はかせのブログ

[工作] カテゴリの記事

全272件 (272件中 151-200件目)

< 1 2 3 4 5 6 >

• アクリル板のカット

  近くのホームセンターにも2ミリ厚のアクリル板を売っているが、自分で寸法に切る必要がある。アクリル板を正確に切るのは忍耐が必要だし疲れる作業だ。ホームセンターの大型機械で切ってもらえるか尋ねたらダメだという。そこでネット通販で調べてみたら一枚のアクリル板につき2回のカットまで無料という店が見つかった。値段も安い。そこでそこに注文して切ってもらった。　送られてきた商品を見たら、非常に正確な寸法に切られているし断面もきれいに処理されている。あとは溝付の角棒を所定の寸法に切って組み立てるだけだ。かなり楽にケースを作ることが出来た。

  2018.05.15

  コメント(0)

• 

  ケースを考える

  　この三重塔の模型は凹凸が多く、ホコリが付いたら掃除は困難だ。どうしてもケースが必要だ。メーカーのウッディジョーからこの塔を収めるガラスケース（ただしガラスは含まれない）の骨格が別売で出ているが高価だ。自分でケースを手配することにした。　まず、ガラスを考える。仕事でガラスを切ることがあり（電子顕微鏡用の試料を薄切りする刃物は、昔は自分で厚いガラスを割って作っていた）、ガラス切りの道具は持っている。でも、ガラスはホームセンターに売っていないしガラス屋に注文する方法もよくわからない。それにガラスが割れると危ないし後始末も大変だ。アクリル板で作ることにした。　切ったアクリル板を組み立てる方法として接着してアクリル板だけのケースを作るのと、木枠を使う手がある。木枠のほうが簡単だ。接着だと正確に組み立てるのに何かのジグなり型なりを用意することになるだろう。ホームセンターには桧の角棒の2面に溝を掘ったものを売っている。溝の幅は2ミリなので、2ミリ厚のアクリル板を使えば丁度よい。

  2018.05.14

  コメント(0)

• 

  三重塔が完成

  　なんとかウッディジョー社製の「法起寺の三重塔」1/50木製キットが完成した。二ヶ月弱かかったが、なかなか楽しめた。作りやすく考えられたキットだし、よく知らない人がちょっと見たら素晴らしい作品に見えそうだ。私はヴァイオリン製作のための特殊ツールをたくさん持っていて、それを使って工作したが、それらのツール（熱で木材を曲げる道具や、刃の幅が1ミリのノミなど）無しではどうやったら良いのかわからない工程もたくさんあった。こういう工具を持っていない人はどうやって作業するのだろう？と思う。まあ、こういう3万円以上のキットを買うような人は何かしら道具を持っているのだろう。

  2018.05.12

  コメント(0)

• 木の削りカスが花粉症の原因？

  この法起寺の三重塔の1/50の模型キットはほとんどの材料が木製だ。パーツをそのまま接着することもあるが切ったり削ったりして寸法に合わせることが多い。ノコギリ、ナイフ、ノミを使うこともあるが、ヤスリで削って整形することが多い。部屋中に木の削りカスが舞っているので掃除が欠かせない。　花粉症の季節だ。私は毎年五月の連休あたりにアレルギー症状が出る。くしゃみ、鼻づまり、目のかゆみといったところだ。ところが今年は3月後半からずっとこういう症状が出る。不思議なことに外出中は出ないし、家の中でもチェロを弾く部屋では出ない。自室に居るときの症状が激しい。　どうやらこれは木の削りカスが原因のようだ。

  2018.04.28

  コメント(0)

• 

  三層目を作っている

  法起寺の三重塔のキット製作は一ヶ月半でここまで来た。二層目が終わって三層目を作っている。　実物の塔を下から見上げると、三層目が遠く高く感じられるのは上に行くほど屋根が小さくなっていることで強調される。模型を真横から見るとそれがよくわかる。法起寺の三重塔は平らな場所になっていて上や横から塔が見られることがないので良いが、室生寺の五重塔のように横から見られてしまう地形だとこの細工は使いにくいように思われる。後世の五重塔が下層と上層であまり屋根の大きさが変わらなくなってきたのはそのせいだろうか？　最上階の屋根は下層の屋根に比べて急勾配になっているが、それは瓦が置かれる上面だけで垂木のある屋根の下面は下の層とあまりかわらない。最上層の屋根の付け根は分厚くなっている。　文献を読んだり実物を見ても気づかないことが模型を作ることで見えてくる。これが模型を作る醍醐味だ。

  2018.04.26

  コメント(0)

• マニアックな道具を要求するキット

  この三重塔のキットを作るのに必用な道具はベンディング・アイオン以外にも多種多様だ。垂木や瓦はそれらしく加工された板を切ったり削ったりしてぴったりの大きさ形にしてから貼り付けるが、ここではノコギリ、ノミ、ヤスリを使う。一般工作用の、ホームセンターで買ったものを最初使ったが、綺麗に加工できない。そこで、ヴァイオリンを作り始めた時に揃えたプロ用の道具を使っている。これらの道具は自分で丁寧に研ぐし、ノコギリは専門家に目立てをしてもらっているので、一般工作には使わないようにしているのだが、このキットでは使うしかない。また、接着する時はクランプで固定するが、これも繊細なのでヴァイオリンの横板にライニングを接着する時に多数購入した小型で精度の高いものを使っている。　さらに壁などを組み立てる時には定盤の上に固定するが、これは職場で廃棄された時に貰ってきた厚いがラス板を使っている。ひとつはクリオスタット（試料を冷凍状態のまま薄い標本にスライスする機械）のガラス蓋で、もうひとつ（昨日の写真に写っている）は電子顕微鏡の覗き窓だったものだ。　普通の工作では使わないマニアックな道具を要求するキットなのだ。

  2018.04.17

  コメント(0)

• 

  角材を曲げる

  このキットには正確に用意された木製部品も含まれるが、共通材として太さが一定の角棒も用意されている。共通材を所定の長さに切って使うのだが、屋根のカーブに一致するように曲げなければならない箇所がたくさんある。説明書には「曲げぐせをつけます。」と書いてあるのだが、どうやって曲げるかは書いていない。　私はヴァイオリンやチェロを作ったから、横板を曲げた経験があるし、そのための特殊道具（ベンディング・アイロン）も持っている。角棒をしばらく水につけておき通電して熱くなったアイロンに押し付けて曲げる。チェロの横板を曲げることを思えば簡単なものだ。その角棒を接着する相手の部品を抜いたあとの板に当てて、微調節すれば完全だ。　こういう道具を持っている人は珍しいと思う。持っていない人はどうやって曲げるのだろう？

  2018.04.16

  コメント(0)

