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(四月以降の講座の案内を2/26のブログにまとめました。ご興味のある方はご覧になって下さい。)
Zoomでの気質や子育ての講座もあります。 19日(金)からZoomの気質講座が始まるので、最後のお知らせです。 ************ 世の中には頑張るのが好きな人がいっぱいいます。そのような人は子どもや他の人にも「頑張ること」を求めます。 確かに世の中には、頑張らないと出来ないことや、頑張らないと出会えない世界もありますが、その逆に、頑張ってしまうと出来ないことや、頑張ってしまうと出会えない世界もあるのです。 その中でも、一番分かりやすくて、一番簡単な例は、“からだをゆるめる”ことです。 こればかりは、頑張っていては永久にできません。 からだをゆるめようと頑張れば頑張るほどからだに力が入ってしまいます。 ということは、“からだがゆるんでいないとできないこと”も、頑張っていてはできないということです。 特に、人間を相手にするような活動は難しくなります。 頑張る人は心やからだを固くします。固くしないと頑張れないからです。 すると、それに反応して相手もからだを固くします。 すると、気持ちが通わなくなるのです。 そうなってしまうと反発し合うか、一方的な関係しか作れません。 (“固くならない頑張り方”も存在しますが、修行が必要です。武道ではそういう修行をします。) そして、その中には当然“子育て”や“自分育て”も含まれます。 心やからだがゆるんでいないと、子どもを優しく抱くことが出来ません。 子どもの話をゆっくりと聞くことが出来ません。 優しい声で話しかけることも出来ません。 子どもの心やからだの変化に気付きません。 子どもを追い立ててしまいます。 そして、子どもはそういうお母さんの傍にいる時は緊張するようになります。 「自分育て」でも同じです。 頑張る人は人に任せるということが苦手なので、自分一人で何とかしようとしてしまいます。 でも、ずっとブログで書いてきたように、自分一人で頑張っても、自分で自分を持ち上げるようなものですから、絶対に自分を変えることが出来ません。 自分を変えるためには、他の人(他の存在・他者)の手助けが必要なんです。 そのためには、力を抜き、相手に任せるということがどうしても必要になるわけです。人は相手に任せた時に初めて相手からのメッセージを受け取ることができるからです。 (それはからだのワークで実験してみるとすぐに分かります。赤ちゃんはお母さんに100%任せているからお母さんからのメッセージを受け取ることが出来るのです。) その相手とは、時にはお子さんかも知れません、ご主人かも知れません、また友人や仲間かも知れません、それとも草花や木々かも知れません。 でも、ここで難しいのは“頑張るのが好きな人”は、“頑張らないで”というと、“はい、頑張らないように頑張ります”と、不思議な返事が返ってくることです。 頑張るのが好きな人は、結果ばかりが気になって、どうも“楽しむ”ということを忘れてしまうのです。 でも、そんな「頑張るのが好きな人」でも、子どもと楽しむ、自分の変化を楽しむというように「楽しむ」ということに気持ちを向けていると、次第に頑張らなくなります。 というより、頑張る必要がなくなるからです。 以下の絵本にはそんなメッセージが込められているような気がします。 わたしとあそんで (世界傑作絵本シリーズ) [ マリー・ホール・エッツ ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.04.17 08:15:47
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