Eveに届いた片思い
★スピリットガイド・セッション★ビジネス・セッション上記、各セッションのお申込お問い合わせはこちら ↓Leap soul HPこんにちは、Satsukiです。今のわたしがこのお話を聞かせてもらったのも、偶然という、素敵なXmasプレゼントだな・・・、って思えた不思議で切ない、Eveのお話をあなたにもお届け♪おしゃれなディナーコースを提供する、ちょっと大人なレストラン。そこで働いている彼女は、密かな恋をしていました。時折訪れるスーツが似合う優しい物腰と笑顔の男性のお客様。その人がドアの前に立つと、彼女の鼓動はこっそり踊りました。誰にも知られないよう足音忍ばせ鼓動が踊るから、彼女はいつもと同じように振る舞うことが、彼女の密かな修羅場。いつか告白したい。いやダメダメ。こんな素敵な人だから恋人はいるはず。そうして時間が過ぎたある日、いつものようにスーツ姿のあの人が現れ、こっそり心踊る彼女に促され席に座りました。誰よりも丁寧にメニューを渡す彼女の手から、その人はにっこり笑って受け取りました。「ありがとう」「ご注文がお決まりになりましたら、お呼びください(わたしを!)」いつもの会話。いつもの笑顔。そしていつもの彼女の定位置に着いたときにつく小さなため息。気にしてない振りしながら空いているテーブルを拭いて、「すいません」の声を待つ。息を止めて。しばらくして聞こえる優しい声の「すいません」。彼女はまるでその声に気付いたから見たのよ、というような素振りで顔を上げ、はい、と落ち着いた返事をしながらその人に近付く。「このコースをひとつ」今日はいつものお肉のコースではないんですね、と心の声でその人に語りかける。すると、その人はまるで彼女の心の声に答えるように、「今日はこの魚のコースを食べてみようかと」「そうですか、こちらも美味しいですよ」彼女は驚きと嬉しさで、ちょっと、いやかなり弾んだ声と笑顔で答えた。「あの・・・、再来月の○月○日に予約したいのですが、大丈夫ですか?」「あ、今でしたら大丈夫ですよ」「じゃあ、2名予約で」「2名様のご予約ですね」「はい、女友達なんですが・・・。その日は彼女のお誕生日なんです」「あ、あ~~、そうなんですか!素敵なお誕生日になりますように、こちらからも何かサプライズとか」(ヤバい何で声大きくなった?裏返ってますけど?吐きそうですけど~!)「いえいえ、まだ告白とかしてないんで、サプライズはちょっと恥ずかしいです。彼女は魚が好きみたいで・・・。」もう彼女の暴走鼓動は止まらない。まさに口から心臓が出そうな。自分でも気持ち悪いとわかるほどの満面の笑みで、なんとか対応しながらその人から離れる。満面の笑みのままオーダーを伝えて、満面の笑みのままトイレに直行。トイレの個室の中では、まぁその、魂が抜けたような修羅場だったと。そこからのことはあまり覚えていない。(魂抜けたもんね)その人がいつ帰ったのかまったく。覚えているのは、メイクも落とさず缶ビール片手に泣いた夏の夜。しばらくして、その人からお店に電話が入り、予約をキャンセルしたと聞いた。「なんか・・・、覇気の無い声だったな~」電話を受けた人がポツリ。フラれたか?チャンス到来か?弱ってるときが狙い目だと誰か言ってた!泣いたカラスがもう笑った。でも、待てど暮らせどスーツ姿のその人はそれから現れなかったそうです。少しずつ少しずつ、彼女もメイクを落としてちゃんと睡眠できるほどに、元気を取り戻していきました。そして次の年、Eveの夜。いつものようにカップルや年配のご夫婦、友人達のご予約で賑わう店内。彼女も従業員たちみんなで被っている赤いサンタ帽子が楽しくて、いつもよりテンション高く店内を動き回っていました。その時。ドアが開き、いらっしゃいませと顔を上げた彼女。その人が立っていました。いつものスーツ姿で。いつもの優しい笑顔で。ハッと固まる彼女。我に返り慌ててメニューを取り顔を上げると居ない。あれ?と思う間もなくカップルがドアの前に立っている。「予約した○○です」気を取り直して予約名簿を確認し、お待ちしておりました、とテーブルへ案内する。さっき・・・、あの人立ってたよね。見間違い?いやそんなはずは・・・。もう一度店内を見回しても居ない。混乱しながらも慌ただしく接客に対応し、しばらく経った時。あの人が入ってきたドアの前に居たカップルのテーブルの横に、立ってる。あの人が。優しい笑顔で2人を見つめて、立ってる。まるで2人を心から祝福するかのように。