• 

  三重塔にしてよかった

  ウッディジョーというメーカーの法起寺・三重塔の木製キットを製作中だ。作り始めてから一ヶ月近く経つが、今二層目の屋根を作っている。マニュアルでは、各層で同じような工作をするところはまとめて解説してあるが、作りかけの部品の置き場の問題もあり、下から順番に作っている。　同じメーカーから三重塔と五重塔のキットが各種出ているが、スケールが大きい（実物が小さい）こと、五重塔より三重塔と考えて法起寺の三重塔を選んだのは正解だった。塔というものはほぼ東西南北の面が同じ作りだ。壁でも屋根でも組物でも、初層だけでも同じ細工を4回繰り返す。また、初層から4層までもだんだん小さくなるだけで同じ細工を4回繰り返す。遊びごとで繰り返しが多いと面倒になるのだ。三重塔なので繰り返しが少ないだけありがたい。　接着はすべて木工ボンドだ。速乾性と通常の二種類を何となく使い分けている。レーザー加工などで作られた部材は正確な作りで、壁などは全く修正無しで接着できる。精度の高い模型だ。

  2018.04.15

  コメント(0)

• 

  庇を支える

  いくつか文献を読んでみると、五重塔（三重塔も）で問題なのは各層の庇の重量をどう受け止めるか、らしい。建物本体から2メートルほども突き出る庇は大量の瓦を乗せることもあり、大変な重量になる。これをつっかえ棒無しで支えなければならない。法隆寺の金堂は、この問題を甘く見たら庇が落ちてきたらしい。それで庇の先端につっかえ棒を入れることになり、これを体裁よく飾るために裳階を作ったそうだ。そして、これに似せて五重塔の初層にも裳階を入れたようだ。こういう寺院建築の屋根の下に複雑な組物があるのは、これで庇の重みを柱にかける工夫のようだ。

  2018.03.26

  コメント(0)

• 

  作り始める

  キットは精密な加工がなされている部品が多い。柱などは長さも接着面も正確で気持ちよく組める。長い材を現物に合わせて切断して用いるというものも多く、時間はかかる。すでに接着してある部品の隙間に入るように新たな部品を加工するというステップも多い。三重塔は、各層が同じような作り出し、各層を構成する4面も同じだ。同じような作業を何回もやることになる。それぞれの作業で取り付けた部品の上面が次の部材を接着する土台になったりするから平面を確かめながら作業する必要がある。

  2018.03.25

  コメント(0)

• 

  キットが届いた

  　「ウッディジョー」というメーカーの「法起寺の三重塔1/50木製キット」が到着した。3万円以上と高価だ。新婚の頃、2万円の自動車の模型のキットを買ってカミさんに非難されたことを思い出す。あの事件をきっかけに、小遣い制度の整備を行なった。家計と小遣いの用途範囲を厳密に線引きし、小遣いの額は低めに設定する代わりに小遣いは純粋な小遣いとし、それで何を買おうがカミさんは意見を言わない、としたのだ。だから、今では私が小遣いを貯めてどんなスポーツカーを買おうが、3万円以上の模型を買おうが、カミさんは何の文句も言わない。　キットを開封してみた。数多くの部品が小さなビニール袋に小分けされ部品番号が振られて入っている。丁寧な説明書が入っているが、なかなか手強そうなキットだ。

  2018.03.22

  コメント(0)

• 

  法起寺の三重塔に決まり

  法隆寺のすぐそばにある法起寺は、観光客もほとんどいない田舎の寺という風情だった。車で近づくと三重塔が見えるのですぐにわかるが、駐車場が無いので車を駐める場所を探すのに苦労した。　三重塔は、法隆寺の五重塔にとてもよく似ている。言ってみれば法隆寺の五重塔の上三階だけ、というくらいだ。法隆寺の初層には裳階（初層の屋根の下にあるスカートのような構造物）があるのでゴタゴタしているが、法起寺の三重塔にはそれが無いのですっきりとしている。木組みや構造は文献で調べた法隆寺の五重塔のものとよく似ている。中を覗いてみると、心柱とその周囲の4本の柱（四天柱）があり、法隆寺の文献とそっくりだ。　実物も気に入ったしキットは大スケールだし、これに決まりだ。帰宅してからすぐにキットを注文した。50倍ズームのデジカメでたくさん写真を撮ってきた。キットを作るのに役立つだろう。

  2018.03.21

  コメント(0)

• ブロック肉でパンチェッタを作る

  スーパーマーケットで普通に売っているベーコンに不満で、薄切りの三枚肉から自分でパンチェッタを作るようになって半年くらい経つ。単に薄切り肉の両面に塩コショウをかけ、数日置くだけだが、ずっと歯ごたえがあり味も良い。これで朝のベーコン・エッグやスパゲッティ・カルボナーラを作ると美味しい。　このくらい美味しいのなら、本格的にブロック肉で作ってみたくなる。塊の三枚から作るレシピを調べてみた。全く簡単だ。パンチェッタは塩だけで燻製ではない。　フォークで肉に穴をあけ、肉の重量の4-5％の塩と適当量の胡椒をふりかける。バットに格子を置き肉を載せ、上にラップをかけ重しをのせる。息子が持っていた鉄アレイを使った。このまま冷蔵庫に入れる。3日後に取り出し「ピチット」（水を吸収するシート）でしっかりくるみ、袋に入れて冷蔵庫に入れる。あとは3-4日に一度ピチットを交換する。約1ヶ月で完成だ。ピチットは安くないから薄切り肉で作るよりは材料費が高い。　まず厚く切って焼いて食べてみる。これはストレートに美味しい。この肉の堅さがたまらない。市販のベーコンで不満なのが柔らかさだった。タンパクが少し切れてアミノ酸が増えているから旨味が増している。カルボナーラを作ってみると、脂が美味しいことに気づく。　実に簡単な工作だが、実利は大きい。

  2018.01.24

  コメント(0)

• 家の不具合の手当

  我が家は中古の一戸建てだ。神戸阪神大震災の後の建売で、大きな家を壊して4軒建てた内の1軒だ。20年以上経った木造在来工法で、ちょっとした不具合が出てくる。　最近では風呂の換気扇が動かなくなった。天井にユニットを留めているネジを緩めて外してみたら、モーターの配線はコンセントではなく電気工事士が使うカシメで固定されている。モーターの交換はこのカシメをいじらなければならないので面倒だ。モーターの回転軸に潤滑剤をスプレーしたら回るようになったので、それで使っている。度々止まるようになったら交換を考えよう。　アルミ製の門扉のラッチの動きが悪くなり、扉を閉めるのが滑らかでなくなるというトラブルがよく起こる。1年に一度くらい分解して掃除し潤滑剤をスプレーしている。　屋内の部屋のドアが少し下がって、ドアが枠に当たる。家中にある部屋やトイレのドアはみな同じ意匠で同じヒンジが使われている。ドアのメーカーのホームページを調べたら、蝶番に調節ネジがある。これをドライバーで回したらドアが上がって、枠に当たらなくなった。ドアは重いので浮かしておく方が良い。ちょうど楔形に切った木片があったので、これをドアの下に入れて作業を行った。　こういうことをする人間が居ない家庭の方が多いと思う。みんなどうしているのだろう？

  2018.01.20

  コメント(0)

