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March 21, 2008
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【アメリカン・ギャングスター(2008) 】2008年2月1日(土)公開

監督 : リドリー・スコット
出演 : デンゼル・ワシントン /ラッセル・クロウ/ 他
期待度 : ★★★ → 観賞後の評価 ★★★☆
 

「アメリカン・ギャングスター  / American Gangster (2008) 」

 

■第65回ゴールデン・グローブ賞のノミネーションで主要3部門にノミネート!

*作品賞
*監督賞(リドリー・スコット)
*主演男優賞(デンゼル・ワシントン) >

■第80回アカデミー賞のノミネーション

*美術賞

いずれも受賞はなりませんでした・・・



 

監督は、「テルマ&ルイーズ (1991)」、「グラディエーター (2000)」、「ブラックホーク・ダウン (2001)」でアカデミー賞監督賞にノミネートされたリドリー・スコット。 今回のゴールデン・グローブ賞にも監督賞でノミネートされましたが惜しくも受賞にはなりませんでした。

その他にも「ブレードランナー (1982)」、「ハンニバル (2001)」、「キングダム・オブ・ヘブン (2005)」など代表作はどれもみなさんの記憶に残る秀作ばかりですね。

私が大好きだった「イン・ハー・シューズ (2005)」では制作にもかかわっていました。

主役は、 1989年・第62回アカデミー賞助演男優賞を受賞した「グローリー(1989)」、 「タイタンズを忘れない(2000)」、2001年・第74回アカデミー賞主演男優賞を受賞した「トレーニング デイ (2001)」、ダコタ・ファニングとの共演の「マイ・ボディガード(2004)」の デンゼル・ワシントン。

1993年・第66回アカデミー賞でトム・ハンクスが主演男優賞を受賞した、エイズで死にゆく主人公の、不当解雇の法廷闘争を描いた作品「フィラデルフィア(1993)」にも黒人専門の弁護として存在感を表していましたね~

 

共演は、2000年・第73回アカデミー賞において、アジア映画としてはオスカー史上最多の10部門にノミネートされた全編北京語の「グリーン・デスティニー」を抑えて5冠に輝いた「グラディエーター (2000)」で主演男優賞を受賞した、ラッセル・クロウ。

その他にも「インサイダー (1999)」、「ビューティフル・マインド (2001)」などの名作として名前のあがる作品で好演しています。

去年のスタイリッシュな敏腕トレイダーを演じる「プロヴァンスの贈りもの (2006)」はちょっと私的にあまり好みではなかったのですが、ラッセル・クロウは「アメリカン・ギャングスター(2008)」のほうが、より彼らしい野性的な魅力を引き出して撮られていると感じます。

暴力事件を起こした直後の公開となって興行成績が伸びなくて残念だった、レネー・ゼルウィガーとの共演の「シンデレラマン (2005)」とか私は好きでした。

 


Story : 1968年、ニューヨーク。黒人ギャングのボス、バンピーの右腕として仕えてきたフランク・ルーカス。彼はバンピー亡き後、ボスの座を引き継ぎ、自らの帝国を築き上げようと決意。そして、東南アジアから純度100パーセントのヘロインを直接仕入れる独自ルートを開拓し、それらを“ブルー・マジック”のブランド名で市場へ売りさばくことに成功したことから、フランクは瞬く間に麻薬王として君臨していく。一方、ニュージャージーの警察に所属する刑事リッチー・ロバーツ。彼は、警官の汚職がまかり通っていたこの時代に潔癖な仕事を貫いていたため、周囲から疎まれ孤立していた。また私生活では元妻と養育権で係争する傍ら、司法の道を目指している。そんな彼はある時、検察官からエセックス郡麻薬捜査班のチーフに抜擢される。やがて大衆に蔓延するブルー・マジックの捜査を進めるうち、フランクの存在に辿り着くリッチーだが…。


「2008年2月1日公開 」

ー  より ー

 




すでに劇場公開も終盤を迎えているので多少ネタばれもいとわず書いていますので、未見な方でネタばれをお好みでない方は、ここからはご注意を!





現在では日本でも、アメリカでも当たり前な、流通を省いて大量販売することによってコストをおさえて販売する量販店の台頭によって寂れて行くハーレムの街を嘆くギャングのボス、バンビーのもとでその商売のセンスを磨いてきたデンゼル・ワシントン演じるフランク・ルーカスは、ボスの亡きあと彼のハーレムを仕切っていくのですが、身内のコネを最大限に使って麻薬を直接買い付けて、通常のものよりもより純度の高い「ブツーマジック」と名付けた麻薬を半額で売って、次第に麻薬王としてハーレムの街で君臨していくのです。

一方、裏取引や犯罪者の裏金を平気で自分の懐に収めてしまうのが常識となっているなどの腐りきった警察内部にあって、私生活は浮気や女癖が悪く離婚調停中とぐだぐだなのに、仕事となると正義感に溢れ一本義という変わり種のラッセル・クロウ演じる刑事リッチー・ロバーツが、エセックス郡麻薬捜査班のチーフに抜擢されるのです。



他人を信用できないルーカスは犯罪に無関係に生きてきた自分の兄弟や従兄弟などを自分の家に招いて仕事を手伝わせます。これが、彼の身を滅ぼしていく成功からのほつれを招いていくのですよね~

フランクの兄弟や従兄弟達は、貧しくても身内同士で助け合って生きてきた地味な生活から急に今まで手にしたこともない莫大なお金を手にすることになるのですから・・・・浮かれて私生活も派手になってくるtことでしょう。

オスカー俳優同士の迫真の演技は大変見ごたえがあります。




しかし、相対する麻薬捜査官リッチー・ロバーツが麻薬王フランク・ルーカスにたどり着くまでの並行する二人のシーンを交互に描きながら、次第に追いつめていく過程が、ちょっと長い・・・

直接自分が手を下さず、私生活は静かに生きて来て、絶対にしっぽをつかませないフランクを膨大な情報と地道な証拠集めで徐々にフランクに迫って来る過程はなかなか見ごたえがありますが、全体で157分も使ってラストの結末が、結局自分も取引かい・・・とちょっと肩すかし的な部分も感じます。

でも、これは実在の人物のお話なので事実に忠実に描けばしょうがないことなのでしょうけれど。

 

リッチーの私生活はあまり描く必要はなかったのではないかと思います。その分少しタイトに描いたほうがよりこの二人の演技が生きて来たのではないでしょうか。

劇場公開されてから結構すぐに鑑賞した本作ですが、なんだかその中盤の間延び感で面白かった!と絶賛したくなる気持にもなれず、感想も書く気になれなくて、今日になってしまいました。



 

 

 



~ おしまい ~





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Last updated  March 22, 2008 11:28:06 AM
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