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「ねぇねぇぼてぽて、極楽浄土ってどんなとこでちゅかねぇ」

そりゃもう、美しい景色だっていうよね?

「じゃ、そんな極楽浄土に行ってみるでちゅか?」

え??だって極楽浄土ってあの世・・・。

「実はこの世にも極楽浄土があるんでちゅよ」

この世に極楽浄土!?!?

「じゃあ、本当にあるかどうか確かめてみるでちゅよ!」

 

と、なるがまたありえないことを言うので、言われるがまま入観料500円を納めて入場してみました。

 


 



「これがご本堂でちゅよ」

大きなご本堂だけど、まだ新しいのかな?

「そうなんでちゅよ。平安様式の建物なんでちゅけど平成元年に建立されたんだそうでちゅ」

まだ30年余りの建物なんだね?

「そうでちゅね。こちらもご本尊様は薬師如来様だそうでちゅよ」

平泉は薬師様への信仰が厚いのかな?
っていうか、これが極楽浄土の入口ですか?
「そうでちゅよ。ここでお参りしたらいよいよ極楽浄土へご案内するでちゅよ!」

 

 






「どうでちゅか!?この景色!」

すごい!!何ですかこの景色!

「これが平泉が誇るこの世の極楽浄土でちゅよ!」

これはすばらしい!!

本当に極楽浄土ってこういう感じなのかもって思わせる雰囲気だね!

「ここは毛越寺というお寺の”大泉が池”という池でしゅよ」

もうつうじ?

「そうでちゅ。池は東西が約180メートル、南北で約90メートルある大きな池でちゅ」

うん、すごく大きいね。

でも全然波もたたずに、しかも雲も映るほどの美しさだね。

「この美しさがこの世の極楽浄土と言われる所以なんでちゅね」

なるほど。それは納得だね。

「それではこの毛越寺がどんなお寺さんなのか、見に行くでちゅか?」

うん!見てみたい!

 





6月中旬から7月中旬まではこの花菖蒲園には3003万株のあやめが咲くんだそうでちゅよ」

この時は620日だったからちょうど咲き始めだったんだね?

「そうでちゅね。とってもキレイでちゅね~!」

この毛越寺の雰囲気によく合うお花だね!








綺麗なお庭~!

「違うでちゅよ。昔むかしはここには豪華絢爛な建物が立っていたそうでちゅよ」

え!?そうなの?

「では、ここで毛越寺の歴史をお勉強するでちゅ」

はい、お願いします!

「毛越寺は慈覚大師様が850年に開山されたんだそうでちゅ」

とっても古いんだね。

「そうでちゅね。慈覚大師様が東北を巡っているときに、この土地で一匹の白い鹿に出会ったそうでちゅ。その鹿は地面に毛を落としていて、その毛をたどっていくとその先に白い鹿はうずくまっていたんだそうでちゅ。慈覚大師様が近づいていくと鹿は姿を消し、その代わりに老婆が現れ、この場所にお堂を建てて霊場にしろといったそうでちゅ」

その老婆って・・・。

「慈覚大師はこの老人が薬師如来の化身と感じてお堂を建立して、嘉祥寺と名付け、これが毛越寺の始まりとされているそうでちゅ」

いろんなお寺を見てきたけど、どこのお寺もこういったいわれがあるよね。

「そうでちゅね。この毛越寺のお話は白鹿伝説といわれているんだそうでちゅよ。この芝生の横に嘉祥寺はあったそうでちゅけど、今はなくなっているんでちゅよ」

 

 



「ここは講堂跡でちゅ」

全く残ってないんだね。

「そうでちゅね。この毛越寺はかの有名な奥州平泉を納めていた藤原氏三代が多くの建物を造営したんだそうでちゅ」

源義経をかばってくれた奥州藤原氏!

絶大な権力を持っていたんだよね?

