「 ナルニア国物語 第1章/ライオンと魔女 The Chlonicles of Narnia/The Lion, the Witch and the Wardrobe 」 原作は、クライヴ・ステープルズ・ルーイス著「 ナルニア国物語 」全7巻(岩波書店)
『ライオンと魔女』 『カスピアン王子のつのぶえ』 『朝びらき丸東の海へ』 『銀のいす』 『馬と少年』 『魔術師のおい』 『さいごの戦い』 7つのストーリーを年代順にまとめた作品集の中の第1章。
監督は、世界で大ヒットを記録したのみならず、新設されたアカデミー賞長編アニメーション賞の記念すべき受賞第一作となった「シュレック」で、2001年に監督デビューしたアンドリュー・アダムソン。長い髪がトレードマークですよね。 VFXは「ロード・オブ・ザ・リング」のWETAとリズム&ヒューズが担当し、「ロード~」の時にも使用された「マッシヴ」というソフトを使い、戦闘シーンの背景に特殊効果を与えています。 偉大なるライオン、アスランの声を担当しているのは、あのリーアム・ニーソン。 C・S・ルイスは、「ロード・オブ・ザ・リング」のJ.R.R.トールキンとは親友の仲だそうで、お互いに同時期に影響を受け合ってこれらの作品は生まれているとか。詳しくはYahooムービーで詳しく解説されています。 そう言われて見れば、なるほど、どことなく似ているような気がします。 しかし、ディズニーの映画ですから、ターゲットは確実にお子様目線。小学校の低学年から楽しめる子供が主役の本作は、どこにでもいるような兄弟・姉妹4人が活躍する、正当派で良質な、文字通りのファンタジーと言えると思います。 今回のVFXで特に力が入れられているのは、ライオンのアスランのフルCG映像です。 まさに本物と見まごうばかりの威厳のある映像は素晴しく、評価に値する物があります。VFXはあくまでも壮大な映像の美しさを描くことに視点が置かれ、「ロード・オブ・ザ・リング」のような圧巻とも言える目を覆いたくなるようなグロテスクでリアルな戦闘シーン等にはなっていません。
その分、大人向けにはちょっとストーリーが弱く、多少物足りさがあるのではないかと思われます。
今回の第1章では、ジョージー・ヘンリー演じる好奇心旺盛な末っ子のルーシィが完全に主役の役割を独占しています。この作品では、ルーシィとジェームズ・マカヴォイ演じるフォーンのタムナスとの友情が大きな位置を占めて描かれています。ジョージー演じるルーシィの演技がとても愛らしく心に残りました。
どこにでもいる普通の子供達ルーシィ、ピーター、スーザン、エドマンドの4人兄弟が、予言によって使わされたナルニア国王としての運命を受け入れ、心の成長と責任感を培って行き、100年もの間、魔女に支配された世界を正義のライオン アスラン とともに戦い取り戻す、愛と勇気の物語です。 「ロード・オブ・ザ・リング」3部作の大成功の後、全米での「ハリポッターと炎のゴブレット」を上回るヒットを記録した事を受けて次回作の第2章「カスピアン王子のつのぶえ」の映画化も決定し、シリーズ化を予定しているそうです。第2章は脚本の執筆中で監督も決まっておらずクランク・インは今年後半になりそうと言うことです。
ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女(DVD) ◆20%OFF!セット(全7巻)カラー版
~おしまい~ ☆ランキングに参加しています。ロ_ρ゛(・・ ) プチンッしてくださると大変喜びまっす☆
↓ ↓ ↓ ↓
∥HPランキング ∥blogランキング ∥blog&検索エンジン ∥ベストブログランキング∥ 2005年上映一覧へ∥MoonDreamWorks Movie riport Index ∥日記一覧ヘ
|