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2023.04.30
カテゴリ：乗り物
父がキャリアの最後の仕事が君津（千葉県）だったので両親は木更津に住んでいた。その関係で東京湾アクアラインができた時のことはよく覚えている。当時何度か車で通ったがなかなか気持ち良く走れた。関西から木更津に行くのに都内を通らないで済むのは大いに時間の短縮になった。ただ通行料が2000円以上で、関西から東京までの高速料金が1万円くらいだったことを考えると高いと感じていた。
その後母が、アクアラインの通行料が800円になったことを教えてくれたが、それは大きいなと思った。当然、通行する車の数は何倍にも増え、今や木更津は東京への通勤圏として機能し始め人口も増え続けている。 調べてみるとアクアラインの通行料を800円にすることを推進したのは当選したばかりの森田健作知事で、就任直後に当時の麻生太郎総理大臣に強力に要請したという。麻生太郎総理大臣は「そんなことできるわけない」と一蹴したが、双方と親しく同席していた当時は自民党選挙対策副委員長だった菅義偉氏が検討を約束したという。そして、国土交通省からは1000円という線が出されたが森田知事は強硬に800円を主張し、菅氏がそれを受け入れ、麻生太郎総理大臣を説得して800円が実現したという経緯だったようだ。この値下げは国と県が差額を負担しており、期間限定の社会実験として始まったがその後も継続されている。
朝日新聞やニュース番組の愛好家は毛嫌いしているようだが、菅氏は当時から非常に優秀な政治家だったと思う。総理大臣の期間は短かったが、重要な政策を実行したと思うが、納得だ。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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通行料800円の決定に菅前総理が関わっていたとは知らなかったです。
アクアライン開通には陰で浜田幸一氏が絡んでいただろうとは想像していましたが～ この通行料低減化の数少ない被害者はJR東日本では❓ アクアライン利用活性化で内房方面の高速バス🚌が頻繁に運行した結果、君津以南の内房線は特急電車運行から撤退を余儀無くされました。😞 (2023.05.02 14:37:22) |