「そうでちゅね。その藤原氏、豪華絢爛な極楽浄土を目指し、この毛越寺を大規模なお寺さんとするためにスポンサーになったそうでちゅけど、藤原氏滅亡とともに度重なる災難に見舞われ、その建物たちも焼失していったんだそうでちゅ」

それはすごく残念だね。見てみたかったな・・・。

 

 


 



「わかるでちゅか?建物の基礎部分がこうして残っているんでちゅよ」

うん!それを見るだけで、いかに大きな建物が建っていたかがわかるね!

「そうでちゅね。ここには極楽浄土を模した建物が建っていたということでちゅから、もしかしたら平等院鳳凰堂のような建物があったのかもしれないでちゅね!」

想像するのも楽しいよね!

でもやっぱり見てみたかったなぁ。

 







あら、素敵な小川。

「違うでちゅよ。これは鑓水っていうんでちゅ」

やりみず?なんです?

「実はこの鑓水、平安時代唯一の遺構で、全国的にも極めて珍しいものなんだそうでちゅよ!」

そうなの!?

平安時代からあるものなの!?

「そうみたいでちゅね。よく見ると、曲がりくねる水路の流れに、水切り、水越し、水分けなどの石組が配されているんだそうでちゅよ」

う~ん。よくわからないけど、あれがそうなんだろか・・・。

「この鑓水では毎年新緑の季節に“曲水の宴!が開催されて、平安の雅な情景が作り出されるんだそうでちゅよ」

へ~!

 

 






「鑓水の向こうに見えるのは常行堂だそうでちゅ。1732年に仙台藩主の伊達吉村公の武運長久を願って再建されたんだそうでちゅよ」

当時は戦乱の世だったからね。

「ご本尊様は阿弥陀如来様だそうでちゅよ。33年に一度ご開帳されるんだそうでちゅよ」

へ~!次のご開帳はいつなんだろう。

2033年でちゅよ!」

よし!その時まで元気でいられるように頑張ろう!

 

 






「ちなみにご開帳には何万人の人が訪れるんだそうでちゅよ」

そうだよね。だってご開帳だもんね。

「毛越寺の秘仏でちゅからね。会えるといいでちゅね!」

うん!また是非ここにきて、仏様にも会いたいな!
それにしてもなんて趣のあるお堂なんでしょう・・・。
「カラフルで豪華なお堂もいいでちゅけど、こうした地味なお堂も厳かでいいでちゅよね!」

 

 

 




「なんだかとっても和む仏様でちゅね・・・」

本当だね。

穏やかなお顔を見ていると、なんだかこっちもほっとしちゃうね。

「キレイなお庭を見て、優しいお顔の仏様を見て、ほっとすることがパワー充電なのかもしれないでちゅね!」

いいこというね、なる!

まさにその通りだね!

 

 





「こうやってお堂の跡がたくさんあるってことは、毛越寺にはたくさんの建物が建っていたという証拠でちゅね」

そうだね。

ここもその跡の一つだね?

「そうでちゅね。広い敷地内にはたくさんの緑があるんでちゅけど、緑や自然に溶け込むように建物が建っていたのかなって思いながらお堂の跡を眺めるのもなかなか面白いでちゅよ」

想像力が試されるね(^^;

 






「毛越寺には一年を通じてたくさんの行事があるんでちゅけど、普段から写経や座禅もできるんだそうでちゅよ」

美しいお庭を見て、心静かに写経をするのもいいかもしれないね!

「そうでちゅね。ベンチもたくさんあるから、歩き疲れたらベンチに座って風を感じながら、藤原氏が作った極楽浄土を見るのもいいでちゅよ?」

それ最高!

もう少しここから極楽浄土を眺めてから帰ろう。

 

 

美しい池を見ると、本当にそこが極楽浄土のような気がするほど素晴らしい庭園。

静かで、とてもすがすがしいです。

いつまででもそこで眺めていたくなるほど絶景な毛越寺の庭園、写真で見るより何倍も美しい、素晴らしい景色ですよ!

 

 

 

天台宗 別格本山 毛越寺 HP → http://www.motsuji.or.jp/index.html






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Last updated  2018.09.23 14:04:35
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