• 

  ハーフチェアのクッション

  　家でチェロを弾く時はこの「ハーフチェア」を愛用している。旭川のメーベルトーコーというところから購入して3年を越えた。これは座面にクッションが無い。男の尻は年齢とともに脂肪が薄くなるのでクッション無しでは辛い。買ってすぐに椅子のクッション用の材料で作り付けのクッションを固定した。この美しい椅子に傷を着けたくなかったので裏側で糸で縫うようにしたのだが、最近壊れた。仕方がないので、クッションを作り直した。今回は普通の椅子のようにクッションを合成皮革（猫が爪を研ぐ気がなくなるように）でくるみ、座面の裏側でタッカー（ホチキス針のようなもの）で留めた。やはり本体に傷を着けたくなかったので、座面の裏に板を入れこれにタッカーを打ち込んだ。　なかなか座り心地が良くなった。長持ちしてくれると良いのだが。

  2017.10.27

  コメント(0)

• 自家製パンチェッタ

  スーパーマーケットで安価に入手できるベーコンはカリカリにするのが難しい。それが、レストランで食べたカルボナーラのパンチェッタはカリカリで美味しかった。ベーコンでなくてもこういうパンチェッタが安価に入手できたら良いのに、と思った。　ケーブルテレビの有料チャンネルのアクト・オンTVの料理番組を見ていたら、自分でパンチェッタを作ってカルボナーラを作っていた。このパンチェッタは本格的に肉の塊を塩漬けにするのではなく、薄切り肉を使う。これなら失敗しても被害は少ない。試しにやってみた。　豚肉は銘柄によっては高価なので、店で安く売っていたアメリカ産の三枚肉の薄切りを買った。テレビでは3ミリ厚と言っていたが、そういう指定はできない。売っているパックを買う。これを一枚づつ広げて塩コショウをする。丁寧に裏返し、裏面も塩コショウをする。これを元通りにたたみスーパーマーケットのトレイに戻してラップをかけて冷蔵庫にしまう。冷蔵庫の中で水が取れてくれることを期待して密閉容器には入れない。　テレビでは3日経てば使えると言っていたので、3日目にカルボナーラを作ってみた。カリカリになり安価なベーコンよりは美味しいが、まだ三枚肉を食べている気分だ。5日目になると、ほぼパンチェッタになっていた。ベーコンエッグ（パンチェッタ・エッグ？）にしても美味しい。カルボナーラも美味しい。　これなら、安い三枚肉と塩と胡椒だけで美味しいパンチェッタが食べられる。良いことを覚えた。

  2017.07.03

  コメント(0)

• 不味いベーコン

  ベーコンはソーセージなどと並んで大好物なのだが、最近スーパーマーケットで安価に入手できるベーコンは不味くなった。一言で言えば柔らかすぎる。ひょっとしたら関西に住んでいるからかもしれない。関西人は柔らかい食材を偏愛する。食パンと牛肉を関東と関西で比べてみればすぐにわかる。どうやったらあんなに柔らかいベーコンを作れるのかわからないが、なにしろあれはベーコンとは言えない。ベーコンエッグやカルボナーラを作ると、まったく違う料理になってしまう。むろん、専門店に行けば、昔ながらのちゃんとした歯ごたえのある塩の効いたベーコンが入手できるが、少し高すぎる。女の人が菓子に費やす金を思えばどうということはないが。　ある店でカルボナーラを食べたらとても美味しかった。ベーコンではなくパンチェッタで作ってあった。パンチェッタはベーコンと似ているが燻製ではない。塩漬けのみ、つまり生ハムに近い食材だ。普通に売っていないからイタリアから取り寄せるらしい。

  2017.07.02

  コメント(0)

• 工作室にいる

  家にいる時間が増えたが、二階にある自分の工作室にいる時間がほとんどだ。食事とチェロを弾く時だけ階下に降りる。夜10時になると階下のテレビのある部屋に行き、泡盛を飲みながら録画したテレビを見ながらカミさんと過ごす。カミさんは殆どの時間階下にいるから、かなりの時間別々だ。　夫が退職すると妻に強いストレスを与えるというから、なるべくこれまでの習慣をカミさんが変えなくて良いようには気を使っている。と言っても昔から自分の工作室にいるのが好きなのだ。たぶん、世界中で一番居心地が良い場所が自分の工作室なのだ。　世の中には結婚していて夫の個室を持たない人が多いらしい。子供には一人ずつ個室を与えているのに夫の個室が無い。この事の弊害はものすごく大きいのだが、退職するとまた一段と良くないだろう。妻の目に見える場所をウロウロすることになるだろう。そのことが妻にどれほどのストレスを与えるかは想像できる。

  2017.04.24

  コメント(0)

• 料理の回数が増えた

  看護学校の授業が始まったが、大学を退職して家にいる時間が増えた。気が向いたら料理をしている。これまでも来客に（ほとんどが音楽の練習）昼食を出す時や週末の暇な時に料理をしてきた。暇な時が増えたので料理の回数が増えた。　もう30年近く料理をしてきたので、我が家ではいくつかの習慣が固定している。私が料理をする時はその食事の準備と後片付けのすべてを独りでする。カミさんに手伝ってもらうことはほとんどない。色々とやり方が違うので干渉されるのを嫌ってのことだ。また、私はカミさんの作らない料理を作るように努力している。私が料理本を読んで新規導入した料理をカミさんが作るようになったら私はそれを作ることをやめる。私は料理を工作の一部門として楽しむ。時間と手間をいくらでもかける。主婦の料理とは違うのだ。また、材料費の節約に務めている。「男の料理」というと豪華食材をふんだんに使った非実用的な遊びという偏見があるので、これと戦っている。

  2017.04.23

  コメント(0)

• 

  フィットのシートの台を作る

  工作室で使ってきた木製の椅子がぐらついていて使いにくくなっていた。一方、最近フィットの運転席をレカロ製のシートに交換したからオリジナルのフィットのシートが工作室を占拠していた。シートは家に入れると大きくて邪魔なものだ。そこで、木製の椅子を廃棄し、代わりにフィットの運転席を工作室の椅子として使うことにした。　運転席の底面は車の床に固定するための穴があいているが、フィットの床はこの辺に燃料タンクがあるらしく非常に妙な形になっている。最初、この穴に固定する台を作ろうかと思ったが、簡単で頑丈な台の設計に苦労した。結局それはあきらめてシートの座面の裏の平らな部分を載せる箱にした。箱の底面に大きめのキャスターを４つつける。これなら簡単に工作できる。ありあわせの物でテストをして理想的な高さを算出した。この箱に載せたままでシートに付いている背もたれの角度調節と座面の上下（というか前縁の上下）機構は動く。　19mm厚のベニヤとキャスターを買ってきた。プレゼントされた丸ノコで板を切りあっという間に完成した。やはり丸ノコは飛躍的に工作時間と疲労を軽減する。電動ドリル、電動ドライバーも持っているので簡単だ。

  2017.04.16

  コメント(0)

• 退職記念に丸ノコを

  退職の記念に職場の有志が何かほしいものをくれると言ってくれた。物をもらうとお返しの義務が発生するからと断ったのだが、お返しは無しで良いと再三言われたので受けることにした。2万円くらいと言われたがお返し無しということもあって1万円くらいのものを考えた。以前から買おうか買うまいかと迷っていた、電動丸ノコをお願いすることにした。この分野の一流であるマキタのもので、サイズは小ぶりな165mmにした。　丸ノコは本来手持ちで扱うが、台に固定したほうが使いやすそうだ。そこでマキタから出ている丸ノコスタンドを自前で買った。また評判が良さそうな木工用チップソーも買った。

