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カテゴリ:小学生向けの本
大阪に出張した際に立ち寄った本屋で見つけて買ってきました。ひろすけ賞受賞との記述であっさりと選んで購入しました。
読んでみると、これが泣かせる話です。ぜひ、お子さんに読んでやって下さい。ただ長いお話なので、ベッドで読んでやるには5歳以上でないとお話が面白くなるところまで眠気を我慢できないと思います。 母親のこどもを思う気持ちを「きつね」という題材を上手に使って表現しています。また、毎晩電話ボックスに来る男の子が本当にかわいらしく描かれています。男の子はどの子も本質的には、この絵本に出てくる子と同じなんじゃないかと思います。男の子とお母さんの関係は、女の子とお母さんとは全く違います。女の子しかいないお母さんには、この絵本は新鮮なんじゃないでしょうか。もっとも実際のあのぐらいの年頃の男の子は、通常もっと暴れん坊ですが。 ちなみにこの絵本は、内容も素晴らしいのですが、字が大きくて読みやすい話なのでひらがなを覚えたばかりのこどもに(手伝ってやりながら)自分で読ませるのにも適当です。 おすすめ度: ☆☆☆☆★ 対象: 5歳以上(読み聞かせに慣れていなければ、6歳以上)
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Last updated
February 14, 2006 11:14:04 PM
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