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2018.09.20
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「平泉は世界遺産がたくさんある町だけど、ここは知る人ぞ知るパワースポットとして密かに人気の場所なんだそうだべ」

そうなの?

とっても古そうな鳥居だね?

「それもそのはずだべ。この鳥居は江戸時代末期に建立されたそうだべ」

そりゃ古いね!

「その向こうにあるのが二の鳥居で、こちらは昭和30年に失われたけど平成10年に再建されたんだそうだべ」

へ~、そうなんだ。

なんだか歴史あるところっぽいけど、お寺さん?

でも鳥居があるから神社かな?

「神社でもありお寺でもあるんだべ」

え??どういうこと?

「とにかく拝観料300円払ってお参りするべ」

う、うん。

 

 

しらすに促されるまま、拝観料を300円を納めて鳥居をくぐります。

人もいないし、なんだかとっても厳か、というか、不思議な雰囲気であります。

 

 

 

 

「これは三の鳥居。明治初期に建立されたんだそうだべ」

普通の二本足の鳥居と違って、厳島神社の鳥居と同じ6本足だね!

「いわれてみればそうだべ」

でもさ、鳥居を一つくぐるたびに、なんだかとっても空気が澄んでくる気がするのは・・・、気のせい?

「それはどうだべか(^^)」

っていうか、ここはどこなの?

「いうのを忘れていたべ。ここは達谷毘沙門堂っていうところだべ」

たっこくびしゃもんどう?

毘沙門堂、っていうくらいだから、戦いの神様、毘沙門様がおまつりしてあるのかな?

「その通りだべ。でもそのお祭りされている場所がすごいんだべ」

そうなんだ。

 

 

 

 



「まずは弁天様にご挨拶だべ」

ここにも弁天様はいらっしゃるんだね?

「そのようだべ。この弁天島は殺生禁止だそうだべ。蚊も殺してはいけねぇべ」

虫よけしてきたから大丈夫だと思うよ(^^)

 

 

 

 



「ここの弁天様、金運アップにご利益があるんだそうだべ」

白ヘビさんだ。

なんだかご利益がありそうだぞ。

「絵馬を書いて、奉納するべ」

そうだね(^^)

せっかくここまできたんだから、しっかりお願いしていこうね!

「ちなみにこの弁天様、縁切のご利益もあるそうだべ」

今のところ切りたいご縁はないから大丈夫です(^^;

 

 

 

 



「さあぼてぽて、これが達谷毘沙門堂だべ」

うわっ!岩が乗っかってる!

「違うべ!岩にお堂が食い込んでるんだべ!」

え!?そういうことなの!?

「実はこのお堂、さかのぼること1,200年前・・・」

そんな昔!?

「この土地に悪路王っていう悪い奴がいて、人さらいをしたり横暴なふるまいをしてこの土地の人たちを苦しめていたんだそうだべ」

うんうん。

「誰もこの悪路王を抑えることが出来ずに困っている所、当時の天皇の桓武天皇が坂上田村麻呂を征夷大将軍として任命して悪路王たちを征伐する勅令を下したんだそうだべ」

それで?

「征伐は大変困難だったそうだけど、坂上田村麻呂はこの石窟にこもる悪路王をついに退治したんだそうだべ」

この石窟って、もしかしてこのお堂の後ろの岩屋のこと?

「そうだべ。坂上田村麻呂は、悪路王を退治できたのは毘沙門天のご加護のおかげだと思って、悪路王がこもっていたこの石窟にお堂を立て、感謝の気持ちとして108体の毘沙門天をおまつりしたんだそうだべ」

へ~~~!そういうお堂なんだね!

「ちなみに征夷大将軍の夷って、なんだと思うべか?」

それ、前から気になってたの。何を指してるの?

「昔は朝廷の人たちは東北地方のことを蝦夷(えぞ)って呼んだそうだべ。蝦夷の悪い人を征伐する、ってことで、その総大将を征夷大将軍って呼んだんだそうだべ」

へ~~!そうなんだ(^^)

つまり坂上田村麻呂さんはきっちりお役を務めたってことだね?

