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(私のブログはコピー・転載自由です。お知り合いに紹介してください。)
<子育てと幼児教育は総合芸術です>

子どもは丸ごと育ちます。
心だけ育てることはできません。
知性だけ育てることもできません。
言葉だけ育てることもできません。
からだだけ育てることもできません。
とにかく丸ごと育つのです。
ですから、
大人も丸ごと子どもと関わる必要があるのです。
そして、丸ごとの学びが必要なのです。


* * *

私は子どもの笑顔、子どもの笑い声が好きです。
ですから、私は子どもの笑顔見たさに、色々なことを考えたり、活動しています。
キーワードは、遊び、子育て、教育、シュタイナー、感覚、からだ、心、生命、造形、仲間作り。
(シュタイナー的ではありますが、シュタイナーの紹介を目的としたものではありません。シュタイナーに共感した部分で書いています。)

* * *

<学ぶ時間がないという人へ>

道を歩くだけしか出来ないのなら、道の歩き方を学びます。
仕事をすることしかできないのなら、からだの使い方、心の使い方、仕事の仕方を学びます。
立っていることしかできないのなら、立ち方を学びます。
生きていることしかできないのなら、呼吸の仕方を学びます。

あなたが今学ぶべきことは、あなたが今やっていることの中にあります。
ですから、本当の学びは“今、自分は何をやっているのか”という気づきから始まります。
その気付きにつながらない学びは、全て無駄です。

* * *

メインHP「生命を考える」
こちらも覗いてみてください。
色々な文章、そして学びや遊びの企画が出ています。
(更新の履歴)

* * *

「わらべうた」の冊子(CD付き)、
子育て関係の手作り冊子も出しています。

* * *

「ガキ大将クラブ」のススメ(お母さん達へ! ガキ大将になろう)
「お母さん達の仲間作りワークショップ」を企画しませんか

* * *

<教室の生徒募集です>(湘南・茅ヶ崎周辺の活動)

○子どもの造形教室

○親子遊び(2才から)
○他のクラスもあります。

私は、これらの教室の他に色んな地域、公民館、地区センターで親子遊び、造形ワークショップ、からだ遊びワークショップ、お母さん達の勉強会(気質、子育て)、幼稚園の先生などの勉強会をやっています。
公民館や地区センタに企画を持っていったり、仲間を集めてお呼び頂ければワークの出前をします。お問い合わせ下さい。
みんな体験型のワークショップです。

森の声の日記 [全2363件]

2012.02.12楽天プロフィール Add to Google XML

「苦しみからの脱却」(自由になろう)  (2) 

成長とは自由になることです。

そして、「自由になる」とは、知らなかったことを知り、出来なかったことが出来るようになり、分らなかったものが分かるようになり、気付かなかったことに気づき、見えなかったものが見え、聞こえなかったものを聴くことが出来るようになることです。

それがまた、人類が歩んできた道でもあります。人類における進化とはそのまま「自由」を得るための過程でもありました。

ですから、教育本来の目的は、その人類の歩みを子どもたちにも体験させてあげることです。そのことで古代人の状態で生まれてきた子どもたちが、人間らしさを獲得することが出来るのです。

でも、現代人はそのような意味での「自由」という言葉が理解できなくなり、束縛や苦痛がない状態こそが「自由」だと思い込んでいます。

なぜなら、現代社会は人間の成長を支えるようには出来ていないからです。現代社会で大切にされているのは「人間としての成長」ではなく社会の「経済的成長」だけです。人間はその「経済的成長」のための道具に過ぎません。

実際、テレビやマスメディアなどで大切なこととして扱われているのは「経済成長」のことばかりであって、「人間としての成長」などは全く扱われていません。

そのため、現代の子育てや教育現場では子どもたちに対して、その「道具としての能力」を育て、その社会に適応するようにばかり働きかけています。「立派な道具」になることが「教育の目的」になってしまっているのです。

そうでないと、「勝ち組」になることが出来ないため親も必死です。

でも、子どもたちは本能的に自由を求めます。自由を求める方向にこそ成長があるということを本能的に知っているからです。

でも、そこで大人とぶつかります。そして、大人の力で抑え込まれます。その結果、「自由」が成長を目的とするものではなく、単に「束縛からの逃避」を意味するようにすり替えられます。

成長することで「自由」を得ようとするのではなく、「束縛」から逃避することで自由を得ようとするのです。それが現代人の感性です。

でも、どんなに束縛から逃れても、そこに成長が伴っていなければ不自由なままです。成長出来ない人は他者からの束縛がなくても自由になることは出来ないのです。

みなさんは、何でも自由に出来る状況を与えられたら、自由になることが出来ると思いますか。他に人がいない山や海や自然の中に行けば何をしても自由です。大声を出そうと、裸になることさえ自由です。でも、その状態を自由だと感じることが出来ますか。

出来ないですよね。

生命の本能はそのことを知っています。
そのため、成長がない状態の生活ばかり続けていると、不安とストレスが強くなります。自己肯定感も低くなります。結果、一時的にせよその不安とストレスを忘れさせてくれるゲームや様々な娯楽や買い物などに麻薬的な効果を求めるようになります。

そのようなものに夢中になっている間は、現実と向き合わなくても済むからです。

でも、妊娠・出産・子育てという状況の中では、現実と向き合わなければなりません。現実と向き合わないことには「子ども」という現実と関わることが出来ないからです。

その「現実」を乗り越えるためには「成長」が必要なのです。成長して自由になることで初めて、「自由な存在としての子ども」とちゃんと向き合うことが出来るようになるのです。

でも、現代人は成長によって困難を乗り越える方法を知りません。
だからすぐに行き詰ってしまうのです。



Last updated 2012.02.12 07:19:22
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2012.02.11

「苦しみからの脱却」(からだの声を聞く)  (2)

ひろひろさんが
からだは自然のままなんですね。子どもと同じなんですね。

と書いて下さいましたが、全くその通りです。変わってしまったのは頭の中身だけです。そのため「頭」と「からだ」がうまくつながらなくなり、「頭」と「からだ」をつなぐ役割としての「心」が機能不全を起こすようになりました。それが「心の病」です。