  2017.04.15

  コメント(0)

• 外階段の手すりが錆びた

  我が家には外階段があり、鉄棒の手すりがついている。これが徐々にサビが目立つようになってきた。手すりを持ったときにサビが手に着いて汚いし痛い。そのうち腐食して落ちるかもしれない。こういう場合普通の家庭ではどうするのだろうか？　以前、包丁の柄の部分が錆びてひどいことになった時に使った錆除去剤があった。ちょっとそれを使ってみたが面積が広いからやっていられない。以前、クロモリのロードレーサーに電動変速機を組み込むのにフレームにドリルで穴を開けた。電線を通すためだ。この時使った錆止め塗料を見たら、サビの上から塗って良いと書いてある。これで行こう。　この錆止め塗料を錆びた部分を中心に塗っていく。手すりの細い部分を二本残して塗料が無くなった。同じ物を買おうとホームセンターに行ったら、錆止めと上塗りを兼ねた黒い塗料があった。これなら、塗れなかった部分に塗っても良いだろう。刷毛で塗って、一応作業が終わった。3時間ほどの作業だった。　イギリスの街で、ペンキをべたべたと刷毛で塗ったフェンスをよく見かけた。素人が塗ったのが歴然としていると思ったものだが、自分で塗った手すりを見るとまさにそういう仕上がりだ。

  2016.09.01

  コメント(0)

• 細々とした家の管理作業

  押入れや収納スペースの奥行きが広すぎて、物の出し入れに苦労する。手前の物が容易に動くようにキャスターを着けた台を作ったことがある。灯油のタンクを載せたりする。手頃な板にキャスターを4個取り付けるだけだ。クロゼットや収納のドアががたついて、ヒンジの取り付け部を調整するのは定期的に必要だ。最近は名人芸一発で完璧にドアを取り付けるという方向ではなく、適当に取り付けて後から調整する方向だ。調整部分が使っているうちに緩んできて、ドアが下がる。ドライバー一本でできる。　こういう細々とした作業も、普通のご家庭ではどうしているのだろう？やらない人はどう対処するのだろう？

  2016.08.31

  コメント(0)

• トイレのタオル掛け

  　この家のトイレにはタオル掛けが無かった。カミさんに頼まれてタオル掛けを設置した。トイレの壁はボードなので当てにならない。補強に入っている木を探してそこにタオル掛けを木ねじで固定しようと思った。2つあるトイレの一方では程よい高さに補強の木があったのでうまく行ったが、もう一つでは都合の良いところに補強が入っていない。この家を建てた大工は想像力がないらしく、ここにタオル掛けを設置したくなるということを考えに入れていない。クロゼットのハンガーをかける金属棒とその上の天板が近すぎてハンガーを入れるたびに苦労する。頭の悪い大工が建てた家なのだ。　やむを得ず、石膏ボードなどに取り付けるための金具を買ってきた。細くたたんだ部品がボードを貫通して向こう側に入り、ボルトを回すと広がってボードの広い面に接触するようになっている。これでなんとか良い場所にタオル掛けが設置できた。　簡単にできるより、少し苦労したほうが楽しいかもしれない。

  2016.08.30

  コメント(0)

• ドアホン

  ドアホンも交換した。我が家は2階建てで、ドアホンの室内機が1階にしか無かった。2階で掃除機を使っていたりすると鳴っても気づかない。それで室内機が2台付属するものに交換した。　これは室外機と家の中を結ぶ配線をそのまま使う。この配線がどうなっているかによっては購入したドアホンが使えないということもあり得る。テスターで調べて使えそうだということを確認してから購入した。また、設置場所もこれまでの場所は使えない構造だったので郵便受けを加工したりした。こういう工事は設計を考えるのが楽しい。考えたとおりに作業できて思った通りに作動すると嬉しい。けっこう趣味として成り立つ部分がある。

  2016.08.29

  コメント(0)

• 温水便座の交換

  　次に壊れたのが便所の温水便座だ。これもホームセンターで新品を買ってきて自分で交換した。やはり水の配管があるが、最近の継ぎ手は実によく考えられていて使いやすい。こんなものの設置に高い手間賃を払う必要はない。あっという間にできる。専門工具は不要だった。　最近、大工などの職人の専門性が失われつつあるようだ。誰でもできる部品が開発されたため、名人が必要とされる状況が減っている。個人の家の建築でも名人の大工などいなくてもできるようになっているらしい。素人に毛が生えた程度の従業員が工事をするなら、私のような素人にも十分できる。必要な能力はマニュアルを正しく読む日本語力。あとは必要な工具をそろえさえすれば誰でもできる。

  2016.08.28

  コメント(0)

• 混合水栓の交換

  　台所の混合水栓は二度壊れた。レバーを上下に動かすと水が出て、左右に動かすことで水温を調節するものだ。この家に着いていたのはどこかの外国製で壊れた時に調べたら、すでに日本での販売はずっと前に中止していた。いろいろ調べて交換部品を入手し、交換した。数年経ってまた壊れたので日本の有名メーカー製のものに全交換した。　どちらの交換でも図入りのわかりやすい説明書が付いていたので、作業は単純だった。以前イギリスで同じような修理を業者にやらせたら基の水栓を止めずに作業を始めて、床を水浸しにした。自分ならそんなことはしない。水栓をしっかり止めて正しい手順で交換作業をすれば良い。流しの下で作業をするからアクロバットのような姿勢になるが。道具は、いくつかのサイズのレンチとドライバーくらいがあればよい。それがあるなら、誰でもできると思う。

  2016.08.27

  コメント(0)

• 家の修理

  家というものは長く住んでいるとトラブルというか、手入れの必要な案件が出てくる。普通のお宅はどう対処しているのだろうか？私は基本的に自分で対処したいと思っている。他人より自分を信頼するという根本的な気持ちがあり、業者にできることなら（道具さえあれば）自分にできるだろうと考える。　今住んでいる一戸建ての家は中古で買った。もともと広い屋敷を取り壊して4軒の建売を売りだしたとき、最初に立ててモデルハウスにしていたもので、見た目だけは良いが売れ残りの安いパーツが付いている。そういうものがしばしば壊れる。そのたびに自分で修理してきた。

  2016.08.26

  コメント(0)

• 無趣味な人に

  　私は趣味が多すぎて困るくらいだが、周囲の同僚を見ると無趣味な人が多い。定年で退職すると、こういう人はやることがなくて困るらしい。　たいがいの趣味は若い頃に始めておかないと長く楽しめない。楽器演奏などは65歳を過ぎてから始めると制限が多いだろう。　こういう人は、工作系が良いのではないだろうか？木工だろうがプラモデルだろうが、作るのが好きならいつ始めても楽しめる。その中でも最も勧めたいのが料理だ。料理はその人のやる気とスキルに応じて様々なアプローチがある。惣菜屋で買ってきた完成品の料理を温めて皿に並べるだけでも良いし、ホワイトソース作りから自分でやってクリームコロッケを作っても良い。工作系の趣味の中で最もサポート体制が充実している（料理本、料理教室等）のが料理だ。他の工作と違って完成した作品が溜まることもない。　ぜひおすすめしたい。