身動きもせず固まった彼女に気付いたその人は、ゆっくりと彼女にお辞儀をして、優しい笑顔で、静かに消えた。えっ?・・・、えっ?また大混乱。その後もどうやって切り抜けたか覚えていないそうです。この体験をきっかけに、なんとなくそのお店に居るのが落ち着かなくて、決して怖いとかじゃなくて、自分は次に進まなくては、と思いお店を辞めました。数年経ち、当時一緒に働いていた人たちと飲みに行った時、彼女はもう時効だと、常連だったスーツのあの人に片想いしていたことを、お酒の力を借りみんなに話ました。「そっか~~~、でも残念だったね~。まだ若いのに亡くなったなんてね~」えっ?そそそんな話聞いてませんけど!どうやら彼女がお店を辞めて直ぐに、あの人の友人たちがやって来て、彼が病で亡くなり、葬儀の帰りだと話してくれたそうです。予約をキャンセルする電話を受けた友人が、あの時の覇気の無い声は、きっと入院してたのかな~と。素敵な人だったね、と。今度は彼女は一人で缶ビール片手に泣くこと無く、みんなに慰められよしよしされて、存分に泣いたそうです。「でも告白しないままなんだから、失恋もしなかったことでしょ?ってことは、その恋はあの人が天国に持って行ってくれたってことよ。ある意味素敵な成就よ!」そう言って励ましてくれた友人に一生感謝する。あの人は本当に優しい魂の人だと思います。友人に言えなかったけど、あの時のカップルの女性は、きっと片想いの女性だった。あの人は、片想いの女性が自分ではない恋人と幸せそうにしているのを、まるで自分のことのように嬉しそうに見つめて祝福して、わたしにまでお礼を言って消えたもの。なんて素敵な人をわたしは好きになったんだろう。悲しいのに満たされた、そんな不思議な気持ちを持て余しながら、しばらく過ごしたのをはっきり覚えているそうです。そんな彼女の今。可愛いお孫ちゃんのサンタ役として、Eveの夜は楽しく踊る鼓動を抑え、枕元にそっと置くプレゼントとおでこにkiss。任務終了。今年のEveの夜、あなたのすべてを祝福してくれている、とても優しい笑顔、とても優しい魂は、だぁれ?Merry Christmas★~~年末年始のお知らせ~~★2023/12/30~2024/1/4まで上記での年末年始をお休みとさせていただきます。セッションご予約は常時受け付けておりますので、メールにてお問合せくださいませ。上記、各クラス・セッションのお申込 お問い合わせはこちら ↓Leap soul HP本クリックか、下記URLクリックでAmazonご購入ページへリンクします。「サイレントマジョリティー」 著Satsuki.☆第一章 新しい未来のために知ってほしいこと☆第二章 事実から遠く離れた夢の世界☆第三章 わたしの原点☆第四章 さぁ、本当のわたしを迎えに行こう☆第五章 現実を生きる素敵なスピリチュアリストAmazonURLはこちら↓https://amzn.to/3ydZx4R★スピリットガイド・セッション道に迷い、抜け道がわからなくなったとき、本当の自分を取り戻し、夢を実現させたいとき、正しい道へと進む方向性を示してくれるコンパスを、あなたのガイドが手渡してくれるセッションです。★ビジネス・セッション隠れた自分の才能・潜在能力を開花させるための、あなただけの活用法を示してくれるメッセージを受け取ってください。★ワークショップあなたは、どれだけ自分を幸せにしていますか?本来持つあなたの感性や才能を大胆に呼び覚ます潜在意識を活用し、古い思考から抜け出し、長期的に活用できるメソッドの数々を知り、あなたが心から望む世界を実現化させるクラス。引き寄せメソッドだけではなく、潜在意識と心理、脳の働きを知ることによって、あなたの思考のクセやピッタリ合うメソッドがわかります。↓今、潜在意識をしっかり理解し活用しながら、ほんとうに望む人生を実現したい方は、こちらのクラスでお逢いしましょう! 落ち着いてしっかりと受講できますよう、2名 or 4名の少人数でのクラスです。(詳しくはHPをクリック)【サブコンシャス・シークレットクラス】・新規メンバー〆切りました!Leap soul ・Workshop 上記、各クラス・セッションのお申込 お問い合わせはこちら ↓Leap soul HP母であること、女であること・・ふと素にもどったときに染みる想いや心を綴ってます。(最近ちょこちょこ更新中)Half moon Facebook(放置中)Satsuki Watanabe