その「心の病」は体に属する神経系の働きが狂うことで起きます。だから、からだに働きかける「薬」が「心の病」にも効くのです。

動物たちは「からだ」が「頭」を支配しています。つまり「頭」は「からだの道具」に過ぎません。また実際、「脳」という神経の塊は、「からだ」が有利に生き延びるための道具として生まれ、また進化してきました。

それは人間においても同じです。体を守るために「脳」が進化したのです。

またそれは、子宮の中の受精卵が細胞分裂を繰り返しながら「人間」になっていく過程を考察することでも分ります。

当然のことながら受精卵には「脳」はありません。細胞分裂を繰り返しながら3週間ほど経つと、長さ2mmほどの「神経管」が、胚(はい)の中に出来ます。この神経管が脳の起源です。

そして、さらに細胞分裂によってからだが人間らしく成長していく過程で、脳はからだの一部として成長していきます。

その過程で、人間の「意識」を支えている大脳新皮質がそれなりに形成されてくるのは37週以降です。(「五感プロデュース研究所」のHPを参照させていただきました。)

つまり子宮の中にいる「十月十日」の間の九か月以降になってようやく、人間らしさを支える脳が形成されるのです。

この事実を見ても明らかなように「脳」は「からだの一部」として存在しているのであって、「からだの支配者」ではないのです。

それはグループにおける「リーダー」とも似ています。「リーダー」はグループの一員です。そして、リーダーの役割は、グループの声を聞き、グループ全体ががよりよい状態でいることが出来るように全体をまとめることです。

「リーダー」は「みんなのための存在」であって、「リーダー」が自分一人のためにみんなをこき使おうとしたら、グループ全体が崩壊してしまうのです。

(日本の政治はそのような状態になってしまっていますけど・・・)

これは「脳」と「からだ」の関係においても同じです。脳はからだの声を聞いて判断するために存在しているのです。その過程に「心」があります。

でも、現代人は脳の欲望のために「からだの声」を無視しています。それはまた「心の声」を無視することでもあります。

だから、脳が支配者的にふるまっていると、「心」も「からだ」も苦しくなってしまうのです。

実は、「心」が苦しい時には、「からだ」が何らかの行動を求めている時なのです。その指示を脳に出して欲しくて、脳に「苦しみ」を送っているのです。

だから、もっともっと「からだの声」を聞いてあげて欲しいのです。そしてそれが同時に「子どもの声」を聞く感性を育ててくれるのです。

でも、「からだからの声」に耳を傾けることなく、「からだ」に対して支配者の如く振舞っている人は、子どもに対しても支配者の如く振舞います。

子どもたちはその「からだの声」に素直に従って生きています。だからそのような大人は困って、現代人が作り上げた「頭のルール」に従うように強制します。でも、その結果子どもの心と体の中にも歪みが生まれます。


その人の「自分のからだとの関わり方」を見ていると、その人の「意識の使い方」、そして「子どもとの関わり方」、そして「子どもの状態」まで見えてきます。

*********************************

<告知です>二つあります
いずれもお問い合わせ、お申込みは<篠>までお願いします。

★3月31日(土) 10:00~11:45 (写真入りチラシ)

 「親子で遊ぼう」 私が主催している「ポランの広場」という教室でやっている
          遊びなどをご紹介します。
          わらべうた、からだで遊ぶ、布やロープで遊ぶなどです。
          ポランの卒業生も参加OKです。

対 象:  2才から5才くらいまでの20組の親子
      兄弟ならこれより小さい子、大きい子が一緒でもOKです。

参加費: 1500円(子どもの人数にかかわらず)
     (ポランの広場の卒業生は1000円です。)

備 考: 子どもは裸足でお願いします。お母さんはご随意に。
     飛んだり跳ねたりゴロゴロするかもしれませんので、
     子どももお母さんも動きやすい服装でおいで下さい。
     スカート不可です。
会 場: 茅ヶ崎市勤労市民会館5F 「A研修室」
     JR茅ケ崎駅北口から徒歩5分です。
     お申し込みいただいた方には詳しい場所をお教えします。

***************************

★「お母さんたちの自分育て教室」12回連続講座

お母さんたちの「自分育て教室」を月一回のペースで12回連続で行います。
その12回の内訳は

 気質の学び 6回 / 表現ワーク 3回 / 心と体のセルケア 3回

です。気質の時は連続して参加してほしいですが、表現ワークと、セルフケアの時は単発参加もOKです。ただし、連続して参加してくださっている方より参加費がちょっとだけ高くなります。

参加費は基本1500円で参加して下さったときにお支払いいただきます。でも、最初に6回分まとめてお支払いいただけるなら7200円(1200円/回×6回)にします。

第一回目は4月16日(月) 10:00~11:50 です。基本的に月曜日にします。
会場は上と同じ勤労市民会館ですが、部屋は3Fの「B研修室」です。

それと原則として子どもの同伴はできません。子どもはお母さんが何かやろうとすると邪魔をするという本能がありますから。

ただし、1歳半頃までなら同伴可です。その頃までならまだお母さんの邪魔に入らないと思います。

詳しことは篠までお問い合わせください。



Last updated 2012.02.11 09:14:47
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2012.02.10

「苦しみからの脱却」(からだを変える)  (13)

ひろひろさんが2月8日に

>書いているときに無意識に息を止めて書いてしまうようで、酸欠で息苦しくなったので、苦しくならずにきれいに書く方法を研究してみました。

と書いて下さいましたが、心に苦しみを持っている人はすぐにからだを苦しい状態にしてしまう癖があるのです。

というか、「からだ」が苦しい状態になるから「心」も苦しくなるのです。

実は全く意外かもしれませんが、心には「苦し」みを創り出す能力はないのです。「苦しみ」は「からだ」が創り出すのです。

心はその「からだが創り出した苦しみ」を「心の苦しみ」として感じ取っているだけです。

肩がパンパンに凝っている時にはイライラします。でも、イライラしているから肩が凝っているのではありません。肩が凝っているからイライラするのです。

常に、親や記憶に束縛される苦しみを抱えている人のからだは、自分で自分のからだを束縛するような緊張状態になっています。そして呼吸が浅かったり、すぐに呼吸を止める癖があります。