「そうだべ。毘沙門天さんのおかげで、悪い奴らを退治できたんだべ!」

 

 

 

お堂の中は撮影禁止です。

石に囲まれたお堂はとてもひんやりして、厳かな雰囲気でした。

石の天井に食い込むかのように作られたお堂の迫力に、言葉を失うようでした。

そして、このお堂の何がすごいって、パワーが・・・。

まるで顔面にぶつかってくるかのような、見えないパワーを感じるようでした。

いやぁ、すごいです、ここ。

 

現在のお堂は5代目だそうで、お堂の中には様々な時代の毘沙門天が30代並んでいるんだそうです。

 

 

 

 

 

 

 

なんでこんなに足場が高いんだろう?

「坂上田村麻呂さんはこのお堂を京都の清水寺に似せて作ったんだそうだべ」

そうなんだ、だから足場が高いんだね。

「この下には、落ち武者が身を隠したとされていて、この場所で心を入れ替えたということで“再生の場所”とも言われているんだそうだべ」

ここで風雨をしのいだってことなんだね・・・。

「そういうことだべ。毘沙門天さんのご加護があったんだべなぁ・・・」

 

 

 

 

 

 

「毘沙門堂の隣には大きな石仏があるんだべ」

本当だ!すごく大きい!

「仏様の高さは16.5メートル、陸奥守だった源義家が弓矢の弦をかける部分で彫ったものだといわれているべ」

すごいもので彫ったもんだ。

「戦でなくなった敵味方の霊を供養するために彫ったんだそうだけど、明治29年に胸から下が崩落してなくなってしまったから“岩面大仏”と呼ばれているんだそうだべ」

へ~!

平泉は戦がたくさんあった場所だから、きっとたくさんの亡くなった人たちがこの仏様に癒されてることだろうね。

 

 

 

 

 

 

「実はこの達谷毘沙門堂は達谷西光寺っていうお寺の境内にあるんだべ」

あ、そうなんだ。

ということは、やっぱりお寺さんなの。

「達谷毘沙門堂がある場所はお寺さんとは違う区画にあるんだべ」

へ~。敷地の中でエリアがわかれてるってことかな?

「そういうことだべ。ここは達谷西光寺の一部“姫待不動尊”っていうんだそうだべ」

なに?ここでお姫様が来るのを待ってたの?

「違うべ。その逆だべ。お姫様が悪路王にここに閉じ込められていたんだべ」

えっ!かわいそう・・・。

「お姫様を閉じ込めるだけじゃなく、黒髪を切ったりして、やりたい放題だったんだべ」

ほんとう、悪いヤツ!

退治してもらって本当によかったね!

 

 

 

 

 

「ここは金堂といって、いちばん最初に建てられたのはなんと802年だそうだべ」

すごい古いんだね!!

「でもそのあとに火事にあったり取り壊されたりして、現在の建物は平成8年に完成したんだそうだべ」

めちゃくちゃ新しいのね(^^;

「ご本尊様は薬師如来様だそうだべ」

ではしっかりお参りしないとね・・・。

「ぼてぽて!!!」

な、なに!?

「実は金堂の裏にご本堂があったそうだけど、写真を撮るのを忘れたべ!」

え!?なんですって!!

「あまりに小さいからまさかこれが本堂だって思わなかったんだべ!!」

なんて失礼な・・・。

でもぼてぽてもご本堂に気が付かなかったよ(^^;

 

 

 

肝心なご本堂にお参りをしなかったという失態をおかしたぼてぽてとしらす。

でも、そのくらい達谷毘沙門堂の存在感がすごいんですよ!!

三の鳥居をくぐった瞬間、結界に入ったのがわかるような、そんな空気を感じました。

さすが軍神、毘沙門天がお祀りされているだけあって、他の神社やお寺で感じるものとはあからさまに違うパワーを感じました。

 

こちらには最強のお札も売っているのですが、一目見て気に入ったぼてぽてのお友達が購入したのですが、実はこのお札を手に入れてからというもの・・・。

お友達には今まで起こらなかったような、うれしい出来事がたくさん起こっているそうですよ!

もしかしたらこのお札のパワーかもしれませんね!

 

人が少なく静かな割には圧倒的な存在感とパワーを持つ達谷毘沙門堂、本当に本当に最強の穴場スポットですよ!

 

 

達谷西光寺HP → http://www.iwayabetto.com/mysite1/top.html






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Last updated  2018.09.20 18:30:13
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