  2016.02.24

  コメント(0)

• 自分でサンドイッチを作る

  　市民オーケストラの練習に行くようになって3,4年経つ。団員になったわけではない。エキストラメンバーだが、金は貰わないことにした。それで賛助会員という扱いになっている。エキストラメンバーは本番直前に2,3回練習に出るだけという習慣のようだが、私は交響曲を弾いた経験がこのオーケストラだけなので、曲がわかっていない。それらしく本番に参加することはできるが楽しくない。それで最初から団員と同じように練習に参加することにしている。カミさんもビオラで呼んでもらえるように団に働きかけたので二人で練習に行く。これならガソリン代と高速料金が家計から出る。　練習は土曜の6時からなので早く着いて夕飯を食べてから行っていたが、どうも外食が美味しくない。味に対して割高に感じる。月に2回だから飽きる。それで自分でサンドイッチを作って持っていき、練習前に車の中で食べることにした。　サンドイッチを作るのは料理以前という感じだが、美味しいのと不味いのは歴然と差がある。コンビニのサンドイッチはパンが不味い。特に関西の柔らかすぎる食パンはサンドイッチに向かないと思う。具は好きなものを詰めれば良い。二人で外食することを思えば予算は潤沢にあるのでかなり贅沢なサンドイッチを作ることができる。　我が家の最寄りの駅にフランスパンの美味しい店があるのでそこでバケットを買う。細いフランスパンだ。これをぶつ切りに切り水平に切込みを入れて具を挟む。ゆで卵を刻みマヨネーズであえたものは外せない。私は水に晒した玉ねぎのみじん切りときゅうりのピクルスのみじん切りとそのつけ汁（甘酢）を少し加える。レタスかサラダ菜を挟むことが多い。もう一つはハム系だ。サラダ菜とスライスチーズと生ハムというのがスタンダードだ。チーズはブルーチーズが使えると豪華だ。自分が作ったパテ・ド・カンパーニュがあればこれを挟むのが美味しい。密閉容器にサラダとか果物を入れて持っていく。　毎回作って持っていっても飽きない美味しさだ。

  2016.02.21

  コメント(0)

• 

  一応完成

  　表地を引っ張って伸ばしてはタッカーで留めるという作業をやっていったら、何となく角の処理ができた。プロはもっと美しく出来るのだろうが、これでも特に見苦しくはない。タッカーを打つ位置が台座のベニアのエッジに近すぎたので、注意してみると表地のしわが外から見えたりするが、その気になって見ないとわからない。これはこれで良しとしよう。　これまでダイニング・チェアなどを買う時、クッション無しのものを選んできた。クッションが消耗した時に交換に苦労すると思っていたからだ。でも今回の作業で、クッションの交換は恐れるにはあたらないことがわかった。気に入ったデザインの椅子がクッション付きだったら、それを買えば良いと思うようになった。

  2014.12.22

  コメント(0)

• ウレタンを貼る

  　今回の椅子は座面が外せるから作業がやりやすい。座面を外し、土台となる9ミリのベニアに3センチ厚のクッションを貼り付け、これを合成皮革で覆いタッカーでベニアの下面に打ち付ける。　古いウレタンから寸法を取る。ベニアより少し大きくなる。この座面は椅子の側板にはさまれるから、ウレタンや表皮があまり大きくはみ出すと側板の間に入らなくなる。前後方向には制約がないが古いものと同じが良いだろう。ベニア板の上面に家にあったスプレー糊を塗布し、クッションを貼る。工作台にクッションが下になるように置き、工作台とベニアをクランプで挟み、ウレタンとベニアを接着する。　こういう作業をしている時、たいがいの道具が揃っていることが重要だ。工作台とか各種サイズのクランプとか、古いタッカーの玉（ホッチキスのようなもの）を抜くためのメヌキやマイナスドライバーとかペンチ、こういうものが無いとできない。

  2014.12.20

  コメント(0)

• 材料を注文

  　必要な材料はAZUMAから通信販売で買えそうなので、椅子を分解する。分解しないとクッションの寸法がわからない。この椅子は座面が木ねじで止まっているタイプなのでドライバー一本で座面が外せた。9ミリのベニア板に30mmのウレタンが軽く接着されていて起毛タイプの布でカバーされている。ベニア板は角が丸くないのでウレタンの角も直角に切ったままで、布もそれに合われて裁断縫製されている。起毛タイプの布はネコがまた爪研ぎをするだろうから、合成皮革にする。これなら爪研ぎをする気にならない。合成皮革を裁断縫製するのは難しそうなので、そのまま張ってタッカーで止めることになるだろう。角の処理はやってみなければわからない。失敗に備えて合成皮革は2回分用意しよう。ウレタンは30mmを一枚買っておけばよいだろう。　AZUMAのホームページで必要な物を選び、注文した。週末だったが、すぐに自動返信メールがきた。月曜の朝には在庫があるというメールが来て、じきに発送したというメールが来た。翌日の夕方には届いていた。

  2014.12.19

  コメント(0)

• 椅子のクッションの交換

  　鏡台の椅子のクッションのカバーがボロボロになった。ネコが爪研ぎをするのだ。ネコをしつけることはできないので、椅子を何とかすることにする。この椅子はカミさんの嫁入り道具の一つだからすでに30年以上使っている。ネコに壊されなくてもクッションの交換をすべき時期なのだ。　こういう修理を他人にやらせるのはもったいない。自分でやって、この分野に蓄積されている人類の知恵を自分のものにするのが楽しい。今はインターネットで初心者向けの情報は簡単に入手できる。上級者向けの情報はめったに手に入らないが。　あっという間にAZUMAという会社がヒットした。椅子のクッションの交換の手順が写真入りで説明されているし、必要な材料と道具も通信販売で買える。タッカーという、ホチキスの玉を木に打ち込む道具も売っているし、使った後下取りもする。とりあえず近くのホームセンターに行くが、クッションや表地は売っていない。タッカーは安いものがあったので買っておく。

  2014.12.18

  コメント(0)

• 

  包丁の修理

  　包丁も壊れることがある。これは黒檀（？）の柄で、中子もろとも貫通した穴にリベットが入って留めていた。包丁の中子が錆びて膨張し、ついにリベットを破断した。それほど上等の包丁ではないので、修理に大金はかけられない。でも刃の幅はだいぶ残っているから捨てるのは惜しい。自分で研いでいる刃物には愛着が生じる。一応修理を試みる。　両側の黒檀を外してみたら、リベットではなく真鍮のねじが入っており、これが錆で中子に固着していた。電動ドリルなどを使ってこの真鍮のねじを除去し、錆を除去する液体（リン酸が主成分のようだ）に一晩漬けて錆を取った。固定する手段は難しい。専用のねじがあれば良いのだが、その辺には売っていない。アルミ製のリベットも考えたが特殊なサイズで、これもその辺には売っていない。結局平凡にボルトとナットで留めてみる。　私もカミさんも右利きなので包丁の右側からボルトを入れ、ナットで留める。握ってみると、ねじの部分は手に当たらない。これで使えそうなので、さび止めの塗料を中子に塗りナットからボルトの先端が出ないように、ボルトを少し鋸で切り落として固定した。ねじロック剤を塗った方がよいかもしれない。　こんな修理作業でも結構な時間がかかる物だ。それなりに面白いが。