だから「からだ」が苦しいのですが、それを「心」の苦しみとして感じてしまうのです。

ですから、そのような人に「自由に動いてみて下さい」と言っても動けません。自分で自分を縛っているからです。苦しみを感じている時ほど動けません。

幼い時に虐待された人は、その虐待から心とからだを守るために心とからだの周囲に鎧を作り出します。そしてその中に閉じこもります。

直接的な虐待を受けなくても、孤独な状態に置かれたままの子どももまた、自分の周りに鎧を作ります。誰かに攻撃されるわけではないのですが、他の人と信頼関係でつながる回路が形成されないので、結局「一人で生きていくための鎧」が必要になるのです。

ただ問題は、そのままの状態で幼児期や少年期を過ごすと(12才頃まで)、その鎧が無意識の中の固定化されてしまい、大人になり親から離れても、また親が死んでも、「鎧」はそのまま残ってしまうということです。

その人を苦しめる原因は消えたのに、「鎧」だけが残るのです。そして、今度はその「鎧」によって束縛されることになります。

「鎧の外の世界」は変わったのに、「鎧の中」はずーっと子どもの時のままなのです。

でも、その鎧は自分で作っているものですから、自分で壊さない限り死ぬまで消えません。でも、そう簡単に壊すことも出来ません。なぜなら、鎧を壊そうとすると、鎧が昔の記憶を呼び起こして、壊されないように抵抗するからです。

一度無意識の中に形成された習慣は、それ自体が生き物のような存在になってしまい、自分の存在を消されないために抵抗するようになるのです。

でもだから、記憶喪失になっても歩くことや話すことを忘れないで済むのです。それが無意識の働きです。

「小さい頃に母親から虐待を受けたトラウマで今も苦しんでいる」といっても、虐待を受けたのは過去の話です。そして、「過去」は直接「現代」に影響を及ぼすことはできないのです。「今起きている現象」の背景には、必ず「今現在の原因」があるのです。

「今」心が苦しいのなら、過去ではなく、必ず「今」原因があるのです。

過去を変えることはできないのですから、苦しみの原因を過去に求めても問題は解決しないのです。変えることが出来るのは「今」だけです。

その「今現在の原因」が「からだ」なのです。幼いころに作られた感覚やからだの緊張の癖がそのままからだの中に残っていて、虐待が過去の話になってしまった今でもあなたを苦しめているのです。

大人になったあなたを今も苦しめているのは、あなたのからだなのです。

そのことに気づくためには「ひろひろさん」のように冷静に自分のからだを観察してみることです。

苦しい時には胸や背中がパンパンに固くなって、呼吸も浅くなるか、止まっているはずです。

股関節も固くなっているはずです。

その状態ではからだが苦しいのです。そのからだの苦しみが過去の記憶を呼び起こすのです。だから、過去の記憶があなたを苦しめているのではなく、「鎧」が自分が消されないために過去の記憶を利用しているのです。

苦しい時に両腕を広げて、胸を開いてみて下さい。外に出て真上の空を見て下さい。大きく息を吸って、大きくはいてみて下さい。遠くの方に向かって息を吹きかけるように呼吸してみて下さい。

布団の上をごろごろ転がったり、赤ちゃんのように四つん這いで歩きまわるのも効果的です。

ジャンプするのもいいでしょう。

するとからだが緩みます。それでも苦しみが残っているかどうか調べてみて下さい。

(仲間を集めてワークを企画していただけるのならどこへでも行きますよ。私のワークは苦しくないですよ。「楽しい」ということが苦しみを乗り越えるためには必要なことだからです。)

**************************

<告知です>二つあります
いずれもお問い合わせ、お申込みは<篠>までお願いします。

★「お母さんたちの自分育て教室」12回連続講座(地図入りのチラシはここです)

お母さんたちの「自分育て教室」を月一回のペースで12回連続で行います。
その12回の内訳は

 気質の学び 6回 / 表現ワーク 3回 / 心と体のセルケア 3回

です。気質の時は連続して参加してほしいですが、表現ワークと、セルフケアの時は単発参加もOKです。ただし、連続して参加してくださっている方より参加費がちょっとだけ高くなります。

参加費は基本1500円で参加して下さったときにお支払いいただきます。でも、最初に6回分まとめてお支払いいただけるなら7200円(1200円/回×6回)にします。

第一回目は4月16日(月) 10:00~11:50 です。基本的に月曜日にします。
会場は上と同じ勤労市民会館ですが、部屋は3Fの「B研修室」です。

それと原則として子どもの同伴はできません。子どもはお母さんが何かやろうとすると邪魔をするという本能がありますから。

ただし、1歳半頃までなら同伴可です。その頃までならまだお母さんの邪魔に入らないと思います。

詳しことは篠までお問い合わせください。

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★3月31日(土) 10:00~11:45 (写真入りチラシ)

 「親子で遊ぼう」 私が主催している「ポランの広場」という教室でやっている
          遊びなどをご紹介します。
          わらべうた、からだで遊ぶ、布やロープで遊ぶなどです。
          ポランの卒業生も参加OKです。

対 象:  2才から5才くらいまでの20組の親子
      兄弟ならこれより小さい子、大きい子が一緒でもOKです。

参加費: 1500円(子どもの人数にかかわらず)
     (ポランの広場の卒業生は1000円です。)

備 考: 子どもは裸足でお願いします。お母さんはご随意に。
     飛んだり跳ねたりゴロゴロするかもしれませんので、
     子どももお母さんも動きやすい服装でおいで下さい。
     スカート不可です。
会 場: 茅ヶ崎市勤労市民会館5F 「A研修室」
     JR茅ケ崎駅北口から徒歩5分です。
     お申し込みいただいた方には詳しい場所をお教えします。




Last updated 2012.02.10 09:08:19
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2012.02.09

「苦しみからの脱却」(感覚と意識のエクササイズ)  (2)

昨日は

ちなみに、「真っ直ぐに線を引く」ことより、常に「丹田」を意識しながら生活する方がはるかに難しいです。意識を分離しなければならないからです。でも、意識を分離することで「全体」が見えるようになるのです。

