原作は、宮部みゆき 「 ブレイブ・ストーリー 」(角川書店刊)冒険ファンタジー小説。 アニメーション制作は、ピクサーと並び称される世界屈指の映像技術で知られる映像スタジオGONZOとワーナー・ブラザース映画とフジTVが共同製作。 背景の一部に3Dを導入するには複雑なオペレーション作業が必要になるため、オペレーターに半年をかけてトレーニングを実施し、3Dアプリケーションツールである“マヤ”や“3Dスタジオマックス”、“ライトウエーブ3D”などの3Dコンピューター・グラフィック・ソフトを複合して、その特性を活かした映像を作成したとのこと。 音楽は、ワタルの心情を投影する音楽を生み出したのは、「マトリックス」シリーズのサントラなどを手がけてきたインダストリアル・ユニット、ジュノ・リアクター。80名規模の一大オーケストラと40人のコーラスにより一層の迫力と重厚感がもたらされた楽曲の数々は、活動拠点であるロンドンに持ち帰りミックス・ダウンされ、音響は、その場所さえ秘密にされているルーカスフィルムの音響制作部門、スカイウォーカー・サウンド内の「黒澤明スタジオ」で行いました。 エンディングにも「 THX 」の文字がしっかりクレジットされていて、お~!!っと思いました。(当たり前か(笑)) 監督は、主にTVのアニメーションを手がけて来た、千明孝一。「銀色の髪のアギト」などを手がけているGONZOとは、「LASTEXILE ラストエグザイル」などでも一緒に仕事をしています。 製作総指揮はご存じ 「 踊る大捜査線 」の亀山千広 。 声の出演人もバラエティ豊かで豪華です。 声の出演: 松たか子 (三谷亘・ワタル)
大泉洋 (キ・キーマ)
常盤貴子 (カッツ )
ウエンツ瑛士 (芦川美鶴・ミツル)
今井美樹 (女神)
田中好子 (ワタルの母)
高橋克実 (ワタルの父)
インパルス堤下敦 (犬ハイランダー)
インパルス板倉俊之 (若い司教)
北陽虻川美穂子 (カッちゃん)
北陽伊藤さおり (小川・いじめっ子のひとり)
柴田理恵 (ユナ婆)
伊東四朗 (ラウ導師)
石田太郎 (ダイモン司教)
樹木希林 (オンバ)
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Story : 11歳のワタルは、幽霊ビルを探検中に奇妙な出来事を目にする。キレイな顔をした少年が、宙に浮かぶ階段を上っていき、大きな扉の中へと入っていったのだ。翌日、ワタルは少年が隣のクラスの転校生・ミツルだと知り、扉の向こうに行けば、運命を変えられるのだと聞く。ワタルは平凡な少年だった。しかし突然、父が家を出ていき、母がショックで倒れてしまう。こんな運命変えてやる!扉の向こうへと飛び込んだワタルの、「幻界」(ヴィジョン)での旅が始まった。
ー goo 映画より ー
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ウエンツがカンヌでスカウトされ、モデルになった事は一部で話題になりましたね。そう言われてみれば(笑)、日本ではどちらかというと歌手よりもお笑い系キャラで売っている?為、その美貌に気が付かないところもありますが、黙ってそこにいればかなりの美形です。黙ってればね・・・・。
ただ、声だけで演技する声優としては、やはり素人という感じです。主人公のワタル役の松たか子は舞台もこなす女優であるだけに声が通っていて台詞も聞きやすくて少年役としてはなかなか良かったです。やはりキ・キーマ役の大泉洋は、巧いな~っという感じです。キャラ自体の魅力を100%引き出せていました。「ハウルの動く城」ではかかしのカブの声を演じています。
その他の演技派俳優人のそれなりに安心して脇を固めていてくれるという印象でした。樹木希林さんの出番がちょこっとだったのが少々もったいない気がしました。そして、年金問題以来あまり見かけなかった久々の今井美樹は、やっぱ、かっこいい女性だな~と感じました。彼女には普通じゃないなにか、みたいなものをいつも感じるのです。 映像面から言うと、いまやピクサーと並び称されるGONZOと言うことで、色彩自体は美しいとは言えますが、前半のアニメーションがやや手書きのセル画的 2DVFX的な映像が主流で、後半にかかってきてやっと3D映像が入り交じって来るという感じ。
2Dアニメーションの中で突然3D映像が堰を切ったように登場してくるのですね。
デジタルアニメーションの最高峰と言わしめる2Dアニメのなかに3Dを融合するという試みが自体が違和感と感じるか、そのギャップが迫力と感じるかはなにか博打的な手法かなと感じます。最初から3D映像で作られるほうが私としては感動的だったに違いないと思います。たしかに後半の背景のCGなど、戦いのシーンや女神のシーンなど圧倒的な迫力は魅せてくれていました。美しかったデス。ただ、前半の2D映像が物足りない印象がしたのと、ちょっと中途半端な感じがしたのも事実です。 音楽は良かったデス。見終わった後にも頭の中で流れている感じの良質な音楽です。サントラは売れそうな予感~。 ストーリー的に言うと、ぐいぐいと引き込まれるなにか・・・がちと足りない気がしました。お隣の女性は首がこっくりこっくり・・・。映画を観ていて眠くなる事が滅多にないさすがの私も途中少し危なかったデス。どちらかと言うと私のような、ひねた大人向きでない映画です(笑) 正義とはなにか、他人を犠牲にしてまでも勝ち取る幸せとは・・・・。 そんな事をストレートに考えさせてくれる映画。 そして、人生には幸せがあれば不幸もあり、楽があれば苦もある。例え自分の幸せをあきらめても守りたい大切な仲間の存在を教えてくれる映画です。 会場には小さいお子様もちらほらお見かけしましたし、小学生のカップル(なんだか、ワタルとミーナみたいっと想像して微笑みたくなる二人でした)とか子供同士で観に入らしていたのをたくさんおみかけしました。どちらかと言うとローティーンにたくさん観て欲しい映画です。
*--------------------------------------------------------------* 超大作映画「ブレイブストーリー」のオリジナルサウンドトラック.. *--------------------------------------------------------------*
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