  2014.05.11

  コメント(0)

• オスプレイのラジコンを考える

  　オスプレイのプラモデルを作っていて、これをラジコンで作ったらチャレンジングだろうなと思った。もちろん電動ではなく双発エンジンで作るのだ。難しければ難しいほど工作を考えるのは楽しい。　主翼の先端にエンジンマウントを作り、ここの回転機構を作り強度を確保しつつ軽く作る。可変ピッチプロペラが必要だと、この機構を考えて組み込む。これだけで相当に難しい。　機構を作ったとして、プロポの設定も難しいだろう。離着陸時を考えるとラジコンヘリコプターと同じ設定にすることになるだろう。プロップローターを上に向けて離陸し、機体全体を前傾して前進し、速度がついたところでプロップローターを前に向ける。このとき徐々にスティック操作で動かすのか、スイッチの切替で瞬時に切り替えるのか。前者だとこの操作をやりつつ昇降舵を操作して機体を水平に保つことになるだろう。プロポのどこかのスイッチを切り替えたら、昇降舵用のスティック操作でプロップローターの傾きができるようにしておき、ちょうど水平を保てるように昇降舵も動くようにするとよいのだろう。　こういう工作は考えるが楽しいし、作るのも楽しいだろう。初飛行までは必死でやるだろうが、飛ばせるようになると興味を失いそうな気がする。それまでは充実した工作タイムになるだろうからそれで良いのだが。

  2013.08.27

  コメント(0)

• コンプレッサー式のエアブラシ

  　スプレー缶の塗料を使うと、発売されている色しか使えないこと、使い始めは高圧で最後は低圧になることで塗装の厚みが制御できないこと、が欠点だろう。エアブラシでもスプレーの圧で吹くのは、圧の制御に関しては似たような欠点が出ると思われる。エアブラシは使った後の洗浄に気を使う。スプレーだと大量に使うことになりそうな気がする。　値段は高いが、コンプレッサーを使うエアブラシがある。これだとAC電源で動くから圧が安定するだろうし、スプレー缶を買わずに済む。模型用のセットでMr.リニアコンプレッサーL5/プラチナ/レギュレーターセットというのがある。コンプレッサーのパワーがもっと高いものもあるが、これで充分ではないかと思い、購入した。通信販売で安い店を探しても3万円以上だ。使っている人の話だと一生ものだということなので、期待したい。 

  2013.08.19

  コメント(0)

• 塗装の器具

  　小学生の頃からプラモデルを作っていた。最近でも年に１個くらいのペースで作る。主にF1や自分の乗っている車だが、最近飛行機のキットを買った。プラモデル製作の苦労の９９％は塗装で、飛行機は特に難しい。これまで缶スプレーの塗料でやってきたが、これには限界がある。スプレーは開けたてでは圧が強すぎ、終わりは圧が足りなくて大きなしずくが飛ぶ。また飛行機のプラモデルに使うすべての色がスプレーで用意されているわけではない。飛行機はうまくいかないことが多かったので、今回エアブラシのような器具を買うことにした。　こういう遊びの道具の購入では数限りない失敗をしてきた。安物を買って不具合があり高いものを買い直すというパターンだ。このとき、最初に買った安物は完全な無駄となる。高いものは安物の性能を完全にカバーするため、安物に出番はない。安物は中古でも値がつかない。一番安いエアブラシを買おうとしたとき、そのことを思い出した。慎重に考えよう。

  2013.08.17

  コメント(0)

• タイヤのホイールナット

  　昔、車がパンクした時スペアタイヤに交換しようとしたら車載工具ではホイールナットが回らずに苦労したことがある。工場でインパクトレンチで締められたのだ。それ以来、自分で締めるようにしている。　アルファロメオは冬はスタッドレスタイヤに付け替える。雪道に出かける趣味はないが東京往復の際に雪に合うことがあるからそれに備えている。12月と3月に自分でタイヤを付け替えている。去年の春、この時期にあわせて夏タイヤを新品に替えた。この時はタイヤを買った店で装着してもらったから工場でホイールナットを締められた。去年の冬、冬タイヤに交換しようとしたら、ホイールナットはクロスレンチて何とかはずれた。しかし、固定用のピンが抜けなかった。アルファロメオ156はハブから1本固定用のピンが出ていて、冬タイヤ用のホイールを付けるときにはこれを抜かなければならない。これの締付けトルクが大きすぎて、私のレンチでは抜けず、結局店に持って行って交換させるはめになった。工賃まで取られた。　今回夏タイヤに交換したが 、前輪のホイールナットの締付けトルクが大きい。クロスレンチで渾身の力を込めても回らない。工作室を見回したら、自転車のヘッドパーツを圧入するときに使った塩ビパイプの残りがあった。これをクロスレンチにはめて、ようやく回った。　これからは他人の手を介入させないから、調子よくタイヤ交換ができるようになる。

  2013.04.02

  コメント(0)

• 冬タイヤ

  　アルファロメオのタイヤを冬タイヤに交換する時期が来た。わが家の近辺はめったに雪が積もることがないので、日常生活では冬タイヤは不要だ。スポーツカーの方は冬タイヤを用意したことはない。アルファロメオは東京へ出かけることが多く、それに備えているのだ。去年の冬は東名が箱根の当たりで雪で通行止めになり、一般道の雪道を走った。今年も東京に行くから交換しておかなければならない。　アルファロメ156に乗るようになってから10年を越えるが冬タイヤへの交換は自分でやってきた。昨日交換作業を始めたのだが、だめだった。この車はハブから位置決めのピンが出ている。純正ホイールの時はこのピンを装着するが、冬タイヤは社外品のホイールでこのピンは抜かなければ装着できない。このピンは12ミリのスパナで簡単に脱着できる。今回ジャッキアップして車輪を外し、このピンを抜こうとしたら固くて抜けない。　今年の春夏タイヤを買い換えたのだが、その時の作業者が強いトルクで締めていたのだ。私は長い柄のトルクレンチを持っていないから緩められなかった。　やむを得ずガソリンスタンドにタイヤを4本積んででかけ、交換してもらうことになった。来春夏タイヤに交換するときはピンを自分で装着することになるから、次からは大丈夫だろう。

  2012.12.17

  コメント(0)