ということを書きました。

今日はこの「意識の分離」について書いてみます。

少し簡単なエクササイズをやってましょう。
床の上でも椅子の上でも構いませんから、力を抜いて楽に座って下さい。 そして、合掌するように手を合わせてみて下さい。

その状態で、しばらく合わせた手と手の間の「温かさ」を感じてみて下さい。

「両手の間の感覚」を味わったら、そのままの状態で「右手」で「左手」を感じるように意識してみて下さい。

右手だけに意識を集中するのです。その際、意識を動かすだけで手は動かしません。どうですか、右手で左手を感じることが出来ますか。

次に、「左手」で「右手」を感じます。その際、意識を切り替えるだけで、からだも手も動かしません。

今は、「手」だけについて書きましたが、これをからだ中に行います。

例えば、手をほっぺたに付けます。そして、最初は「手」で「ほっぺた」を感じます。しばらくしたら「ほっぺた」で「手」を感じます。

あなたが、誰かほかの人のほっぺたに触る時には「手」が「ほっぺた」を感じますよね。

でも、あなたが誰か他の人にほっぺたを触られたら、あなたの「ほっぺた」が「相手の手」を感じますよね。

それを意識を切り替えることで一人でやるのです。難しいかも知れませんが、他の人に触れられた時には感じることが出来ることなので、出来ないはずがありません。

同じことをお腹や胸や足にやってみて下さい。

このようなエクササイズを通して自分の意識と意識的に関わることが出来るようになります。すると感覚が目覚めます。

そして、無意識に振り回されることが少なくなります。そして自分の中に「他者の目」を持つことが出来るようになります。

上に書いたようなことをやってみて、なんとなくその感覚を感じることが出来るようになったら、次の段階に入ります。

合掌した状態の手を離して、肩幅まで広げます。そして、両手で「見えない風船」を持っているようにイメージします。

両手で風船を押さえるイメージですから、右手と左手は物理的には離れていても感覚的には「風船」を通してつながっています。

ただ、手に力は入れません。シャボン玉のようん割れやすく、軽い風船ですから。

右手で少し風船を押してみて下さい。その圧力が左手にも届きますか。

次に、同じように左手で風船を押してみて下さい。その圧力が右手にも届きますか。

それを交互にやってみて下さい。

慣れてきたら、左手は動かさないで、右手だけを動かし、その右手の動きが左手にも伝わっていることを感じてみて下さい。右手は自由に動かしてみて下さい。

右手の動きは左手に伝わっているはずです。手を代えてもやってみて下さい。

この時、意識は両方の手を同時に意識していることになります。右手で左手を感じる、左手で右手を感じるエクササイズの時は一方の感覚が働いている時には、もう一方の感覚は休んでいますが、このエクササイズの時には両手の感覚を同時に働かせるため意識が分離するのです。

昨日書いた「本を頭の上に乗せて動くワーク」の時も、頭の上の本と、掃除などのからだの動きと両方に意識を向けなければなりません。人はそのような意識の時、「部分」ではなく「全体」に意識が向かうようになるのです。

幼い子どもにはこのような意識の使い方は出来ません。幼い子どもは右手を意識したら左手のことは忘れます。左手を意識したら右手のことは忘れます。テレビを見たら勉強のことは忘れます。おもちゃを見たらおしっこのことは忘れます。片付けの途中でも、目を引くものがあれば、片付けを忘れます。幼い子どもは常にたった一つのことしか意識し続けることが出来ないのです。

昔の子どもたちは、それでも、遊びや生活の中で感覚やからだを使うことを通して、意識を分離して使うことを学ぶことが出来ました。そのことで苦しみがあってもそれだけに意識が縛られることがなかったのです。

ですから、苦しみを抱えながらもちゃんと生活していくことが出来ました。

でも、生活の中で感覚やからだを使うことが少なくなってしまった現代人は、そのような意識の使い方を学ぶことが出来ないまま大人になってしまっています。

だから、一つのことに捉われると、他のことが全部見えなくなってしまうのです。だから世界が真っ暗闇になってしまうのです。

からだの具合が悪い時、人はその具合の悪いところばかりを考えます。するとからだ全体が動かなくなります。でも、ほとんどの場合その「悪いところ」は全体の中の一部に過ぎないのです。悪くないところの方が多いはずなんです。

確かに治療のためには「悪いところ」に意識を向けるのは必要です。でも、「悪くないところ」のことを忘れてしまったら、余計に治らなくなってしまうのです。

「心の問題」は「意識の問題」なのです。そして、それは「感覚の問題」でもあります。そして「感覚の問題」は「からだの問題」なのです。

でも、現代人にはそのような視点がありません。

**************************

<告知です>二つあります
いずれもお問い合わせ、お申込みは<篠>までお願いします。

★「お母さんたちの自分育て教室」12回連続講座(地図入りのチラシはここです)

お母さんたちの「自分育て教室」を月一回のペースで12回連続で行います。
その12回の内訳は

 気質の学び 6回 / 表現ワーク 3回 / 心と体のセルケア 3回

です。気質の時は連続して参加してほしいですが、表現ワークと、セルフケアの時は単発参加もOKです。ただし、連続して参加してくださっている方より参加費がちょっとだけ高くなります。

参加費は基本1500円で参加して下さったときにお支払いいただきます。でも、最初に6回分まとめてお支払いいただけるなら7200円(1200円/回×6回)にします。

第一回目は4月16日(月) 10:00~11:50 です。基本的に月曜日にします。
会場は上と同じ勤労市民会館ですが、部屋は3Fの「B研修室」です。

それと原則として子どもの同伴はできません。子どもはお母さんが何かやろうとすると邪魔をするという本能がありますから。

ただし、1歳半頃までなら同伴可です。その頃までならまだお母さんの邪魔に入らないと思います。

詳しことは篠までお問い合わせください。

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★3月31日(土) 10:00~11:45 (写真入りチラシ)

 「親子で遊ぼう」 私が主催している「ポランの広場」という教室でやっている
          遊びなどをご紹介します。
          わらべうた、からだで遊ぶ、布やロープで遊ぶなどです。
          ポランの卒業生も参加OKです。

