか、2人で舞台やりたいね!会場はパルコだって!ってことばかりで、正直お客さんの事を忘れてたけど、お客さんがいないと成立しないんだなと改めて思いました」 剛「そうだね。こんな天気がいい日に来てくれて」 慎「天気がよくて気が緩んで」 剛「仕方ない。俺の勉強不足です」 慎「地方も回りたいです。今回見れない人がいっぱいいたから、いつかは地方公演して、またパルコに戻ってきたい!またここパルコ劇場で千秋楽したい」 剛「今度は気を緩めないで」 慎「本当に許しません」 また蹴るフリ。 剛「許してよー」 慎「許してとか言いながら、なんでちょっとこっちにお尻向けてんの!こんな人とはやっていけない!諦める!」(あぐら) 剛「気を緩めない千秋楽のために前のめりで行こうぜ」 剛がギターを取りに言っている間、慎吾「次は稲垣吾郎と二人でやります!」 剛、ギターを持って登場。 しかし、まさかのコードミス。 慎吾、やってらんないっ!って感じで大の字に。 もう一回頭からやり直し。 「愛する友のために~♪」で慎吾が剛の頬に手をあてる。 カーテンコール、ピアニストの方と3人で繋いだ手を挙げて拍手に応える。 2回目まではまぁ普通にお客さんも期待してる感じで。 2回目の幕が下りて、アナウンスが2回。 それでも鳴り止まない拍手。 そして、3回目のカーテンコール。 深々と頭を下げる2人。 そんな剛の尻にとうとう蹴りを入れる慎吾。 大きくバイバイ!する2人。 降りてくる幕から覗き込むように、ずっとバイバイする2人。 三谷さん、出てきてくれると思ったけど、出てこず。 と、フリートークはこんな感じです。 言葉は、ニュアンスです。 すみません。 ここからは、極私的感想。 剛は「気が緩んだ」と言っていたけれど、気が緩んだのではなく、「気が抜けた」感じでした。 2人芝居の緊張と舞台というナマモノの緊張と、千秋楽という緊張と。 今までパツンパツンに張り詰めて張り詰めていたものが、ふっ、と。 その、いい意味で気の抜けた、肩の力が抜けた感じのお芝居がとても良かったし、そんな中でも、驚愕のラストへと向かう緊張感が、抜群によかった。 とにかく剛はもう汗だくで。 赤いパジャマの背中が汗で色が変わって、背中に張り付いてた。 舞台での剛の声はがなる感じだけれど、前の舞台を見た時も、こんなんで喉が持つのか?と思ったけれど、あれが舞台での剛の発声なんだな、きっと。 フリートークでも、喉が潰れてる感じでもなかったし、ただまぁ消耗しきった感はあったけど(笑)。 前の記事で、慎吾は「穏」と表現したけれど、剛が「わーー!」ってまくし立てる(しかもカミながら(笑))に対してのストッパーのような手綱のような、剛の真っ直ぐに放出する「熱」に対して「冷」ではなく、決して冷たくも静かでもなく、抑えた演技の中での、幅のある熱を感じた。 剛の勢いに引っ張られすぎないように意識していたのかは分からないけれど、そのコントラストがまた絶妙で、この2人しか出せない熱冷、動静、表裏、陰陽のようなもの。 感情のまま暴れまくる剛を丸ごとすっぽりと包み込んで抑えながらも、時々剛以上の感情を爆発させるような。 分かりづらい例えですみません。 剛が初っ端間違えての「前のめり」の歌だったけど、そっと大事に呼吸を合わせるように歌う2人。 「なにをいまー」「いまなにをー」での2人の見事なハモリに、思わず涙。 この歌も、2人でものすごくものすごく練習したんだろうな、って。 剛、間違えたけど(笑)。 でもこれも、もう明日から歌わないんだなって、2人ともそれぞれ思ってたんだろうな。 慎吾はしきりに、チケットが取れなかった人たちのこと、観たかったけど観られなかった人たちのことを終始想ってくれていました。 剛は、ほんとに寂しそうで。 ほんとに慎吾と2人でいる時間が、楽しかったんだろうな。 どうか地方巡業、ぜひお願いします! これは、映像化ももちろんして欲しいけど、映像じゃぁ伝わらないような気がする。 2人が入れ替わった時の空気とか、ラストの空気とか、フリートークの空気とか、歌の空気とか。 だからぜひ、再演お願いします!
華麗なる逆襲 2016.01.22
世界に一つだけのSMAP 2016.01.16
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