• 豚ばら肉の豆鼓蒸し

  　これまで作ったことのない料理を作るきっかけは、料理本をめくっていて作ってみたい記事に当たるというのがあるが、外食で食べて美味しかったので再現したいというのもある。　中華料理店で「スペアリブの豆鼓蒸し」を食べて美味しかったので、カミさんが何度か再現しようとした。それなりに美味しく出来るのだがもう一つ味がしみていない。様々なレシピを参考に改良を試みた。　スペアリブを使っても良いのだが、骨がない方が食べやすい。スペアリブ-肋骨＝バラ肉（三枚肉）なので、今回はバラ肉を使うことにした。もちろん骨から旨みが出るというメリットはあるが、スペアリブは食べられない骨を含むのに割高だ。今回は息子も食べるというので量を必要とする。　まずつけ汁を作る。豆鼓、ショウガのミジン切り、にんにくのみじん切り、ネギのみじん切り、醤油、オイスターソース、酒、ごま油、砂糖、塩、というところ。バラ肉のブロックを箸で食べられる大きさに切り分ける。沸騰したお湯で５分ほど下茹でをする。少し血液と脂肪を落とすことと、つけ汁が染み込みやすくなることを狙ってのことだ。お湯から出した肉をすぐにつけ汁に漬ける。温度が冷める時に味がしみるという言い伝えがある。肉を壊さないように気をつけながら、漬け汁を肉に絡ませる。２時間ほど浸けたが、２０分に一度くらいは漬け汁をかけまわす。　鍋に水を深さ4cmくらいはり、漬け汁と肉が入った容器（どんぶり）を鍋に入れ、鍋の蓋を手ぬぐいで包んで火にかける。蒸し器を使っても良いのだが、台所の取り出しにくいところにしまってあるので鍋で蒸した。３５分ほど。　パクチー（香菜）をちぎってかけてできあがり。なかなか美味しくできた。漬け汁は蒸した時に脂と湯が加わって、美味しい汁になっている。息子はこれにご飯を入れて食べていた。

  2012.10.29

  コメント(0)

• 鶏レバーのバルサミコ酢炒め

  　夕飯を作った。下の息子が食べるというから久しぶりに「生鮭とゆで卵のクリームコロッケ」を作ったが、買い物をしている時に鶏レバーを食べたいという気がした。こういう気持ちは身体からの要求である可能性があるので、素直に従って小さなパックを買った。　メインがコロッケなので、レバニラ炒めだと合わないし夕食の量として多すぎる。残して酒の肴とか翌日にも食べられる料理が良い。そこで、ジャガイモとゴボウと合わせてバルサミコ酢で味付けするというものを作ってみた。　メークインを茹でで皮をむき、冷めてから乱切りにする。ゴボウは鉛筆の半分くらいの太さに削ぎ切りにして水につけておく。鶏レバーは心臓を外し氷を入れた塩水に漬けてから水を切り適当な大きさに刻む。塩コショウをする。フライパンにオリーブオイルを入れジャガイモに焼き目をつける。取り出しボウルに入れておく。そのフライパンでレバーを炒め、だいたい火が通ったらゴボウを入れ、さらに炒める。フライパンにジャガイモを戻し、バルサミコ酢を適当にふりかける。塩コショウで味をつける。　適当に作ってみたが冷めても美味しい料理ができた。外しておいた鶏の心臓はミネストローネに入れて食べた。どうも鶏のレバーと心臓を同じ料理で食べるのは合わないと思う。面倒でも別料理にする方が好きだ。

  2012.10.15

  コメント(0)

• 部品の選定

  　スポーツ自転車は面白いもので、規格化された部品を交換することができる。今回はロードレーサーの変速機を電動シフトに交換してみる。　シマノのロードレーサー用の電動シフトにはデュラエースとアルテグラがあり、値段は倍ぐらい（デュラエースで20万円、アルテグラで10万円）違う。今回使うフレームはもともとカミさんの体型に合わせてあるし、素材もタンゲの2番という普及品だ。自転車は全体のバランスが悪いと良くないので、フレームのグレードに合わせてアルテグラにする。これがメインの自転車であるチネリのフレームだったらデュラエースがふさわしい。　この電動シフトのセットに含まれるのは、STIレバー（左右のブレーキレバーに変速スイッチが組み込まれたもの）、前後のディレイラー（変速機）、バッテリーとその充電器、コード、ワイアー類だ。この他に、後ハブ、10段のスプロケット（後ろの歯車）、クランクとBB（クランクの中心のベアリング軸）、チェーンが必要だ。　ハブとクランク、BBはアルテグラにしたが、スプロケットとチェーンは上等のデュラエースにした。このへんはたぶん、乗った時に差を感じる部分だ。　電動シフトの電気ケーブルをフレームの外側に貼り付けるやり方と、フレームのチューブに穴を開けて中を通すやり方があり、部品が多少違う。前者を外装式、後者を内装式とよぶが、外装式は見苦しい。断固内装式にしたい。自分で電動ドリルでフレームに穴を開ける。STIからブレーキケーブルと電動シフトの電気ケーブルを出すが、これもドロップハンドルに穴を開けて中を通す。だから今回の改造は金属加工も入る楽しいものになる。

  2012.09.26

  コメント(0)

• 鶏レバーのパテ

  　鶏レバーのパテを作った。時々無性に食べたくなるのだが、二人暮らしには分量が多すぎるのでこのところ作っていなかった。食べたいという人が現れたので久しぶりに作った。レシピは西川治氏の「MOTSU」という本のものをベースにしている。　庭に生えているローズマリーをサラダ油で炒めて香りを移し、この油で玉葱のみじん切りを炒める。冷たい塩水にさらした鶏レバーを、スーパーマーケットの牛肉売り場に無料で置いていある牛脂で炒める。レバーに白ワインを加えてスピードカッターにかけ、生クリームを加える。鳥のひき肉を牛脂で炒める。全部を混ぜて塩コショウをして型に入れ冷蔵庫で冷やす。クラッカーや薄切りのハードトーストに載せて食べる。家族やお客にも好評だ。　鶏レバーを買うと心臓も入っている。パテには心臓が入らないほうが良いと思う。食感がやや異質だ。そこで今回は心臓を取り除いてパテを作った。残った心臓は別料理にする。鳥の心臓だけというと、タレを付けて焼き鳥というのが最も簡単だが、それだと串で二本にしかならない。いろいろレシピ本を見ていて思いついたのが豆鼓を使うものだ。　鶏の心臓を薄切りにして下味（醤油、酒、砂糖）をつけ、片栗粉をまぶして湯通ししておく。鍋に油を入れニンニクと生姜のみじん切りを炒め、豆鼓、コチジャンを加え、ネギ、ピーマン、オクラのぶつ切りを炒める。中華スープをちょっと入れ、醤油と酒を入れ、湯通しした心臓を加え、水溶き片栗粉でとろみを付ける。　こちらも美味しかった。

  2012.09.09

  コメント(0)