対 象:  2才から5才くらいまでの20組の親子
      兄弟ならこれより小さい子、大きい子が一緒でもOKです。

参加費: 1500円(子どもの人数にかかわらず)
     (ポランの広場の卒業生は1000円です。)

備 考: 子どもは裸足でお願いします。お母さんはご随意に。
     飛んだり跳ねたりゴロゴロするかもしれませんので、
     子どももお母さんも動きやすい服装でおいで下さい。
     スカート不可です。
会 場: 茅ヶ崎市勤労市民会館5F 「A研修室」
     JR茅ケ崎駅北口から徒歩5分です。
     お申し込みいただいた方には詳しい場所をお教えします。



Last updated 2012.02.09 09:01:06
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2012.02.08

「丁寧に動くとはどういうことか」(苦しみからの脱却)  (10)

ひろひろさんから以下のようなコメントをいただきました。

それと、「丁寧に動く」の「丁寧」がよく分かりません。とりあえず「ゆっくり」は分かるので、家事や歩くときに意識しています。

この「丁寧に」というイメージを伝えるためにいくつかの譬えを書いてみます。それがまた、「実際にどうしたらいいのか」ということの説明にもなると思います。

○生まれたばかりの赤ちゃんをマッサージするような感覚
○水がいっぱい張られたお皿を、水をこぼさないように運ぶような感覚
○薄氷の上を歩く感覚
○フリーハンドで真っすぐな線を描くような感覚
○頭の上に本を載せて落とさないように動いたり、歩いたりする感覚

こんな感じです。ちなみに太極拳ではこの感覚を大切にしています。昔、先生から「水に濡れた紙の上を、紙を破らないように、しわを作らないような感覚で歩きなさい」と言われたことがあります。

この中でも「フリーハンドで真っすぐな線を描く」のと、「頭の上に本を載せる」のは簡単ですからやってみて下さい。

まず「真っ直ぐな線」を描いてみましょう。

定規を使わず、白い紙の上に、鉛筆や筆で、まっすぐで、均一な線を描くのです。真っ直ぐなだけではなく、この「均一に」ということも重要です。

白い紙がなければ地面や砂の上に棒で描いても構いません。

最初は短くてもいいですが、次第に長く(50cm以上)していきます。

10cm、20cmぐらいまでなら肘から先の動きだけで何とか出来ますが、50cmになるとからだ全体を協調させて使わないことには真っすぐで均一な線を引くことは出来ません。

短い線はからだの動きだけで描くことができますが、長くなるにしたがい、イメージするといったような心の働きを使わなければ描くことが出来なくなるのです。その心の使い方が「丁寧に」ということです。

ちなみに新聞紙のように何か書いてあるものは使わないでください。何か書いてあると、そこに書いてあるものを手掛かりにして「真っ直ぐ」を描こうとしてしまうからです。

幼い子どもに四角い紙を渡して、四角を描かせるのは簡単です。紙の形を参考にするからです。でも、四角い紙に三角を描くのは難しくなります。また、三角の紙に四角を描くのも難しくなります。

「丁寧」を感じるためには、「円」を描くのもいいです。フリーハンドで奇麗な円を描いてみて下さい。一筆描きで、ぴたっと最初の線とつながるように描きます。

それが「丁寧に」という感覚です。ですから単に「ゆっくり」とは異なります。慣れてくると、素早いけど丁寧な動きもできるようになりますから。

このように本来は「からだの動き」は「心の使い方」とセットになっていたのです。だから昔の人は結果だけでなく、過程における「しぐさ」や、「姿勢」や、「動きの形」を大切にしたのです。

お米をとぐ動作一つにしても、ぞんざいにといだ場合と、丁寧にといだ場合とでは味が違うといいます。

掃除や洗濯でも同じだったでしょう。

それは、ボタンを押すだけで何でも出来るようになってしまった現代人には分らない感覚です。ですから、「丁寧に」ということが分らないのは一般的な現代人の感覚であって、ひろひろさんだけの問題ではありません。

教室の子どもたちに「丁寧に」と言っても、全然通じません。

次に、頭の上に本を載せて歩いてみましょう。

これはそれほど難しくないと思います。でも、「この状態で掃除や皿洗いなどの家事を行ってください」と言われたらどうしますか。出来ませんよね。

それをやろうとすると、普段無意識的に行っていることをすべて意識的にやらざるおえなくなります。

この時、意識は「頭の上の本」と、「お皿を洗っている手」の両方に向けられることになります。

頭の上に本がない時には、明日のことや、言うことを聞かない子どものことを考えながら無意識に手を動かしていたのに、頭の上の本を落とさないように意識しながらお皿を洗うことで、心が「今ここに」戻ってきて、そういうことを考えることがなくなるのです。

直線や円を描く時も、他のことは考えていなかったはずです。そのように丁寧に動くと、心が現実世界に戻ってくるのです。

心が「現実世界」に戻ってくると、「苦しみに束縛されていた自分」に気づくことが出来るのです。目が覚めた時にそれまで寝ていたことに気づくのです。寝ているときには自分が寝ていることに気付かないのです。夢を見ている人はそれが「夢」だということに気づかないのです。

世の中が簡単便利になるにしたがい人々は自分のからだや感覚を使わないで生活するようになりました。そのため、現実と向き合うことが出来なくなり、空想の世界に生きるようになりました。そして、心の苦しみから抜け出す能力が低下してしまったのです。

逆に言うと、現代人にとっての一番大切な関心事は「自分の悩み」なんです。「悩み」こそが現代人共通の「趣味」なんです。
実際、悩みがなくなったら考えることがなくなってしまう人もいっぱいいるのではないでしょうか。

