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カテゴリ:→政策など
最近のニュースによると、パーキンソン病と潰瘍性大腸炎の患者への公的負担が縮小されることが厚生労働省の特定疾患対策懇談会で決まったらしい。
理由は、患者数が5万人を超え、希少性がなくなったというもの。審議会で異論があったが、先に結論が用意されていた、ということらしい。 特定疾患は、原因も不明で完治する方法もなく、経済的にも精神的にも身体的にも、患者や家族への負担が大きい。 きっと国・厚生労働省の本音は、「予算がない」ということに尽きるのだろう。生命と健康は、人間が生きる上で、もっとも大事なもの。 厚生労働省は予算がないとかいわずに、財務省からしっかり予算をとって来て欲しい。今の難病対策予算がいっぱいだから、新しい難病指定ができない、というのでは、難病患者どうしを競わせるだけだ。「お前の病気が多いから、新しい公的補助ができない」 ただでさえ苦しんでいる患者同士をこう競わせ、ばらばらにしたいのだろうか。弱い者に弱い者を叩かせようとするのだろうか。 あちこちにダムやら道路やら空港やら新幹線やらを作る予算をまわして欲しいものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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