|
カテゴリ:家庭
昼休みにきた生命保険の営業のかたのトークが凄かった。
生活設計を語るにあたり、バツがついた話やら、中学生の息子への愛やら肝脂肪やら姓名判断の占い師に5年で離婚するといわれた話やら中年のぶっちゃけトーク連発。体験談をエンターテイメントにまで昇華させている、といったらいいすぎか。 それでいて決して不快にさせずあきさせない。自己開示しながらも信用と商品はしっかり伝える話術。 「ぶっちゃけますね」と笑いついでにこちらも知らず知らず喋らされてしまう技術に感心した。エスキモーに氷を売れそうなひとだ。 鎧をつけている相手を脱がすにはまず自分から。でも脱がしどころを見極める、という絶妙な距離感は長年培った技術であろう。 自分が同じことをやろうとすると自分語りになってしまうと思われる。 ここまでオープンになれるひとは代償に肝臓をダメにするのだろうか、と会社ののんだくれ営業と較べてしまった。 まあどういう言い方をしようと「いまのままあんたが死んだらみんな困るでえ」と脅されているだけなんだけど。会話が長くなればなるだけ相手の土俵なのだ。いいかげん終わらせたい。ソフトランディングさせたいところだが、さて。(♂) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年09月04日 23時27分43秒
|