そんな現代人でも、無人島に連れて行かれて、「今日からここで自分で獲物をとって生活しなさい」とほうり出されたら、それまでの「趣味の悩み」など消えてしまうのです。


武術ではどんな時でも常に「臍下丹田」を意識して動くように求められます。これは頭の上に本を載せながら動くのと同じです。

欧米で生まれたスポーツでは意識は相手に向けます。相手の手や足の動きに意識を向けて、どれだけ素早く対処できるのかを工夫します。

でも、日本の武術では戦っている最中にも、「目の前の相手」ではなく「自分と向き合え」というのです。「臍下丹田」に意識を集中したままにするのもその一つです。

それは「目の前の相手」を見ようとすればするほど見えなくなるものがあり、相手に意識を奪われないようにすることで見えてくるものがあるからです。

ちなみに、「真っ直ぐに線を引く」ことより、常に「丹田」を意識しながら生活する方がはるかに難しいです。意識を分離しなければならないからです。でも、意識を分離することで「全体」が見えるようになるのです。

また、シュタイナー教育における「フォルメン線描」や「オイリュトミー」には上に書いたことのような要素が含まれています。

ご不明な点がありましたら質問大歓迎です。

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<告知です>二つあります
いずれもお問い合わせ、お申込みは<篠>までお願いします。

★「お母さんたちの自分育て教室」12回連続講座(地図入りのチラシはここです)

お母さんたちの「自分育て教室」を月一回のペースで12回連続で行います。
その12回の内訳は

 気質の学び 6回 / 表現ワーク 3回 / 心と体のセルケア 3回

です。気質の時は連続して参加してほしいですが、表現ワークと、セルフケアの時は単発参加もOKです。ただし、連続して参加してくださっている方より参加費がちょっとだけ高くなります。

参加費は基本1500円で参加して下さったときにお支払いいただきます。でも、最初に6回分まとめてお支払いいただけるなら7200円(1200円/回×6回)にします。

第一回目は4月16日(月) 10:00~11:50 です。基本的に月曜日にします。
会場は上と同じ勤労市民会館ですが、部屋は3Fの「B研修室」です。

それと原則として子どもの同伴はできません。子どもはお母さんが何かやろうとすると邪魔をするという本能がありますから。

ただし、1歳半頃までなら同伴可です。その頃までならまだお母さんの邪魔に入らないと思います。

詳しことは篠までお問い合わせください。

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★3月31日(土) 10:00~11:45 (写真入りチラシ)

 「親子で遊ぼう」 私が主催している「ポランの広場」という教室でやっている
          遊びなどをご紹介します。
          わらべうた、からだで遊ぶ、布やロープで遊ぶなどです。
          ポランの卒業生も参加OKです。

対 象:  2才から5才くらいまでの20組の親子
      兄弟ならこれより小さい子、大きい子が一緒でもOKです。

参加費: 1500円(子どもの人数にかかわらず)
     (ポランの広場の卒業生は1000円です。)

備 考: 子どもは裸足でお願いします。お母さんはご随意に。
     飛んだり跳ねたりゴロゴロするかもしれませんので、
     子どももお母さんも動きやすい服装でおいで下さい。
     スカート不可です。
会 場: 茅ヶ崎市勤労市民会館5F 「A研修室」
     JR茅ケ崎駅北口から徒歩5分です。
     お申し込みいただいた方には詳しい場所をお教えします。



Last updated 2012.02.08 10:00:55
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2012.02.07

「苦しみからの脱出」  (15)

苦しみに捉われている人は心もからだも感覚も働かなくなります。そのため、何かをする元気も気力も出ません。からだが重くなり、何をするのも億劫になります。

また、心が働いていないので何をしても楽しくありません。意識と感覚の間のつながりも断たれてしまっているので、外の世界の変化を感じることも出来ません。そのため、外の世界に対する関心も目覚めません。

変化を感じる力、色を感じる力、音を感じる力、味を感じる力、人を感じる力なども萎えてしまいます。そのため、音のない灰色の世界の中で孤独に苦しみながら生きることになります。

そのような人に、周囲の人が手を差し伸べようとしても本人が見ない、聞かない、感じない、信じない、動きたくない状態なので、つながることが出来ません。

「つながり」は、双方が「つながりたい」という想いを共有しない限り生まれないのです。

でも、そのままでは苦しいので、助けを求めてカウンセラーやセラピスト(ヒーラー)といった人たちの所や、「癒しのワーク」などに行く人もいます。

でも、カウンセラーは小さな出口を作ってただ外で待っていてくれるだけです。中に入ってきて引っ張り出してくれるわけではありません。あくまでも自分自身の力で外に出ていかなくてはならないのです。それでも、それまで出口など一つもなかった所に、一つだけでも出口が作られるのは大きな助けになります。

セラピストは中に入ってきて安心を与えてくれます。でも、外に出してくれるわけではありません。結局は、自分で出口を探して、自分の意志で外に出ていかなければならないのです。

でも、セラピストは一時の安心を与えてくれるので、外に出る苦しみから逃れたい人は、麻薬のようにセラピストに依存することになります。占い師などもそのような要素を持っています。

「癒しのワーク」は、小さな部屋からちょっと大きな部屋に出る手助けをしてくれます。みんな同じ苦しみを抱えた人たちばかりが集まるので、その仲間たちだけが作る小さな世界の中になら出ることが出来るようになるのです。

でも、そのまま外の世界に出ていくことができればいいのですが、実際にはそう簡単にはいきません。同じ苦しみを抱えた人たちは「仲間」ですが、その苦しみが理解できない人たちは「仲間」ではないからです。

「仲間」の中に出ていくことと、仲間以外の人たちの中に出ていくことは全く別の問題なのです。それは鏡の前でスピーチの練習をするのと、実際の聴衆の前でスピーチするのが全く別物なのと同じです。

それで、外の世界に出ていくことが出来ない人は「癒しのワーク」を渡り歩くことになります。そこに行けば「仲間」がいるし、「自分」という小さな檻から外に出ることが出来るからです。そして、セラピストに依存するのと同じように「癒しのワーク」に依存することになります。

ただし私は、だからカウンセラーや、セラピスト(ヒーラー)や、「癒しのワーク」が無駄だと言っているわけではありません。どんな所に行こうと、どんな方法を使おうと結局はそういうものは「きっかけ」に過ぎないということを言っているだけです。