• 週刊 蒸気機関車 D51を作る

   　姉が処分に困っていたのが、作りかけの蒸気機関車の模型だ。最近よくある雑誌形式で毎週部品と書物のセットが書店に並び、順番に作っていくタイプだ。80cmくらいの全長のD51型蒸気機関車を作る。全部で100号（100週＝約２年）買うと部品が全部揃う。これが30号分くらい届いていて、一部は作りかけている。なくなった直後に姉が定期購読を止めたので、これ以後はないが、開封していない号が１０号以上ある。　義兄は末期がんで亡くなった。もちろん、発病の最初から告知されていた。３人いる息子の２番めは消化器外科の医師で、長男はサラリーマンを辞めて医学部に入り直し６年生だ。自分のがんの進行、予後は充分にわかっていた。それでも死ぬ半年前にこれから２年届き続ける模型を注文した。たぶん、希望を持ちたかったのではなかったのか？　作りかけの工作を見るとかなり下手くそだ。真鍮の部品をエポキシ系接着剤で貼り付けている。私ならハンダ付けするだろう。金属模型を作る醍醐味は半田付け、ろう付け、溶接にあるだろう。仕事が好きな男で、がんが見つかってからも仕事をしていた。何度も受けた手術の合間にも仕事をし、病室にPCを持ち込んで仕事を続けていた。その合間にやった工作だからしかたがない。　一応すべてもらってきたが、残りを買って作る気にはならない。日本の蒸気機関車はあまり趣味でない。また、走らないしライブスティームでもない。1/24とあるが、レール幅はGゲージの45mmに合いそうだ。車輪はGゲージの車両をスクラッチで作る時に使えるかもしれない。

  2012.08.03

  コメント(0)

• Nゲージをもらってくる

  　姉は別に家があるが、義兄の最後の職場の近くの神奈川県に住んでいる。そこに義兄が最近買い集めたNゲージがあるので、とりあえずそれを取りに行く事にした。　帰りが大荷物になるのはわかっているから当然車で行く。普通ならアルファロメオだが、コペンで行くことにした。コペンが長距離ドライブに使えるかどうかを試してみたい。大荷物と言ってもたかがNゲージだ。コペンに入るだろう。　姉の家は東名高速の秦野中井インターの近くだ。東京に比べるとだいぶ近く感じる。昼前に着いて一緒にレストランで昼食を食べてから、鉄道模型を見る。日本の蒸気機関車を主体にした車両が３０ほどと、レールのセットが２個などだが、レイアウト用の30cmX90cm台が４個ある。固定のレイアウトをつ作る計画だったのだ。　これを我が家に持って帰って活用するかどうかはこれから考えて見ることにして、とりあえず、姉の窮状を救うために、すべてコペンに積んで帰ることにした。レイアウト用の台はなんとか助手席に積み込むことができた。

  2012.08.02

  コメント(0)

• 学校の工作の成績

  　本は買って読むべきだと主張する人もいるが、私は図書館で済む本は借りて読む。全部買って全部捨てないという人は、本置き場を確保するために不動産まで買うハメになる。　図書館でも本屋でも、偶然目にとまって読んだら面白かったということがある。そんな本から新たな道楽が始まったりする。　今回図書館でたまたま見つけたのは「プロフェッショナルな修理」足立紀尚　著　中央公論新社　という本で、なかなかおもしろい。ピアノのリビルトの話を読もうと思って借りたのだが、その中の「スーツケース」と「鞄」の修理の章が面白い。　チェロのハードケースの取っ手だの底面の鋲だのが壊れたのを自分で修理するのは難しい。鞄類と同じでどこで修理してもらえるのか途方に暮れることも多い。この本によるとメーカーを問わず修理してくれる会社が神戸にあるという。修理職人が一つ一つの鞄（楽器ケースもOKだそうだ）の破損状態を見て工夫をこらして修理する。職人も、同じ物を分業で作る新品の工場で働くより毎回が新しい工夫の要る修理のほうが面白いと思うらしい。チェロなどの修理を見ていても同じ事を感じる。　この工場の職人は、経験者でなく若い未経験な素人を採用して社内で教育して育てているらしい。採用の条件は学校の時の工作の通知表が５だったことだそうだ。これには感じ入った。確かに工作で５を取る人は普通にはない才能を持っている。

  2012.07.29

  コメント(0)

• 

  砥石がたくさん

  　スクロール（渦巻き）を彫っていると丸ノミが消耗して切れなくなるから砥がなければならない。砥石箱を出してみるとたくさんある。高い天然砥石はなく、全部人造砥石だが、荒砥、中砥、仕上砥が必要だし、内丸ノミのためのカーブつきもある。研ぐのが上手な人は、刃物を研ぎながら砥石の平面も維持するときくが、私にはできないから、平カンナや平ノミを研ぐ中砥は2枚セットにして、砥石同士をすりあわせて平面を出している。　上の金具は、平カンナの刃を固定して研ぐための道具だ。大きな刃をまっ平らに研ぐには便利だ。左上のジグは洋カンナの刃角を決めるためのものだ。この他に電動の回転砥石とグラインダーも使う。 　木工は刃が切れなければ話にならない。下手でも何とか研がなければならないから道具も増える。

  2012.07.09

  コメント(0)

• 塩鮭のスパゲティ

  　昼食にスパゲティをよく作る。最近気に入っているのが塩鮭のスパゲティだ。もともと鮭が好きだし、養殖技術の進歩のおかげか鮭はかなり安価な食材だ。特に鮭の皮は大好物で、鮭の皮を残す人を見ると頭がオカシイのではないか、とさえ思う。水戸光圀公も塩鮭の皮を偏愛していたらしい。　塩鮭（甘塩）の切り身を使う。３人に２切れくらいで充分だ。ハラスの部分（一番脂が乗っている腹身）を売っている時はこちらを選ぶ。テフロンのフライパンにオリーブオイルを軽く塗り、塩鮭を皮側から焼く。途中でひっくり返し蓋をして火を通す。焼きあがった鮭から皮を剥がし、骨を外す。皮はもう一度ぱりぱりに焼く。身と接していた側をよく焼く。皮を１ｃｍくらいの長さに切っておく。身を大雑把にほぐしておく。　玉ねぎをスライスし、塩鮭を焼いたフライパンで炒める。脂がのっている鮭ならばフライパンにたっぷり脂が出ているから油を足さなくてもOKだろう。足りなかったらオリーブオイルを足す。火を止めておいてスパゲティを茹で始める。あと５分で茹だるくらいのタイミングで玉ねぎを炒めているフライパンに鮭の身と皮をもどし火にかける。牛乳を適当に加える。好みのゆるさまでスパゲティの茹で汁を加える。味見をして足りなければ塩を足す。普通、塩鮭から出る塩で調度良いはず。胡椒をひいてかける。　スパゲティが茹だったら皿に分け、ソースをかけ、粉チーズをかけて食べる。

  2011.12.05

  コメント(0)

• 世代を超えた改良の蓄積

  　模型用の2ストロークエンジンを分解してみると、こんな少数の部品、こんな単純な作りで、あれだけのパワーが出せることに驚かされる。燃料の気化、空気と混ぜて圧縮、着火を適切に行えば爆発し動力が取り出せるという原理がわかって、初期の試作機が作られてから、ここまで来るのにどれだけの改良が行われたかと思う。ヒトは、自分の発明を次の世代に残す手段である言語を持っているから、知識は世代を超えて残り改良を蓄積できる。　弦楽器の制作もそういう世代を超えた改良の蓄積によってここまで来たのだと思う。糸を弾けば音が出ることに気づいてから今日のチェロが完成されるまでの進化は、ある種の可燃物に火をつけると爆発することに気づいてから今日の自動車のエンジンができるまでの進化と同じような過程を経てきたのだろう。

  2011.09.24

  コメント(0)

全272件 (272件中 151-200件目)

< 1 2 3 4 5 6 >