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当然のことですが、人は眠るときには目を閉じます。それは、「意識」が消えている時には見ることが出来ないからでもあります。
「目」はそれだけ「意識の働き」と密接につながっているのです。 人が「他の人」を意識するときも「目」を使っています。 自分と他の人を比較するときも、監視や管理をする時も「目」を使っています。 科学もまた「目」を使っています。 五感の中では「目」の働きが一番客観的だからです。 他人の行動や、子どもの一挙手一投足が気になるような人は「目」に対する依存度が高い人です。 小さな事ばかりが気になるような人は、起きている間中「目に見えるもの」ばかりに意識を向けています。 でも、そのような人は「部分」しか見ることが出来ません。一生懸命に見ようとすればするほど「全体」が見えなくなるのです。 それが「科学」の問題点でもあります。 また、「目」は同時に「疑い」も引き起こします。 確かに、五感の中では「目」が一番客観性が高いです。でも、同時に一番だまされやすいのも「目」だからです。 客観性が高いがゆえにだまされてしまうのです。 映画のセットには「正面」しかありません。 でも人は、その正面がちゃんとしていれば、他も全部ちゃんとしていると思い込んで見てしまうのです。 立派な身なりをしている人を見ると、「きっと社会的にも地位が高い立派な人なんだな」と思い込んでしまいますが、必ずしもそれは事実ではありません。 視覚的に立派だと人はついだまされてしまうのです。 それは詐欺師が使う手でもあります。 悩みがあっても、からだの調子が悪くても、苦しいことがあっても、見かけは明るく振舞うことが出来ます。 言葉もまた誤魔化せますから、明るいことを言うことは出来ます。 ですから「見えること」だけで物事を判断しようとする人は簡単にだまされてしまいます。 子どもが学校でいじめられて苦しくても、家の中で明るく振舞っていれば、気づかないのです。 でもその苦しみは、声や、目つきや、姿勢や、からだの緊張や、肌の状態などは出ます。 そういうものは、意識ではコントロールすることが出来ないからです。 でも、それらは単に目で見ただけでは分かりません。 中途半端ですが、ここから先は続きにさせて頂きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.02.04 10:01:58
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