最終的には「自分自身の意思」で苦しみを乗り越えていく努力をしない限り、外の世界に出ていくことはできないのです。

だから出ていく必要や必然性がない人は、わざわざ苦しい思いをしてまで外に出ていこうとはせず、セラピストや「癒しのワーク」などに依存したまま生活していくでしょう。

でも、子育てをしているとそうは言っていられない状況になります。お母さんが「自分の世界」の中に閉じこもったままだと、子どもが孤独に苦しみ始め、様々な問題行動を起こすようになるからです。

それを無視したり、押さえつけていると、ますます問題は大きくなり、お母さんの力では抑えきれないほどになります。その結果、時には「殺すか殺されるか」という状況にまで追い詰められてしまうこともあるのです。

そのことに気づいた人は、苦しみと向き合おうとします。そして、自分の「育ちなおし」をします。それは、くるしい くるしい 道のりです。

でも、そのことでその人は目を覚ますことが出来るのです。そして、喜びと幸せを手に入れ、「自分の人生」を生きることが出来るようになります。

人には治癒能力があるのです。からだの治癒能力だけでなく、心にも治癒能力があるのです。

カウンセラーや、セラピスト(ヒーラー)や、「癒しのワーク」は薬のようなものです。心の治癒能力を働きやすくするきっかけに過ぎないのです。だから自分自身の内側で働いている「治癒力」を信じ、それを助けることができれば、自分一人でも苦しみを乗り越えることは出来るのです。

(ただし、重症の時には薬のようなものや外部からの手助けが必要になります。交通事故で重体になってしまっている人を自然治癒力だけで治すことはできません。)

ということで、明日は「自分で出来る方法」を書いてみます。とは言っても、今まで書いてきたことと同じことですけどね。

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 以下は先日来からご案内している「お母さんたちの 自分育て」の講座のために書いた文章です。講座の詳細は後ろにあります。

 子育ては楽しいけれど、辛く苦しいものでもあります。どうして苦しいのかというと「自分」と向き合わなければならないからです。それ故に、自己肯定感が低いお母さんの場合は特に辛くなります。でも、それは考えようによっては自分を育てなおすチャンスでもあるのです。
 人は、大人の社会では自分をごまかして生きていくことが出来ます。誰もそこに突っ込みを入れたりはしません。ただ黙って離れていくだけです。

 でも、子どもはお母さんのごまかしに気付くだけでなく、傷口をほじくるようなことばかりを始めます。なぜなら、ちゃんと向き合って欲しいからです。
 子どもは、お母さんにちゃんと向き合ってもらえないと孤独と不安に苦しむようになります。また、人間として生きていくために必要な「人と人の関わり方」を学ぶことが出来なくなってしまいます。だから必死なのです。そのため、お母さんが逃げようとすればするほど子どもの問題行動はエスカレートしていきます。逆に、お母さんがその苦しみと向き合う覚悟をすると子どもは落ち着きます。そして、お母さんは子どもと共に「育ちなおし」をすることが出来ます。
 この講座はそんな生き方をしたいと思うお母さんの手助けをするためのものです。


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<告知です>二つあります
いずれもお問い合わせ、お申込みは<篠>までお願いします。

★「お母さんたちの自分育て教室」12回連続講座

お母さんたちの「自分育て教室」を月一回のペースで12回連続で行います。
その12回の内訳は

 気質の学び 6回 / 表現ワーク 3回 / 心と体のセルケア 3回

です。気質の時は連続して参加してほしいですが、表現ワークと、セルフケアの時は単発参加もOKです。ただし、連続して参加してくださっている方より参加費がちょっとだけ高くなります。

参加費は基本1500円で参加して下さったときにお支払いいただきます。でも、最初に6回分まとめてお支払いいただけるなら7200円(1200円/回×6回)にします。

第一回目は4月16日(月) 10:00~11:50 です。基本的に月曜日にします。
会場は上と同じ勤労市民会館ですが、部屋は3Fの「B研修室」です。

それと原則として子どもの同伴はできません。子どもはお母さんが何かやろうとすると邪魔をするという本能がありますから。

ただし、1歳半頃までなら同伴可です。その頃までならまだお母さんの邪魔に入らないと思います。

詳しことは篠までお問い合わせください。

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★3月31日(土) 10:00~11:45 (写真入りチラシ)

 「親子で遊ぼう」 私が主催している「ポランの広場」という教室でやっている
          遊びなどをご紹介します。
          わらべうた、からだで遊ぶ、布やロープで遊ぶなどです。
          ポランの卒業生も参加OKです。

対 象:  2才から5才くらいまでの20組の親子
      兄弟ならこれより小さい子、大きい子が一緒でもOKです。

参加費: 1500円(子どもの人数にかかわらず)
     (ポランの広場の卒業生は1000円です。)

備 考: 子どもは裸足でお願いします。お母さんはご随意に。
     飛んだり跳ねたりゴロゴロするかもしれませんので、
     子どももお母さんも動きやすい服装でおいで下さい。
     スカート不可です。
会 場: 茅ヶ崎市勤労市民会館5F 「A研修室」
     JR茅ケ崎駅北口から徒歩5分です。
     お申し込みいただいた方には詳しい場所をお教えします。



Last updated 2012.02.07 15:33:20
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2012.02.06

「からだを緩める」(無意識の束縛から自由になる方法)  (2)

私がまだ鎌倉に住んでいた頃、夫婦でお茶を習っていました。宋編流というマイナーな流派ですが、家元が鎌倉に住んでいらっしゃるため鎌倉にはその派の先生はそれなりにいるようです。

「免状はいりませんから」ということで、全く個人的に、しかも子連れで教えて頂きました。生徒はうちの家族だけです。(あまりにもったいないので後から私たちの友人も誘いましたけど)子どもたちはお菓子を食べたりして勝手に遊んでいました。

その時よく言われたのが「引く手が汚い」ということです。お茶をたててお客の前に置くところまではいいのです。その手を引いて来るときに雑になるのです。お椀を持っているし、それなりの見せ場なので、茶碗を置くところまではかなり意識を集中しています。でも、置いたとたん「ああ、おわった」と気を抜いてしまうのです。その途端に汚くなるのです。

でも、人はその気の抜けた時の状態を自分では意識することが出来ません。無意識状態になってしまうからです。ですから、そういうことは先生に指摘してもらわない限り分らないのです。そのために先生が必要なんです。

「自分が分っている自分」は、「自分の意識が働いている時の自分」だけです。それなのに、みんなその「自分が知っている自分」だけが、「自分の全て」だと思い込んでいます。でも、「自分が知っている自分」なんて、「自分全体」の中では本当に小さな一部分にしかすぎないのです。

それに人は、その人が「意識的に動いている時」より、「無意識的に動いている時」の方をよく観察しているものです。

子どもは特にそうです。だからお母さんが言ったことはすぐに忘れても、その時の表情や身振りや声は忘れないで、すぐに真似をするのです。

ですから、「自分」を変えるためには、自分の「本体」である、その「意識によってコントロールされていない時の自分」に気づいて、変えていく行く必要があるのです。そして、そのためには日常、無意識的に行っていることに意識を向け、意識化していく必要があるのです。

私が太極拳や茶道を勧めるのは、それらには無意識への気づきを促す働きがあるからです。様々な表現活動を勧めるのも同じです。

茶道に興味がない人は「なんでお茶を飲むだけなのにあんな面倒くさいことをするのだ」と言いますが、そのような人は、「目に見える世界を支えているのは目に見えない世界だ」ということを知らない人です。

そのような人は自分の無意識の働きに支配されるばかりです。


茶道の時に限らず、一般的に人間は、手を伸ばす、足を伸ばす、からだを伸ばすといったように、「伸ばす」という動きをする時には意識的に自分のからだの動きをコントロールしようとするのに対して、「引く」という動作に対しては無意識的です。

なぜなら、「伸ばす」という動きは攻撃や行動といった外の世界に対する能動的な行為につながるのに対して、「引く」という動きは、その外の世界と関わりを断って、身を守るために必要な動きだからです。

だから伸ばすのは意識的であり、「引く」「縮める」「固める」のは無意識的なのです。人は不意に熱いものに触ってしまった時など“アチッ”と手を引きますが、手を伸ばす人はいないのです。

これは人間だけでなく、他の生き物たちでも同じです。カメも、首を出す時はゆっくりと慎重に出しますが、ひっこめる時は瞬間的です。岩に張り付いている貝も、そのしがみつきを緩める時はゆっくりですが、固める時は瞬間的です。

これは筋肉の仕組みとも関係しています。筋肉には「縮む」という能力しかないのです。「伸びる」という能力はないのです。伸ばすためには反対側の筋肉に引っ張ってもらうか、緊張をといてゆっくりと固まってしまった筋肉が緩むのを待つしかないのです。つまり、筋肉は無理に伸ばすか緩めないことには伸びないのです。

でも、この「伸ばす」とか「緩める」ということがなかなか難しいのです。筋肉は意識の働きによって固まる性質があるからです。何かを強く意識している時には筋肉は縮み、からだは固くなるのです。そして現代人は常に何かを意識しながら生活しています。

(観察的な意識の使い方はいいのですが、監視的な意識の使い方がからだを固くします。)

周囲のお母さんたちの目を意識しても筋肉は固まり、からだは固くなります。叱られた時の子どものからだは小さく固まってしまっています。また、不安や緊張やストレスが強い時などにもからだが縮こまってしまっています。自己肯定感の低い人のからだも同じです。意識が張り詰めていると、筋肉はゆるまないのです。

でもそれは防御の態勢なのです。ですから、そのような状態の時には能動的、創造的に動くことが出来ません。

また、そのような状態の時、人は無意識に支配されてしまっています。だからいつも同じことの繰り返しになってしまうのです。

その無意識と向き合うためにはからだを緩めなければいけません。でも、それが難しいのです。からだが緩んでいる状態の体験がない人は「ゆるむ」ということがどういうことなのか全然分らないからです。

日常的に肩がパンパンに凝っている人は、自分が肩が凝っていることに気づきません。完全に弛緩した状態を「0」、極度に緊張した状態を「100」とすると、日常的に50くらいの程度の緊張状態で過ごしている人には「50」以下の状態が分らないのです。

「30」レベルの人は「50」レベルの人の緊張が分ります。だから「もっと緩められますよ」と言うのですが、ずーっと「50」レベルで暮らしている人は自分のからだが緊張していることが全く分からないのです。だから先生からの指摘が必要になるのですが、防御が強い人はそれすらも「攻撃」と取ってしまい、さらにからだを固めます。

ちなみにストレッチは部分的な筋肉を伸ばし、緩める効果はありますが、全身の筋肉をゆるめることは出来ません。全身の筋肉を緩めるためには緊張で固まってしまっている意識を緩める必要があるのです。

意識を緩めると、それだけで「寝ている時のからだ」のように緩むのです。すると疲れにくくなります。

ただ、難しいのはこればっかりはブログでは指導できないということです。

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★3月31日(土) 10:00~11:45 (写真入りチラシ)

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          遊びなどをご紹介します。
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対 象:  2才から5才くらいまでの20組の親子
      兄弟ならこれより小さい子、大きい子が一緒でもOKです。

参加費: 1500円(子どもの人数にかかわらず)
     (ポランの広場の卒業生は1000円です。)

備 考: 子どもは裸足でお願いします。お母さんはご随意に。
     飛んだり跳ねたりゴロゴロするかもしれませんので、
     子どももお母さんも動きやすい服装でおいで下さい。
     スカート不可です。
会 場: 茅ヶ崎市勤労市民会館5F 「A研修室」
     JR茅ケ崎駅北口から徒歩5分です。
     お申し込みいただいた方には詳しい場所をお教えします。

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★「お母さんたちの自分育て教室」12回連続講座

お母さんたちの「自分育て教室」を月一回のペースで12回連続で行います。
その12回の内訳は

 気質の学び 6回 / 表現ワーク 3回 / 心と体のセルケア 3回

です。気質の時は連続して参加してほしいですが、表現ワークと、セルフケアの時は単発参加もOKです。ただし、連続して参加してくださっている方より参加費がちょっとだけ高くなります。

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ただし、1歳半頃までなら同伴可です。その頃までならまだお母さんの邪魔に入らないと思います。

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